AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

まゆゆとユーフォニウム (ピーナッツ)

2010-06-07 12:07:50 | チームB
みなさんは、B4thオープニング曲『アイドルの夜明け』で、まゆゆが吹いていた楽器(ユーフォニウム)の事、ご存じでしょうか?そう、あのチューバの子供みたいなやつです。
実は、私、あの楽器を、25年程、吹いております。

だから、僕、まゆゆとは、"ユーフォニウム仲間"なんです。

最初は、"やった~!一緒だ!"って思ったし、もし、学生時代、あんな可愛い子に隣で吹かれたら、正直、演奏どころじゃないな…と妄想してしまっていたのですが、ふとした瞬間、まゆゆのある事が、心配になっている僕がいました。

今までに、まゆゆの吹奏楽経験が、あるのか?ないのか? 指導者が、そばにいるのか?いないのか? そんな情報もなかったけど、とりあえず、AKBモバイルのBBSコーナーに、かなりの長文で、せんえつながら、
"こういう事に注意してあげて下さい!"的な投稿を、取り急ぎ、したのです。
すると、それは、1行目の、"まゆゆ、頑張れ!僕も、ユーフォニウム仲間です"直後の核心部分が、ゴソッ!っと、抜け落ちたカタチで紹介されていました。

あのエラそうな投稿文が、チェックしている人(スタッフの人?)に伝わったのか?どうなのか? 正直、わかりませんが、とりあえず、吹奏楽の未経験者でも出来るチェックの仕方だけを記しておいたのです。

どうしても、どうしても、伝えたかった事・・・
実は、あの楽器の最も難しいのは、「持ち方」なんです。
まぁ、重さは、5キロぐらい…(ちょっとした鉄アレイのイメージです)、とりあえず、ステージ上の楽器の中では、ダントツに重いです。
しかし、問題は、そこじゃない。
あの楽器のやっかいなのは、"持ち方が特殊である"…ということです。
わかりやすく言うと、高校野球の優勝旗のレプリカを左手1本で持っている感覚です。
つまり、楽器の一部を左腰に軽くあて、左手を内側に絞りこむというか、ちょうど、相撲の、"おっつけ"みたいな感じで、楽器を支え、その不自然なカタチのまま、自身は、真っ直ぐに立つ。それが、あの楽器の持ち方の大基本なのです。
そして、まゆゆだけが、楽器を持った状態での全体の重心を、体の少し外側に作らなければならない。自分で、それを見つけなければ、ならないのです。プラス、構えると、左右非対称になる、あのいびつな形状…本当に難しい。
25年やっている僕でも、月に1度は、四方に人に立ってもらい、フォームチェックをしてもらう程です。
では、僕が、彼女の何を1番、心配していたか?というと・・・
それは、まゆゆの左腰です。
たぶん、まゆゆは、最初に、その大基本を教わっているはず。ただ、あの楽器の経験が浅い場合(特に、立奏の場合)には、近くで、チェックしてくれる人が必要なのです。
ほとんどの人は、そのしんどさに負けて、あの楽器を、左の骨盤の上に乗っけるようになります。楽だからです。
でも、実は、それが、最悪の結果の始まりで、左の骨盤の上に5キロの重さのものを乗せた人の姿勢は、必ず、(その人を後ろから見て)左にズレるというか、"くの字"に折れます。で、1度、楽を覚えた人は、さらに、楽を求めるようになります。次に、してしまうのが、右手に頼りながら、自身の体は、反った状態にして、なんとか、バランスを保とうとします。一時的には、めっちゃ、楽です。
でも、この状態を、長時間&長期間、続けていると、どこを痛めるのか?

ズバリ!左の腰の後ろ側です。

ピンポイントの鈍痛です。正直、立てないと思います。数ケ月は踊れないと思います。
僕は、それが、1番、怖かった。
だから、BBSに投稿してみました。

「スタッフさん、こうこうこういう理由で、楽器を持った状態のまゆゆを、時々、後ろから見てあげて下さい。もし、"くの字"に曲がっていたら、"まゆ、背中、曲がってんぞ~"…それで、充分ですから…って…。あと、もし、それを見つけたら、ちゃんと説明して、イチロー選手が、打席に入る前にする、あの股関節の準備運動…あれを、やらせてあげて下さい。それで、きっと、大事には至りませんから…。別に、病気じゃないけど、早期発見、早期対応ですから…って」 そんな事も書いたっけ…。

届いてるといいけど、別に、届いていなくても、まゆゆの腰を守ってくれるんだったら、何でもいいけど…。そう思っていたのです。
でも、どうやら、そんな僕の心配は、杞憂に過ぎなかったみたいです。
B4thの最初から、千秋楽まで、まゆゆのユーフォニウムを吹いている立ち姿を見ましたが、彼女、大基本が、1度も崩れる、というか…乱れることがなかった。

実は、僕、市内の中高生を教えたりもしているんだけど、大基本が、3年間、1度も崩れないのは、40~50人に1人ぐらい…。みんな、1度は、楽をするものなのです。
しかし、まゆゆは、それを、しなかった。
そして、そういう子が、結局、最後に、驚く程、伸びる。ビックリするぐらい、魅力的で、いい音を出すのです。

で、千秋楽…まゆゆのそんな姿を見ながら、こう思ってしまった。
学生時代、この子と全国を目指したかったなぁ…って。
たぶん、まゆゆは、自分が、それほど、知らない事に対しては、とりあえず、1回、全部、入れる事の出来る子だと思う。で、それを、のほほんとしてるように見えるけど、自分の中で、"これで いいのだ"と感じる部分があったら、それを、サラッ!っと続ける事の出来る子だと思う。

"人から見ると根気、まゆゆ本人からすると当然…"
これが、この子の1番いいところだと思う。僕の中では、"可愛い"とか、そういうのは、2番目の魅力になっちゃった。
『アイドルの夜明け』の中で、まゆゆのやっていたこと…実は、ユーフォニウム奏者としては、尊敬に値する事なのです。
これは、性格なのか?・・・とにかく、素晴らしい。
コメント (4)
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