みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

夏も終わりで

2005年09月21日 | 俳句・短歌
蛸壺に 腰掛けてゐる 晩夏かな
(横浜市 海老名英樹)

一撃に ボクサー沈む 晩夏かな
(町田市 鈴木朗)

火達磨と なりて晩夏の 百日紅
(鹿児島市 尾辻敬弘)

先週放送のNHK俳句より。兼題は「晩夏」。もう晩夏も終わりだけど・・・。
「蛸壺」の句。静かな海辺の風景の絵が広がる。「蛸壺」の小道具がとても効いている。
先週の「手紙」でも、そうだけど、粋な小道具が使えるようになると、俳句が上達しそう。
コメント
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