みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

台風あれこれ

2005年09月03日 | 言葉のトリビア
アメリカのハリケーン「カトリーナ」、どうしてこんな大変なことになってしまったんだろう?とニュースを見つつ、台風についてのかねてからの疑問を、いろいろ調べてみる。

<世界の台風>
台風の語源はやはりタイフーンなんだろうな?と思いつつ、どうもはっきりしない。卵と鶏みたい。ただ、
 ・日本語の「台風」「颱風(たいふう)」
 ・台湾や中国福建省で激しい風のことを表す「大風(タイフーン)」
 ・アラビア語のぐるぐる回る意味の「tufan」
 ・ギリシャ神話の風の神「typhon(テュフォン)」
 ・英語の「typhoon」
みな、仲間だったのだ。世界は一つ。面白い。

<与謝野晶子の台風>
与謝野晶子の「台風と云ふ新語が面白い。」と書かれた随筆が目に止まり、ついつい読んでしまう。
さすがは与謝野晶子、言葉に対してとても進歩的。これを読む前は、「日本人なら「野分(のわき)を使うべし」などと書こうとしてたけど撤回。台風とは関係ないけれど、100年後、ロダンのように名を残すことになる現代の芸術家は誰なんだろう?と思ったりもする。

<アメリカの台風>
あと、目に止まったのが、なぜ、ハリケーンに女性の名前が付くのか?という疑問の答えが載っていたこのサイト
怖いものにガールフレンドの名前を付のは、アメリカ人気質の真骨頂か?
 (でも、そんなことを考えても、ガーシュインが上手く弾けるようにはならないよ。>そらみみ君)
ハリケーンの命名にも男女平等の波が押し寄せていたんですね。

台風あれこれ、おわり。
コメント (2)
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