毎年正月は、住吉大社周辺へ阪堺詣で。
いつもは元旦の午後に行っていたが、今年は家の事情から今日3日に行ってきた。
ヘルニアを患って以降、それまでは徒歩で行っていたのを鉄道に切り替え。
ただ鉄道で行く場合、阪堺電車の天王寺からはババ混みしているため、天王寺以外のルートで、南海本線住吉大社駅を目指さないといけない。
今年は103系の様子見と、浜寺公園駅の様子見を兼ねて、南海羽衣から目指すことに。
羽衣支線の103系は3月のダイヤ改正でもって引退、とは告知されているが、ホームの延伸工事は終わっているため、気まぐれで快速もどきが入ってくるとも限らない。
103系は、無事だった。
丁寧に改造された車内も、今となっては懐かしい。
東羽衣で、南海に乗り換え、浜寺公園まで1駅。
浜寺公園駅も、高架工事により大きく姿を変えようとしている。
由緒正しいあの駅舎は、高架後も使うらしいのだが、高架が完成するまでは『曳家工法』で一時移転しているとか。
ホーム中ほどの白い囲いがあるあたりが、かつての正面改札があったところ。
右側に見えるのが、旧駅舎。手前の更地が駅舎跡。駅舎は、更地からあの位置まで、引っ張って(ころがして?)移動。
仮基礎の上に、ちょこんと置かれており、その前には案内板も。
駅へのアプローチも、以前来たときは工事中だったのが、出来上がっておりかなりすっきりした(駅は右手)。
今はまだ高架工事が始まっていないから、すっきりした背景だが、そのうちあの屋根のラインに電車が走るようになる。
で、ここまで来て気が付いた。そうだ、ここから阪堺電車乗れるんだ!?
ただここからだと、ちょっと時間がかかる。
はてどうしたものかと、阪堺電車乗り場に行くと、、、
こんなのが停まってた。
もう時間なんかどうでもいいから、即乗車。
味わい深い電車に揺られ住吉へ。
正月3が日は、住吉鳥居前と住吉の電停が合体し、堺方面からくると住吉鳥居前が下車専用、その先交差点を渡ったところに「恵美須町行き乗り場」、その先の住吉電停が「天王寺行き乗り場」。
逆に天王寺方面からくると、上町線・阪堺線とも住吉電停は閉鎖、その先の住吉交差点を超えて住吉鳥居前電停付近までに「臨時おりば」、住吉鳥居前電停が「堺方面乗り場」となっている。
ここからはそんな阪堺電車の正月風景を一気に。
雲電車を降りて真横にいたのが、緑一色。鉄コレコンビと思わず遭遇。
モ501型には、「還暦祝い」の副票をつけて走っているのもいた。
今の時代、電車で還暦なんてそうはお目にかかれない。恐るべし南海グループ。