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てらまち・ねっと



 今朝のNHK7時のニュース、「インフルエンザにかかった家族 2例の報告」とトップで流した。

 ちょうど、私のブログも、ワクチンやその問題、自衛策を整理していたところ。
 アップするのは少しあとにするけれど。

 6時台のニュースでは、
「ワクチン副作用で死亡は4300万円」たが新型インフルエンザはそれよりずっと低い、政府は「補償を充実させることでワクチン接種環境を整えたい」との趣旨を流していた。

 これって、「副作用で死亡」は十二分にあり得ます、でも、新型インフルエンザで死亡するよりは マシでしょ、と言っていることになる。

 寒気(さむけ)がしてくる話。

  (うちの感染事例報告)
 ところで、先月8月の13日頃、家族の一人が、京都の学生のときの同級生たちと京都・滋賀に遊びに行って15日朝、帰ってきた。
 15日体調不良、16日夕方から発熱。

 15日も16日も一緒に畑仕事などした私は、凍らせて冷やしたお茶の入った同じ1本のペットボトルから水分補給していた。いつものこと。
 16日の午前、仕事をしていて、見るからに不調が高じていく様子に、昼前に「休んだら」と言った。

 午後、自室から私のケータイに電話があって、「京都で一緒だった4人のうち、1人はインフルエンザ、2人は高熱でインフルエンザの疑い、一人は連絡がとれない」と言ってきた。
 
 そりゃ、間違いないから医療機関に行っといでと、返事。
 県かどこかの指定のところは満タンで断られた、という。
 それで、近くの中核病院へいった。

 行ったら、39度になったらしい。
 検査した医師は「インフルエンザA型ですね」、
  「たぶん新型に間違いないでしょう」とタミフルを5日分くれたという。
 5日経過後に再検査に来るようにと添えて。

 それが分かったので、つれあいとマスク姿で、ドラッグやスーパーを回って、いろんな予防用品その他を買い揃えた。
 調べることが大得意なつれあいが、インターネット情報で最低必要なものを把握していたから。

 本人はこことは別棟。でも、マスク、手の消毒、外出禁止、食べ物は玄関で差し入れ、・・・そんな体制に。

 翌日、10時ごろ、マスクをしてパソコンしていた私は、ポーッと熱ッぽさ、身体が少しだるいように感じた。
 うつったかなぁ、と冗談。
 同じ1本のペットボトルでお茶を飲んでいたから、濃厚感染しても不思議ではない。

 ともかく、その熱感は2時間ほどで解消。

 京都に行った彼は、2日ほどで熱は平熱に。
 それで3日目に病院にいったら、「ちゃんと5日後」に来るように言われたらしい。
 その5日後、病院に行って、医師から全快の宣言。

 8月中旬のニュースは、たしか数万人感染、としていた。
 先週8月終わりは、「一週間で2万人感染」と流していた。
 つまり、「一週間で6000人に一人」の割り。

 だから、あなたの周りにも結構、感染者がいるはず。
 過去を累計すれば、もっと身近。

 そして、厚労省試算は、「10月に流行ピーク 1日76万人に発症」。
 「毎日、百数十人に一人が発症する」見込みと言うことになる。

 逃げようが無い。

 ちょうど8月20日頃、「免疫」が専門の知人から、
 「かかった人の治りがけのウィルスの濃度の薄いときに貰うといい」
 「秋の大流行のころはウィルスは強くなっているから、今のうちに貰ったほうがいいかも」・・・・と聞いた。

 フムフムと納得した。
 ひょっとして、あの8月17日頃の短時間の発熱感、倦怠感、それが感染ならラッキーだったと真面目に思っている私。

 それでも、一応、ワクチンが回ってくることはないし、副作用もあると言うし、対策につれあいが、漢方薬を調達。

 そんな情報の整理
うちの備品の一部


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●ワクチン接種、優先対象「ほぼ合意」--厚労相
           毎日新聞 2009年9月1日
 新型インフルエンザワクチンを巡り、舛添要一厚生労働相は1日の閣議後の記者会見で、優先接種の対象として▽医療従事者▽妊婦▽基礎疾患(ぜんそく、糖尿病など)のある患者▽乳幼児▽生後6カ月未満の乳児の母親--を挙げ「(専門家の間で)ほぼコンセンサス(合意形成)ができつつある」と述べた。今月中に正式決定する。

 舛添氏は「100%正しい答えはなく、国民がいいだろうという形で決めるのが妥当」と話した。

 想定される人数は▽重症化しやすい基礎疾患のある患者1000万人▽6カ月~就学前の乳幼児600万人▽新型インフルエンザの診療に当たる医療従事者と妊婦、乳児の母親各100万人の計1900万人。【清水健二】

●新型インフル:輸入ワクチン 最低100例臨床試験実施へ
       毎日新聞 2009年8月27日
 舛添要一厚生労働相は27日、新型インフルエンザ対策について会見し、海外からワクチンを輸入する場合に、小児らを対象に国内で最低100例程度の臨床試験を実施する考えを示した。

 海外メーカーが作るワクチンには、国産品には入っていない補助剤が使われている場合があり、副作用の危険が高いとの指摘もある。舛添厚労相は、迅速に輸入するため、国内試験を省略できる薬事法の「特例承認」の初適用を検討している。一方で、専門家や薬害被害者から安全確保を求める声が出ていることを踏まえ、「何もやらないのではなく、最低限の安全性の確認はしていきたい」と述べた。【清水健二】

●新型インフルの輸入ワクチン、副作用補償へ特措法
            2009年8月27日 読売新聞
 舛添厚生労働相は26日、新型インフルエンザ用のワクチン接種によって、副作用(副反応)が出た場合に、被害者を救済する補償体制構築をめざす特別措置法を、衆院選後の国会に提出する意向を明らかにした。

 政府は国内生産で不足するワクチンを輸入する方針だが、海外メーカーは副作用が出た場合も免責するよう求めているため、輸入の前提として補償体制の構築を急ぐべきだと判断した。

 国内で必要とされるワクチンは5300万人分。国内メーカーが年末までに製造可能なのは1300万~1700万人分にとどまり、厚生労働省は、不足分を欧米などの大手ワクチンメーカーから輸入する方針だ。しかし、海外製ワクチンにはワクチンの効果を増強するため、国内製にはない添加物が含まれており、予期できない重い副作用が起こる可能性が懸念されている。

 現在の予防接種法では、新型用ワクチンは接種するかどうかを個人に任せる「任意接種」の扱いとなり、副作用の補償を国が肩代わりすることは難しい。舛添厚労相は「予防接種法を体系的に変える必要があるが、それまでの間、目の前の危機に対応する特別立法で対応可能」と述べ、新型インフルエンザ用ワクチンに限って、補償や免責を認める特別措置法を検討する方針を示した。

 海外製ワクチンの輸入は、緊急時に国内での臨床試験(治験)を省略して承認できる薬事法上の「特例承認」を初適用する方針だ。舛添厚労相は、国内で簡略化した臨床試験を実施し、安全性を確認してから承認する意向も示した。

◇接種敬遠を防ぐ狙い
 舛添厚生労働相が26日、新型インフルエンザ用ワクチンの接種によって副作用が出た人の補償制度を構築する方針を示したのは、現行の救済制度のままだと、重症化を防ぐワクチン接種を避ける人が出かねないからだ。

 新型用ワクチンを厚労省の方針通り任意接種で行うとすると、副作用の補償額の大半をメーカーが支払う仕組みになっている。しかし、海外メーカーは契約条件として免責を求めており、契約交渉が停滞すると、輸入ワクチンの供給にも影響が出かねない。接種を担う医師も患者からの訴訟を恐れ、接種そのものを手控える可能性もある。

 そもそもワクチン接種は、一定の確率で副作用が起きる。厚労省によると、安全性が高いとされる国産の季節性インフルエンザワクチンでさえ、100万人に1人の頻度で副作用が起きる。

 現時点では新型インフルエンザ感染による症状悪化の程度も、ワクチンの副作用の危険性も正確には分かっておらず、一般国民には接種した方が良いのか、しない方が良いのかを考える判断材料がそろっていない。政府には今後、ワクチンに関する情報を国民に素早く提供する態勢をとるよう求めたい。それが、国民全員で新型インフルエンザに立ち向かう構えを作る早道だろう。(科学部 高田真之)

●新型インフル ワクチンだけには頼れない
         2009年8月28日 読売
 ワクチンがあれば新型インフルエンザの感染を防ぎ、急拡大も抑えられるのではないか――。

 こんな期待が高まっているが、そうした思惑通りに行くだろうか。

 例年のインフルエンザでも、ワクチンの接種で流行を抑え込めたという例はないからだ。

 一定の効果はあるだろう。例年の流行でもワクチンを接種すれば症状は軽い、と言われてきた。

 大勢が接種すると、感染拡大のペースが遅れるという効能も指摘されている。ワクチンで重症化する患者が減れば、その分、医師や病院も治療に余裕が持てる。

 問題は、インフルエンザワクチンの予防効果が低いことだ。接種すれば発症を防げる「はしかワクチン」などと異なる。しかも一般的にワクチン接種には、ごくわずかだが、副作用がある。

 政府は、インフルエンザワクチンの限界を国民に丁寧に説明する必要がある。特に大切なのは、ワクチンだけが対策ではない、と理解してもらうことだ。


 まず予防する。手洗い、うがいは鉄則だ。ほとんどの人に免疫がないので、流行が拡大すれば、感染を免れることはできないという自覚も必要になる。

 その際、腎臓病などの持病を抱えた人や幼児を除き、通常はほとんどが軽症で済む、ということも覚えておきたい。無論、軽症でも感染を広げない注意は要る。

 ただ、例年のインフルエンザでも、ワクチン不足は各地に不安を広げることが、よくある。

 まして、今回は新型だ。新型用ワクチン製造は本格化しているが必要量に追いつかない。国内で約2000万人分が不足する、とも言われている。新型のワクチンを巡る混乱は避けたい。

 そのためにも、ワクチンをだれに接種するか、優先順位の論議を急ぐ必要がある。医療従事者や新型感染で重症化しやすい人は当然だろう。それでも、現在の供給見通し量では追いつかない。

 政府は、新型用のワクチン確保に全力を挙げるべきだ。

 その切り札として、欧米などからのワクチン輸入が有力視されている。ただ、安全性を確認する方法や副作用が出た時の詳細な対応が決まっていない。

 国内では15年前まで、小中学生全員にインフルエンザワクチン接種を義務づけていた。だが、副作用被害に加え効果を疑問視する意見も出て、廃止された。

 再びワクチンへの不信感を広げることがない対応が重要だ。

●インフルエンザの症状に効く麻黄湯
           日経 2005年01月13日
 毎年、冬になれば、インフルエンザの流行が気になってくる。インフルエンザは普通の風邪と異なり、のどの痛みや鼻汁に加えて、39℃の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など、全身に症状が出て、けん怠感も強いのが特徴だ。

 さらにインフルエンザは、しばしば細菌感染を伴う気管支炎や肺炎などを併発して重症化することがあるため、やっかいである。特に、成人に比べて体が弱い子どもや高齢者では、インフルエンザの流行が始まると気が抜けない。

 これまで、インフルエンザの治療は難しかったが、現在はインフルエンザウイルスを短時間に検出できる診断キットや、さまざまな抗ウイルス薬が登場し、以前より診断も治療も容易になった。

 このように、西洋医学での治療法は充実してきているが、漢方医学でも、忘れてはいけない有効な薬がある。それが、「麻黄湯(まおうとう)」である。

 麻黄湯は、医師用の漢方エキスの添付文書にも、「インフルエンザ(初期のもの)に効果がある」と記されている。麻黄湯は古くから、発熱や頭痛、首筋・肩・背中・腰など全身の筋肉や関節の痛み、動悸(どうき)、息切れ、寒け、咳、鼻詰まり、のどの痛みなど、さまざまな症状に効くといわれてきた。こういった症状が、現在のインフルエンザでみられる症状と一致していると考えられ、医師にも広く使われている漢方薬だ。

 漢方医学の考え方では、インフルエンザのような症状は、体の表面部にある水毒によって起こると考える。そこで、水毒を取り除く作用を持つ麻黄湯が選ばれてきた。ただし、作用が強いので、子どもや高齢者など、体力が衰えている人に使うときは注意が必要である。

 最近、A型インフルエンザだと診断された患者を対象に、抗ウイルス薬、総合感冒薬、麻黄湯のそれぞれを投与して、効果を比較した研究が報告された。この研究によれば、麻黄湯を投与した群で、総合感冒薬に比べると、急性気管支炎、肺炎の発生率が低下することが明らかになった。

 さらに、発熱日数を比較したところ、麻黄湯を投与した群は、抗ウイルス薬と同じくらいの短期間で済んでいることが分かった。最も発熱期間が長引いたのは、総合感冒薬だった。古くからある漢方薬は、新しく登場してきた薬に負けず劣らずの力を秘めているのかもしれない。(天野 宏=医療ジャーナリスト)

 ● インフルエンザに麻黄湯? から
  インフルエンザに麻黄湯?
◆子供がインフルエンザ罹ったのですが、子供には「タミフル」「リレンザ」は副作用で問題行動がでると言われ、医師より漢方薬の「麻黄湯」が同様な効果が有り、副作用がないと出されました。

1)医療機関で処方されるツ○ラ「麻黄湯」等は本当にインフルエンザに「タミフル」「リレンザ」同様な効果があるのでしょうか?
効果があるのならば、やはり、発症48時間以内の服用が望ましいのでしょうか?

◆自分は研修医ですので参考程度にm(_ _)m

>1)医療機関で処方されるツ○ラ「麻黄湯」等は本当にインフルエンザに「タミフル」「リレンザ」同様な効果があるのでしょうか?
> 効果があるのならば、やはり、発症48時間以内の服用が望ましいのでしょうか?

タミフル・リレンザはそれぞれ仕組みこそちがいますが、
インフルウイルスの増殖を抑えて、発症期間を短くすることにあります。
自分が知る限りでは麻黄湯は「症状を抑える薬」なので(こんなこと言うと漢方の専門の方に怒られてしまいますが)、
インフルエンザの治療薬というよりは、発症中の症状を軽くする効果を期待することになります。

要は、
麻黄湯は一般的にいう「カゼ」症状を「抑える」薬で、タミフルやリレンザなどの「治す」薬とは全く違うと思います。

>2))「タミフル」「リレンザ」に比較して副作用は少ないのでしょうか?
 
 結局のところ異常行動の原因がこれらの薬の副作用なのか、インフルエンザ自体のものなのかはわかっていないのですが、 私が知る限りでは、麻黄湯で恐ろしい副作用が出たという話は聞いたことがありません。


    概説 麻黄湯 から
成分(一般名) : 麻黄湯
【働き】 麻黄湯(マオウトウ)という方剤です。発汗作用があり、体の熱や腫れ、あるいは痛みを発散して治します。病気の初期で、まだ体力が十分ある人に適します。

 一般的には、カゼのひき始めでゾクゾク寒気がし、発熱やふしぶしの痛み、痛頭などをともなうときに用います。そのほか、鼻づまり、関節リウマチ、喘息などにも適応しますが、体の弱っている人には不向きです。

【組成】 (略)


うちで買い揃えた麻黄湯(マオウトウ) ○日分


 買うなら 麻黄湯(マオウトウ)/漢方薬
 うちは、ドラッグストアで調達。

 漢方薬は副作用が少ないと思われているが、一般に効果が強いものほど反作用も強い。
漢方薬には、「証」があって、「麻黄湯」は実証の人にはよいが、虚証の人には合わないといわれている。
使う際には、じゅうぶんな注意が必要。

   87.漢方の虚証と実証 から
漢方には、体質を虚証と実証という分け方があるのをご存じのかたも多いと思います。ご自分がどちらに入るか、案外勘違いしておられる場合もあるようですので、わかりやすく書いてみましょう。

勘違いなさりやすいのは、太っているから実証、痩せているから虚証ということです。最近では太っているかたが虚証の場合も多いです。

特に最近の若いかたたちは、体格が良いように見えても、虚証に入るかたが多いようです。

また、高齢者のかたは、ほとんどが肉体的には虚証に入ります。

1.実証タイプ

体格、体型: 骨格ががっちりしている。筋肉質で堅太り。

顔色、皮膚: 顔色が良く、皮膚につやがある。

食欲、便通: 良好

適応力:   暑さ寒さに適応する能力が高い、疲労の回復が早い、
        ストレスに強いなど環境の変化に適応する能力が高く
        柔軟な対応ができる。

精神状態: 情緒安定、意欲的、楽観的

2.虚証タイプ

体格、体型: 骨格が華奢。やせ型か水太り。

顔色、皮膚: 顔色が悪く、皮膚につやがない。

食欲、便通: 不調

適応力:   暑さ寒さに敏感で適応力が弱い、疲労がなかなかとれ
        ない、ストレスに弱いなど環境の変化に適応する能力が
        低い。

精神状態: 神経過敏(不安感、焦燥感)、悲観的

以上のようなことが目安になりますが、痩せていても、骨格がしっかりしていて、適応力の強いかたは、実証タイプであり、体格は良くても、ひどく汗をかいたり、寒がりのかたは、虚証タイプとなります。

私の経験ですと、以前より虚証タイプが多くなり、若いかたで体格の良いかたでも実証タイプが少なくなって、肉体的にも精神的にも頼りなくなっているようで、さみしく感じます。

皆さんはいかがでしょうか?


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