市民メディア・インターネット新聞JANJANが、15日の都知事の候補者討論会の映像を流しています。
当時資料にもリンク。
必見です ⇒ 市民メディア・インターネット新聞JANJAN
知事選挙 公開討論会 全映像 2007/03/16
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討論会 前編 1時間15分19秒 [FSStream]
討論会 後編 25分12秒 [FSStream]
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3月15日 19:00より開催された東京都知事選挙の公開討論会の全映像を配信します。
出席者は 浅野史郎氏 石原慎太郎氏 黒川紀章氏 吉田万三氏の4名 コーディネーターはTBS解説委員の川戸恵子氏。
会場配布資料 配られた資料にリンク を見ながらご覧頂くとよりわかりやすくなります。
JANJANの市民記者のリポート ⇒ 都知事選 有力候補が公開討論 2007/03/16
● 都知事選公開討論会 高齢化社会対策については ライブドア・ニュース
【PJ 2007年03月17日】- 今月15日、東京中野の「なかのZERO 本館大ホール」で22日告示の東京都知事選に立候補を表明している浅野史郎・前宮城県知事(59)、石原慎太郎・東京都知事(74)、建築家の黒川紀章氏(72)、吉田万三・前足立区長(59)の四者による公開討論会があった。石原氏は公務のため、約30分遅れての会場入りとなった。
また、テレビ局のTOKYO MXとインターネットのオーマイニュースではその様子が生中継された。開場2時間前には、既に列ができはじめ、1300人収容可能なホールは満席となった。
高齢化社会に対する政策について
まず議論されたのが「高齢化社会に対する政策について」だ。平成18年の東京都の人口はおよそ1250万人、そのうち65歳以上の人口は約230万人。今後その数値は大幅に増加して十年後には300万人を超えると考えられている。
「高齢化社会の現状をどう考えているか、それに対してと知事としてどう対処するべきか」という質問が投げかけられた。しかし、公務で遅れた石原氏が到着したのは、高齢化社会議論が終わってからだった。
浅野史郎氏:『高齢者が増えると、施設を作るにしても限度がある。この問題は「地域の中で支えていくこと」。デイサービスがあったり、グループホームがあったり、ショートステイがあったりという「小規模多機能型施設」を増やしていくことが必要。また、高齢者だけで暮らすのではなく、障害を持っている方も一緒に暮らす「共生型グループホーム」というものを地域のあちこちに作ることで、地域の力を結集して、支えていかなければならない』。
黒川紀章氏:『私は、福祉政策における地域の中での世代の共生、身障者と正常な方、年寄りと若者が地域の中で助け合うという「共生の思想」を50年間提唱している。東京の人口は、今はまだ微増しているが、2010年からシュリンキング(人口の減少)が始まり、そして3年後の東京都の予算は赤字になってしまう。縮小時代を逆手にとって、地域に密着した介護センター、検診センター、長寿センターといったものを地域医療としてつくっていくことが必要』。
吉田万三氏:『落ち着いて、しっかりと体制を作れば、十分対策ができると考えている。ひとつは施設、在宅、地域での体制作りという高齢者の対策。そして、もうひとつはそれを支える側の力が必要。子育てをする人への支援、医療費の助成や保育環境の整備、そして正規雇用を増やすということ、みんなが安心して働け津環境を作ること、このようなことを合わせてこの対策を進めるということが大切』
「共生」というキーワードで繋がった三者だが、福祉、シュリンキング、支える側のサポートという違う切り口からの考えだった。【了】
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オーマイ・ニュース
【ライブ中継ノーカット版の再放送(1時間35分)はこちら】 としてVTRされています。
● 石原氏に黒川氏ガブリ!都知事選公開討論会で候補者4人集結 サンスポ 3月16日
ついに激突!! 22日の告示まであと1週間に迫った東京都知事選が、いよいよ熱を帯びてきた。石原慎太郎都知事(74)や浅野史郎氏(59)ら主要候補予定者が15日夜、中野区での公開討論会で初めて直接対決。討論会に先立ち石原、浅野両氏はそれぞれ会見でマニフェストを発表した。建築家の黒川紀章氏(72)も独自の“秘策”を明かすなど、開戦モードに突入だ。
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石原Vs浅野の2強が注目された討論会。“ダークホース”が盛り上げながらかく乱し、存在感を見せ付けた。
討論会はこの日午後7時、公務で遅刻した石原氏不在のままスタート。30分遅れで石原氏が到着し「のどを痛めました。本当は(弟で俳優の)裕次郎よりいい声なんですけど」と“裕次郎トーク”で満員1300人の観衆のハートをワシづかみに。主役はこの人かと思いきや、親友の黒川氏がガブリと噛み付いた。
黒川氏はいきなり「石原知事は都の隠れ借金を公開していない」と先制パンチ。石原氏が反論すると「いま隠れ借金という問題があると石原知事が告白しました」となぜかニュース口調に。都市計画の話題になると「いよいよ専門家の番です」と識者口調になるなど“変幻自在”だった。
五輪招致について石原氏が「人間も社会も国家も夢がなきゃ生きていけない」と語れば、「五輪の夢のために下町の夢を壊すのですか」と反論し「無理しなさんなというのが私の忠告」と“引退勧告”まで飛び出した。
他候補を口で圧倒した世界のクロカワ。実は午前中の会見で「討論会では(他候補者の)ウソを言ってる部分をカウンターで突く。序盤はボディーブローで攻めたい。最後はアゴを狙ってパンチを打つ」と“KO宣言”していたのだ。
討論会は約1時間半行われ、1つのテーマに対する回答の持ち時間は2分、他候補への反論は90秒に設定された。黒川氏は発言の機会を得ようと挙手しっぱなしで、毎回のように持ち時間をオーバー。終了時間を示す「チーン」が何度も響き、会場からは苦笑が起こった。
ワンマンショーぶりに、浅野氏や共産党推薦の吉田万三氏(59)は“埋没”。石原氏は「黒川さんの言うことがよく理解できない」「事実認識が違う」などと突き放して苦笑するのみ。2強対決といわれる知事選はこの男がかき乱し、2強の命運を分けることになりかねない状況だ。
★石原氏は自信アリもまず謝罪「本当に申し訳ありません」
いきなり反省-。東京・新橋に設置した選挙事務所で会見した石原氏は、冒頭で「海外出張の問題などで誤解を招いた。本当に申し訳ありません」と、強気でならす知事にしては珍しく?謝罪の弁から切り出した。
「まず都民の皆様におわびしたい。私の不徳だが…」と石原氏。多額の海外出張費や交際費を使っていると一部で批判されたことについて「出張の目的など事前の説明が足りなかったと思う。やや独りよがりだった」と話した。
選挙のキャッチフレーズは「東京再起動宣言」。この言葉にならう形で「私自身も再起動する」「私自身も出直します」などと“出直し”をアピールした。
「安心で安全なすばらしい大都市にする自信はある。それを軌道に乗せるのが3期目の役割」と主張。対抗馬に対する直接の批判は控えたが、2期8年で「財政は完全に再建できた」と実績を強調。宮城県知事時代に県の財政を悪化させたと批判されている浅野氏との違いを暗に示した。五輪招致については「勝算はある」と言い切り、いつもの慎太郎節ものぞかせた。
★浅野氏マニフェスト発表…「誰もが誇りを持てる東京へ」
前宮城県知事の浅野氏も15日、都庁で会見し、「誰もが誇りを持てる東京へ」と題したマニフェストを発表した。
都民らから募ったマニフェストなども参考に作成したといい、支援する民主党には「すり合わせていないし、見せていない」ときっぱり。緊急課題として〔1〕震災対策〔2〕雇用対策〔3〕高齢者福祉-を掲げ「実施には2000億円が必要。都政の見直しで削減した分を充てる」と説明した。
また懸案事項として〔1〕情報公開〔2〕東京五輪招致の見直し〔3〕新銀行東京の解体的見直しを列挙。2年以内に全国市民オンブズマン連絡会議が公表する情報公開度ランキングでトップ3に入るとしている。
★会場満席!100人が入場できず
討論を聞き終えた中野区の無職女性(70)は「石原さんが良かった」としながらも「五輪より治安や医療をしっかりやってほしい」とリクエスト。杉並区の建築会社勤務の男性(49)は「黒川さんはよかったけど、やっぱり国際的舞台が似合う。石原知事に黒川副知事がいい」。新宿区の会社員男性(36)は「討論を盛り上げた黒川さんが良かった。浅野さんの意見をもっと聞きたかった」と話した。
会場の「なかのZERO大ホール」の1292席は開演から約30分で満席に。ロビーに設置されたテレビの前には、中に入れなかった約100人が集まった。ホール入り口では「せっかく来たのに何で入れないんだ」と職員に詰め寄る人もいた。
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