「翼のはえた指」で、幾つか印象に残った話のつづき。
1.聴いただけで指使いが分かる
安川さんがパリ音楽院で学ばれていた頃、恩師ラザール・レヴィのレッスンの話。
「どの指がどんな音を出すかを完全に熟知していた師が、広い部屋の向こうで、全く生徒の指をみずに指使いを訂正」したとのこと。
演奏を聴いただけで指使いが分かるとは・・・・。一流の音楽を聴く耳って、そういうものなんですね。
2.ベーゼンドルファー
安川さんが好んで弾かれていたピアノがエラール(非常に軽いタッチで、カラッとしていて、それでいて腰がある)。
でも、残念ながら、今は会社がつぶれてガヴォーという会社がひきつぐものの、昔日の面影はない。その往年のエラールに一番近いのが、ベーゼンドルファーで、タッチで音色を変化させられる可能性があるとのこと。
ベーゼンドルファーのピアノ、一度、さわってみたい。
3.晩学ピアニスト
昭和前期に活躍したピアニスト、井口基成氏(中村紘子さんの師事した井口愛子女史の兄)は、ピアノの本格的スタートが16歳だったとのこと。「本格的」という言葉がとても気になるけれど、しかし、16歳スタートで日本を代表するピアニストとは!
これもびっくりする話でした。
1.聴いただけで指使いが分かる
安川さんがパリ音楽院で学ばれていた頃、恩師ラザール・レヴィのレッスンの話。
「どの指がどんな音を出すかを完全に熟知していた師が、広い部屋の向こうで、全く生徒の指をみずに指使いを訂正」したとのこと。
演奏を聴いただけで指使いが分かるとは・・・・。一流の音楽を聴く耳って、そういうものなんですね。
2.ベーゼンドルファー
安川さんが好んで弾かれていたピアノがエラール(非常に軽いタッチで、カラッとしていて、それでいて腰がある)。
でも、残念ながら、今は会社がつぶれてガヴォーという会社がひきつぐものの、昔日の面影はない。その往年のエラールに一番近いのが、ベーゼンドルファーで、タッチで音色を変化させられる可能性があるとのこと。
ベーゼンドルファーのピアノ、一度、さわってみたい。
3.晩学ピアニスト
昭和前期に活躍したピアニスト、井口基成氏(中村紘子さんの師事した井口愛子女史の兄)は、ピアノの本格的スタートが16歳だったとのこと。「本格的」という言葉がとても気になるけれど、しかし、16歳スタートで日本を代表するピアニストとは!
これもびっくりする話でした。