みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

ライブハウス、我が意を得たり

2005年09月04日 | ライブ&コンサート
ここ最近、ライブハウスに行っていないのだけど、ライブハウスのどういうところが好きなのか?深く頷けるコラムがあったので、書き留めておこう。
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2005/09/03日経夕刊プロムナード「柵を越えてゆく人」(早坂類)より抜粋
わたしは「生き力」の強い人、雑念の多い人が好きである。雑念が多い人というのは、あれこれ無謀な事も試みながら、よく間違い、よく落とし穴にはまり、四苦八苦しながら生きている人のこと。生きにくい世界を真剣に生きている人は、皆、奇妙な格好で考えている、という意味の詩を、はるか昔に読んだことがあり、もうその詩のタイトルも忘れ果ててしまったけれど、わたしはよく、その詩のことを思い出す。
 かなり奇妙に見えても、本気でじっと何かを考えている人の姿には目を奪われる。それは怖く、美しい波動を発している。「何かよくわからないが、いいなぁ」と思う、そんな、よくわからないものの中に、思いがけがない失せ物が見つかったりする。
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自分のピアノについても、かなり、あてはまってる。「あれこれ無謀な事も試みながら、よく間違い、よく落とし穴にはまり、四苦八苦しながら」だもんな・・・。このエッセイの著者、早坂類さんは歌人とのこと。どんな歌を作られる方なのだろうか?
早坂類さんのホームページは、こちら。http://hayasakarui.com/
コメント
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