AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

NMB48 「げいにん!」(総選挙分析ライター)

2012-07-06 18:00:00 | SKE48/NMB48/HKT48
日本テレビにて、7月3日(火)よりNMB48の冠番組「げいにん!」の放送が始まった。今後、毎週火曜日深夜24時59分~ 25時29分の時間帯で放送されるそうだ。

NMB48の冠番組は、昨年7月から12月まで同じく日テレで放送された「なにわなでしこ」以来である。「なにわなでしこ」についてはおもしろかったので全回視聴して、その感想を何回かこのブログでも記載した。

「なにわなでしこ」はライトな感覚のアイドル番組の作りになっていてストレスなく観ることができたうえに、それまでほとんど知ることができなかったNMB48のメンバーの幾人かをしることができて、この番組の視聴後はNMB48にかなり親近感を持つようになった。その意味では貴重な番組だったので、昨年12月に番組が終了したときには大変残念に感じたのを覚えている。

今回、再び大阪という普段あまり情報が入ってこないNMB48の番組を毎週連続して観ることができるのは楽しみなことである。

日テレの「げいにん!」のホームページを調べてみると、次のような長々とした番組紹介が記載されていた。

『大阪難波にある創立100年を迎える「なんば女学院」。文武両道の校風のもと、部活動すべてが全国トップレベルの成績を誇る【部活動の名門校】である。ごく普通な部活はモチロン、なんば女子で活気のある部活は“ちょっと変なクラブ活動”「メイド部」や「CA部」「天使部」など普通の高校にあまりない怪しい部活が盛んなのである。そんな「なんば女学院」の輝かしい?クラブ活動の中でひっそりと活動している「お笑い部」が物語の舞台。創立当初から続く伝統の部活「お笑い部」。かつてプロの芸人も多く輩出し、隆盛を極めていたが、…2012年となった今、その勢いは鳴りを潜めている。お笑い部の目標は一応、秋に行われる【女子高生お笑い選手権(JK-1選手権)】優勝!!お笑いに青春をかける彼女たち「お笑い部」に、日々降りかかる事件やアクシデント。なんば女子学院が誇る、珍クラブとのいざこざは日常茶飯事。「CA部」に部室を獲られそうになったり、「メイド部」に部員を持っていかれたり・・・、また「お笑い部」内部でも、コンビ解散や、まさかの廃部の危機が!「お笑い」を愛してやまない女子高生たちが、くつろぐ空間「部室」で繰り広げられる関西弁の超ハイスピードトークをのぞき見できる学園コメディドラマです。』

第1話に登場したのは、NMB48から山本彩、渡辺美優紀、福本愛菜、山田菜々、小笠原茉由、近藤里奈、城恵理子の7人。

なお、山本(18)、渡辺(19)、福本(43)、山田(46)、小笠原(5)は第4回選抜総選挙で64位以内までに入っている。

進行役は、漫才コンビ「フットボールアワー」の後藤輝基。

「お笑い部」の部長は山田菜々。同部の顧問教師が後藤輝基という設定。近藤を除く山本、渡辺、福本、山田、小笠原、城の6人はすべて「お笑い部」の部員。

第1話の内容は「お笑い部」のメンバー紹介をかねた7人の笑い話、後藤が進行役をした近藤を除く6人の大喜利、山本・渡辺の漫才の3部構成。リズミカルに展開するのと笑いが番組全般にあふれているので楽しく観ることができた。番組を見ていてつくづく思ったのは“お笑い”は、やはり大阪弁が良いということ。NMBメンバーの大阪弁がなんとも新鮮で、また、しっくりくる。たいしておもしろくない話もおもしろく聞こえるから不思議。

出演しているメンバーで印象に残ったのは、渡辺が後藤の突込みにまったく返答できずトークはあまり得意ではなさそうだということがわかったこと、おもしろいという点では山田菜々がメンバーから「ババア」と呼ばれていること、あと福本愛菜がAKB48の増田有華に声としぐさが似ているのでびっくりしたことなど。

今後も楽しみ。

なお、山本彩は6月24日に自身のブログで「7/3より、NMB48の新番組がスタートする事が決まりましたぁぁぁあ。その名も"NMB48げいにん!"です(≧∇≦)。名前の通り、お笑いを元にした学園系シチュエーションコメディです。・・・初回の収録は既に済んでいるのですが、もうね…楽しくて仕方がない。またまだ、勉強中ですが、皆さんに全力で笑って頂ける番組に出来るよう、体を張っていきたいと思います。」と抱負を語っている。

また、渡辺美優紀も6月26日にブログで「みなさんご存知かもしれませんが、7月から私たちの冠番組が始まることになりました!番組名は...「NMB48げいにん!」です(*゜Q゜*)笑。そうなんです。コメディーに挑戦です!!!みなさんに笑ってもらえるようにお笑いを勉強していきます(>_<)!関東の方でまたNMB48を見ていただける機会が出来てすごく嬉しいです(*´∀`*)。」と語っている。

以上
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古川愛李推し読者からの投稿その8 職人としての秋元康

2012-07-06 12:00:07 | 分析系 曲
古川愛李推し読者からの投稿その8 職人としての秋元康

3.楽曲について

KCさん指摘の通り、AKBグループの魅力は、私にとっては何と言っても楽曲の良さだと思います。

昔から、私はどちらかというと楽曲優位で、ビジュアルがそれほどでなくても、曲が良かったり、声や歌がよい歌手を愛好してきました。

AKBは一人ひとりの平均的な歌唱力のレベルという面では、甚だ心もとない集団ですが(特にハロプロと比べると全く歌唱力は選考基準になっていないのか、とすら思ってしまう)、秋元康作詞、プロデュースの曲世界の質の高さ、量の多さという面ではすばらしいものがあります。

全部本人が書いているのかはわかりませんが、秋元康の書く歌詞と、その世界観があれだけ多数のメンバーの、バラバラな個性の寄せ集めであるAKBに求心力と魅力を付与していると思います。


正直、秋元康がもてはやされた80年代、私自身は彼のことが大嫌いでした。
彼がプロデュースしていた「おニャン子クラブ」も「とんねるず」も、放送作家としての彼の企画する番組も好きになれなかったし、秋元自身も、商品であるおニャン子のメンバーに手をつけるとんでもない輩だとしか思えませんでした。

当初、AKBが好きになれなかったのも、秋元康プロデュースだったからです。

しかし、あれから30年近くたって、今、無理矢理息子に聞かされたAKBの曲に向き合い、彼が作った歌詞を真面目に聞いてみると、実に懐の深い、決して浮ついた企画ものだけでない魅力があることが分かってきました。

一方、AKBの膨大な曲の中には、「夕陽を見ているか」や「ひこうき雲」、「桜の木になろう」のように見事な詞もある半面、「ヘビーローテーション」のように、あまりに中身のない薄っぺらい詞もあり、この玉石混交さ加減、振れの大きさが何に起因するのか、どうも不思議でなりませんでした。
あまりに雑で粗だらけのように思えるのです。

それは、彼が自分自身をいわゆる「詩人」(=アーティスト)ではなく、プロフェッショナルな「作詞屋」だと任じているところに原因があるようです。

山口百恵が次々と曲調を変え、本人のイメージを塗り替えながらも、一つの統一したテイスト、世界を作り出し、リスナーを巻き込んで伝説のアイドルブランドへと昇華できたのには、言うまでもなく阿久悠の詩世界が果たした役割が大きかったと思います。

同様に、松田聖子がアイドル(というかJ-POPのシンガーとして)絶対的な地位を築けたのは、まさに松本隆の稀代の才能と情熱で構築された、詞の世界観によるものだと思います。

ほぼ同時代に、綺羅星のような作曲家、アレンジャーに曲の提供を受けながら、統一的な世界観を築けず、支離滅裂に暗い世界に落ち込んでいった中森明菜の不幸は、彼女自身のパーソナリティーや人間関係だけでなく、作詞家系の統一したプロデュースがなかったことも大きな要因だと思われます。

AKBが一時代を築けているのも、秋元康の詞世界の果たしている役割が極めて大きいと思うのですが、彼は、阿久悠や松本隆のような純粋なアーティストではないのだと思います。

彼自身、詩人ではなく、あくまで「作詞屋」だと自認しているように、彼は自分の内面世界を紡ぐ芸術家ではなく、与えられた曲と、歌手、置かれた状況に応じて、完璧に楽譜に割り振られたフレーズを量産し、その歌手のパフォーマンスを最大に引き出す、究極の「職人」なのだと思います。

彼は、自分の世界を表現するのでなく、歌い手と聞き手の世界を引き出す。
彼の詞を聞いていると、実に歌い手の内面に寄り添って、歌い手の個性を反映していることに驚かされます。
歌手自身が語りたいと見られること、聞き手であるファンがぜひ語ってほしいことを、実に自然に歌に乗せるという作業をいとも簡単にやってのけます。

(ナッキー注:横須賀ストーリー以降は、阿木曜子。阿久悠作品は百恵にはない。)
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オズの魔法使い (ナッキー)

2012-07-06 11:00:07 | AKB48
オズの魔法使い (ナッキー)

AKB48の仲谷明香、
梅田彩佳、
中村麻里子、
NMB48の山本彩、
SKE48の斉藤真木子
増田有華の舞台は見ているいので、この中では、中村麻里子の主役が見てみたかった。ナッキー 

オーディションで誰が最終選考まで残ったか、こちらのネット情報で知りました。以下、部分引用。

 本作は、児童文学「オズの魔法使い」を題材にブロードウェイ版ミュージカル「ザ・ウィズ」として大ヒット、その後映画版「ウィズ-オズの魔法使い-」ではダイアナ・ロス、マイケル・ジャクソンらが演じた名作。

 今回宮本は、主役のドロシーを選考するにあたり、今や若者をはじめ社会に大きな影響を与え、若くしてライバルたちと常にしのぎを削り互いを高め合っている“AKB48”に注目。実はAKBのメンバーの名前を中心メンバー含めほとんど知らなかったという宮本は、周囲からも余計な情報を聞かずにオーディションに臨み、まずは、AKB48をはじめ日本各地の姉妹グループをプロデュースしている秋元康氏にも直接連絡を取り、今回の趣旨を伝えたという。

こうして、宮本自らがAKB48、NMB48、HKT48、SKE48のメンバーがいる全拠点に出向き、人気投票ではない実力主義のオーディションを行った。そして今回の最終選考は報道陣と一般の観客も入ったホールで開催、極度の緊張感の中でダンス、台詞、歌での審査が行われた。

 宮本は増田を選んだ理由について「彼女の歌を聴いて(審査の最中に)あるまじきことなんですけど、号泣してしまいました。愛に満ちた壮大な世界観が伝わってきて。増田さんと一緒にやっていこう、と決意しました」と語った。

一方、見事合格した増田は「ドロシー役のために、髪の毛を切って、染めて、(役柄の)14歳に見えるように服装や普段の仕草も気をつけて。今までいつもどこかに余裕があるそんな自分が嫌だったけど、ここまで根本的に自分を変えようと思ったのは初めてです。人生を変えるオーディションでした。10皮くらいむけてつるつるになっちゃいそうです(笑)」

 そして「この喜びを誰に伝えたい?」との報道陣の問いに増田は「やはり、ファンの皆さんですかね。いつも応援してくれているので、今回の舞台で頑張ることで恩返ししたい」とコメント。

ロンドンで「オズの魔法使い」を見た時の感想を引用

アイドル縛りで鑑賞するミュージカル ロンドンの平嶋夏海 ロンドンの山口百恵 (ナッキー)

今月はロンドンに長期出張中で、週末に、アイドル縛りで、ミュージカル鑑賞を。
アイドル縛りとは、「アイドルと何らかの関係がある」で、日本で見る映画を選ぶ時に自分の中で条件としています。
イギリスには日本型のアイドルがいるはずもなく、ここでは、「日本で上演されたら、アイドルが出演する可能性がある」ミュージカルを見るくらいの縛り。

過去に、ロンドン3年間、ニューヨーク4年間、アイドルのいない地で生活したことがありますが、そこで見たアイドル縛りミュージカルベスト2は、

42nd Street (四十二番街) 
田舎娘のペギーが、主演女優のケガによって代役に抜擢され、一躍ブロードウェイ・ショーのスターに成長していくまでのバックステージ・ストーリー。 
あらすじを読むだけで、AKB48で、是非舞台化して欲しいと、提案したいミュージカルです。多くのダンサーが出演するので、AKB48にはぴったり。

マイ・フェア・レディ 
下町娘のイライザは、ヒギンズの指導により、上流階級の話し方をマスターすることに。こちらは、宝塚で舞台化されているので、AKB48が対抗するには、ハードルが高いかも。Wikiによると、「1963年の東京宝塚劇場の公演の時に、日本では初めてカーテンコールの習慣が始まったとされている。」


さて、若い女性が主演しているミュージカルがないか、ロンドンの新聞を読みながら、とても安易に、「オズの魔法使い」を選びました。
新宿コマで見た記憶があり、現在高校1年の息子が、竜巻のシーンで泣き出した(幼稚園くらい)の頃。主演が誰だったか思い出せない。アイドル縛りで見たはずなのに。
早見優が主演したのは、1989年(デビュー8年目)。私が見たのは2000年くらい。
Wikiで調べたところ、サン・ミュージック事務所の後輩の安達祐実でした。

ロンドンで見た「オズの魔法使い」
4月17日日曜日 15時―17時半
劇場:London Palladium 
古い劇場で2階ロビーに昔のポスター・主演した俳優の写真が飾ってありました。
秋元康は、AKB48を10年続けると言っていますが、秋葉原のシアターには、現役メンバーだけでなく、卒業メンバーの写真も飾って欲しいと思います。
(全員ではなく、厳選でよいから。既卒業生では、大島麻衣と小野恵令奈は掲載の価値はあるかと。)

当日券を買いに、Box Officeへ。「舞台が見にくい席しか残っていませんが、25ポンドです。」と言われましたが、最前列の左端の席を購入。
一番高い席で、62ポンド(8000円)、25ポンド(3000円)はお得でした。

1列目の席について、会場を見回したところ、舞台のそでの客席が目立ちました。
こちらの写真の右端です。豪華なテラス風になっていて、席の位置は、1階席と2階席の間、2階席と3階席の間、3階席と同じ高さ。古風な礼服をまとった男性4人組が座っていました。大相撲で言う維持員席みたいなものなのかもしれません。

10年前に新宿コマで見たはずの舞台ですが、前回の記憶が残っておらず、新鮮な目で見ることができました。ロンドンの会社の同僚(音楽の趣味はロック、ミュージカルは初観戦)と一緒に見ましたが、彼は、「イギリスの文化はすごい、舞台の仕掛けが大掛かりで驚いた。」という感想でした。

最前列だったので、舞台の手前のオーケストラをのぞいて見ることができました。後ろの方で演奏している方の楽譜の上に、モニターで指揮者が映っているのが、面白かったです。

こちらの記事では、「アイドルは普遍的文化になることができるか」と問いかけましたが、アイドルに比べて、ミュージカルは、ずっと普遍的な文化であると認めざるをえません。

普遍的とは、「誰が見ても楽しめる」文化。

オーケストラという生演奏。
ミュージカル歌唱(当然、アイドル歌唱とは違います)という生歌。
広いステージでの大勢のダンサーの踊り。
魔女や、(monkeyと言われていたが、背中に羽の生えた)悪魔が、突如天井から降りてくる舞台仕掛け。 天井からステージに降りるだけではなく、客席の上の天井から、客席の7列目くらいに魔女が歌いながら降りてくるシーンは迫力がありました。
英語が分からなくても、誰もが楽しめるステージだったと思います。

カラオケ、口パクのアイドルのステージが、普遍性を持つには、よほど強い何かが必要でしょう。


「オズの魔法使い」ですから、家族連れ、子供の観客が多かったのですが、子供向けでありながら、一流のステージを演出してみせるところがすごかった。

私は、伊藤つかさのファンだったので、「不思議の国のアリス」も、「シンデレラ」も見ていますが、こちらは明らかに、子供向け、アイドルのミュージカル (言い換えると、一流ではない)舞台でした。 伊藤つかさファンにとっては、それが(一流でないことが)たまらない魅力なのではありますが、普遍性では負けているなあ、と。


オーケストラの指揮者が立っても舞台をさえぎらないように、舞台は高いところにあります。このため、最前列は、舞台後方と、出演者の足が見えません。
秋葉原のシアターの最前列で見ると、顔を上に上げないとメンバーの顔が見えず、普通に正面を見るとメンバーの足しか見えません。私は、首に病気持ちなので、疲れると、メンバーの足ばかりを見てしまうことがあります。
足が見えないで残念な最前列でしたが、魔女が魔法で、火攻めにする場面は、舞台の火の熱と、火薬の匂い を感じる距離でした。

舞台を近くで見たので、出演者が、おでこ(または、髪の毛)にマイクを仕掛けていることを、知りました。口とおでこは、ハンドマイクと比べると、距離がありますが、性能のよいマイクと、声量のある歌唱のなせるわざなのでしょう。

“ If we only had a plan” (計画して行動しさえしていたなら という意味?) という歌詞の歌を聴いて、 A2 「恋のPLAN」を思い出しました。
YoutubeでチームBバージョンを探しましたが見つからず。佐伯美香さんが歌っていました。


表題の「ロンドンの平嶋夏海」は、主役のドロシー(役名)を、平嶋夏海が演じていると、脳内で仮想しながら見ていたから。

「オズの魔法使い」は、アメリカは、カンサスの田舎の農場が舞台で、大地を踏みしめて生きるたくましい女の子のイメージ、70年代だったら山口百恵、現代なら平嶋夏海が、適役かと。

ナッキー
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