AKBのブログなのに申し訳ない。実は6/13は渋谷C.C.レモンホールにBerryz工房のコンサートを観に行ってました。そこで目にした光景があまりにも面白かったので記事にします。
超満員のコンサートは、開場前や終演後には会場周辺に物凄い数のファンが溢れています。道端には非公式の生写真を売る業者もずらりと並びます。天下の往来ですから、通行人もその様子を興味深そうに見るわけです。で、様子を見て皆、口々にこう言うのです。
「おっ、見ろよ。凄いよ。これAKBだよ!」「やっぱAKBの人気って凄いんだなぁ!」 100人が100人ともAKBは凄い!って言いながら通り過ぎていきます。
社会現象になるってことは、こういうこと。本当はAKBなんて興味無い人まで話題に乗り遅れまいと俄知識を頭に詰め込む。その知識の中には「AKBの活動拠点は秋葉原」というのもきっとあるだろうに。でも溢れかえるファンや道端で売られているカワイイ女の子達の写真の数々を見て、単純に「おっ、AKBだ! 凄い現場に遭遇したよ!」って思っちゃうんでしょうね。
なかには道端で売られている写真を丹念に見る人もいる。そして気に入った娘の写真を指差して、「この娘いいね」「こっちの娘もカワイイよ」「うわぁ、この娘キレイだなぁ!」なんて言っている。ひととおり見終わると、「AKBの娘達って、みんなカワイイね」「人気が出るのもよくわかるよ」なんて言いながら立ち去っていく。でもアナタ方が指差してカワイイ、カワイイって連発してた娘は、清水佐紀だし熊井友理奈だし夏焼雅だ。AKBの娘はひとりもいない。
面白すぎて笑っちゃいました。そばにたくさんいるBerryzファン達も皆、その様子をただ微笑ましく見ていました。
ハロプロファンはAKBを目の敵にしている、なんて話をよく耳にしますが、この様子を見る限り、どうやらそうでもないみたい。これまでにも、真野ちゃんを見ても、スマイレージを見ても、ファンがAKBを敵視しているという印象は全く受けませんでした。私もハロプロを観るようになって日が浅いので、耳にしていたこととは違った現実に、ずっと、何でだろう?って考えていたのですが、最近なんとなくその理由がわかったような気がします。それはこういうこと。
ハロプロのアイドル達は、みんな大の仲良し。そこには競争もないし対決もない。もちろん序列もない。だから観ている側も常に心安らかでいられる。ファンの人達は、ハロプロが、つんくが見せてくれるものに安心し、全幅の信頼を寄せている。だからAKBが台頭し、社会現象になっても、大して気にならない。自分達が大切に思っているものは、そんなことでは揺るがないと知っているから余裕がある。そう私は感じました。私自身も、真野ちゃんを観て、Berryz工房を観て、AKBみたいに「つらい」って思ったことは一度もありません。
昔からコンセプト命の秋元康は、自らが作った「会いに行ける」コンセプトが可愛くて堪らないのでしょう。AKBの娘達より、たぶんコンセプトの方がずっと大事。見ていてそんな風に感じます。そして大所帯になってから導入した「競争・対決・序列」コンセプトも簡単には止めたくない。でも、こういうことに拘り続けることこそが秋元氏のアキレス腱なのだと私は思っています。
秋元氏は自分の手がけたアイドルひとりひとりを、人としてどこまで大切に扱っているのかな。アイドルという商品は人だから、モノみたいに扱っているといつかきっと痛い目に遭う。そうなって自分が苦しむのは自業自得。でもAKBの娘達まで苦しめたら私は許さない。
ししまる
超満員のコンサートは、開場前や終演後には会場周辺に物凄い数のファンが溢れています。道端には非公式の生写真を売る業者もずらりと並びます。天下の往来ですから、通行人もその様子を興味深そうに見るわけです。で、様子を見て皆、口々にこう言うのです。
「おっ、見ろよ。凄いよ。これAKBだよ!」「やっぱAKBの人気って凄いんだなぁ!」 100人が100人ともAKBは凄い!って言いながら通り過ぎていきます。
社会現象になるってことは、こういうこと。本当はAKBなんて興味無い人まで話題に乗り遅れまいと俄知識を頭に詰め込む。その知識の中には「AKBの活動拠点は秋葉原」というのもきっとあるだろうに。でも溢れかえるファンや道端で売られているカワイイ女の子達の写真の数々を見て、単純に「おっ、AKBだ! 凄い現場に遭遇したよ!」って思っちゃうんでしょうね。
なかには道端で売られている写真を丹念に見る人もいる。そして気に入った娘の写真を指差して、「この娘いいね」「こっちの娘もカワイイよ」「うわぁ、この娘キレイだなぁ!」なんて言っている。ひととおり見終わると、「AKBの娘達って、みんなカワイイね」「人気が出るのもよくわかるよ」なんて言いながら立ち去っていく。でもアナタ方が指差してカワイイ、カワイイって連発してた娘は、清水佐紀だし熊井友理奈だし夏焼雅だ。AKBの娘はひとりもいない。
面白すぎて笑っちゃいました。そばにたくさんいるBerryzファン達も皆、その様子をただ微笑ましく見ていました。
ハロプロファンはAKBを目の敵にしている、なんて話をよく耳にしますが、この様子を見る限り、どうやらそうでもないみたい。これまでにも、真野ちゃんを見ても、スマイレージを見ても、ファンがAKBを敵視しているという印象は全く受けませんでした。私もハロプロを観るようになって日が浅いので、耳にしていたこととは違った現実に、ずっと、何でだろう?って考えていたのですが、最近なんとなくその理由がわかったような気がします。それはこういうこと。
ハロプロのアイドル達は、みんな大の仲良し。そこには競争もないし対決もない。もちろん序列もない。だから観ている側も常に心安らかでいられる。ファンの人達は、ハロプロが、つんくが見せてくれるものに安心し、全幅の信頼を寄せている。だからAKBが台頭し、社会現象になっても、大して気にならない。自分達が大切に思っているものは、そんなことでは揺るがないと知っているから余裕がある。そう私は感じました。私自身も、真野ちゃんを観て、Berryz工房を観て、AKBみたいに「つらい」って思ったことは一度もありません。
昔からコンセプト命の秋元康は、自らが作った「会いに行ける」コンセプトが可愛くて堪らないのでしょう。AKBの娘達より、たぶんコンセプトの方がずっと大事。見ていてそんな風に感じます。そして大所帯になってから導入した「競争・対決・序列」コンセプトも簡単には止めたくない。でも、こういうことに拘り続けることこそが秋元氏のアキレス腱なのだと私は思っています。
秋元氏は自分の手がけたアイドルひとりひとりを、人としてどこまで大切に扱っているのかな。アイドルという商品は人だから、モノみたいに扱っているといつかきっと痛い目に遭う。そうなって自分が苦しむのは自業自得。でもAKBの娘達まで苦しめたら私は許さない。
ししまる