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てらまち・ねっと



 やっと、パソコンの通信がなおった。
 しかも、環境を整理したので、操作や通信も快適。

 ・・・実は、今朝も早朝から自分でなおしていたけど、ダメ。
 うーん、ひとを待つしかないと畑の仕事へ。
 9時過ぎに上がってきたとき、ちょうど、一昨日連絡した、詳しい人から「これから、行きますが、いいですか」と電話がった。
 ホッ。

 「フクザツ・・、まず、基本的な状況認識から・・・」
 途中「ルーターを初期化する前に呼んでください。設定が消えてしまうから・・」と、笑いながらの「ご注意」。

 ともかく、昼過ぎに復旧。・・・・ありがとうございます。

 こんな連休のときにわざわざ来てくれるなんて、感謝、感謝。

 さくさくとパソコンが動く。
 ブログは3日続きで夕方以降の投稿。
 いつも、朝の投稿を基本としている。
 ブログをはじめてから3日続きで夕方以降なんて初めて。
 
 で、ブログは昨日の続き熊の情報。
 今年は、熊の出没が多いらしいし。

 10日ほど前に行った伊吹山の9合目の駐車場からの登り口にも「熊出没注意」の看板がある。むろん、あちこちにそういう看板はある。
  ・・・半ば、脅しというより冗談ふうに思っている。

 その日も、連れ合いが「鈴をつけて」といったけど、「恥ずかしいからイヤ」と答えていた。

 でも、今回の乗鞍のあの人ごみの中での熊の事件。
 どこであってもおかしくないということを、改めて、認識しなければ、、、、
 今度、山に行くと 鈴 や 鐘 の 音 が にぎやかだろうなぁ・・・
 
2009年9月20日のブログ
     ⇒◆乗鞍にクマ / 仕方なく もしくは ビックリして 暴れたのかな
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●クマ:木の実求め、標高2千m以上にも…乗鞍9人重軽傷
          毎日新聞 2009年9月19日 21時45分
観光客がクマに襲われて重軽傷を負ったバスターミナル(手前中央)=岐阜県高山市で2009年9月19日午後5時半、本社ヘリから三村政司撮影

 岐阜県高山市丹生川町で19日、観光客がクマに襲われて重軽傷を負った現場は、標高約2700メートルの観光地。自然保護団体「日本熊森協会」(兵庫県西宮市)の森山まり子会長(61)によると、クマは通常、標高800メートルから2000メートル程度までの範囲で生息するといい、標高2000メートル以上に現れたことについて「通常では考えにくい」と指摘する。

 ただし、地球温暖化など近年の環境の変化で、餌となるドングリなどを従来の生息地で見つけるのが困難となり、本来の生息地ではない場所に餌を求めて現れるケースが近年、目立ってきているという。駆除されたクマの数も、04年には全国で2000頭強だったのに対し、06年には4500頭強と倍増した。

 NPO法人「日本ツキノワグマ研究所」(広島県廿日市市、米田一彦理事長)の調査でも、クマが登山者らを襲った例は972件(1953年以降)あるが、ほとんどは人里近くで発生していた。

 だが、米田さんも「秋は標高の高い場所から木の実が成熟するため、標高2000メートル以上にいてもおかしくはない。偶然人が出入りする施設があり、残飯などを求めてターミナル周辺に居着いてしまったのではないか」と話す。

 また、クマが観光客を襲ったことについては「クマは広くて明るい場所が苦手で、建物の中に入ることはあり得る。人が騒ぐのを見て興奮し、襲いかかったのではないか」と推測する。

 クマは冬眠に向けて餌を求める時期で、森山さんは「遭遇した場合は、向かっていくようなことはしないこと。クマは基本的には臆病(おくびょう)でおとなしいので、慌てずゆっくりと下がって逃げるべきだ」と話している。【米川直己、曽根田和久】

●標高2700メートル「熊がなぜ高所に」 身を隠す木々も餌もなく
            信濃毎日 9月20日(日)
 「どうしてこんな高所に熊が出たのか」。観光客らが次々と熊に襲われた乗鞍スカイライン・畳平バスターミナル一帯は、森林生育の上限高度(森林限界)を越える標高約2700メートル。身を隠す木々も、餌もない場所に突如現れた熊に、地元の人や専門家は一様に首をかしげた。

 バスターミナル近くの山小屋「白雲荘」の小屋番、梶清徳美さん(65)は「ここより下の標高約2000メートルの樹林帯は木の実が多くあって熊を見るが、この辺りでは一度も見たことがない」。一帯には、熊の餌になるドングリなどの堅果類や高山植物はないという。小屋から出るごみも車でふもとまで運んでいるため、「生ごみに餌付いたとも考えられない」と話す。

 信州ツキノワグマ研究会理事で県クマ対策員の後藤光章さん(35)は「熊は夏場、実が付く高山植物や草本類などを食べに高所に出ることがあるが、ドングリが実りだす時期は通常、広葉樹林帯にいる。森から森へ移動する途中だったのか…」と不思議がった。

 後藤さんは、熊が多くの人に襲いかかった点についても「母熊が子熊を守ろうとして人を襲うことはあるが、雄が9人も襲うという事例は聞いたことがない」と指摘。「よっぽどのパニック状態にあったのではないか」と推測している。

 県内でも6月に木曽郡木曽町の山林で山菜採りの男性が子連れの熊に襲われ、頭や顔などにけがをし、8月には上田市真田町でわなにかかった熊を見に行った夫婦が軽傷を負った。9月にも木曽町の山林内で山仕事をしていた男性が襲われ、右手の骨折などの重傷を負っている。

 ただ、県が今秋に行った堅果類の豊凶調査では、県内はほぼ全域で平年並み。事故現場から最も近い調査点がある東筑摩郡朝日村御馬越も平年並みという。県森林づくり推進課は「森林以外で数多くの熊が出没するような状況ではない」とみている。

●岐阜・高山で山中のクマ出没調査 以前から目撃情報
      2009/09/20 18:11 【共同通信】
 観光客ら9人がクマに襲われて重軽傷を負った岐阜県高山市の乗鞍岳で、県警は20日、現場周辺の山中などを捜索、野生のクマが出没する可能性があるエリアを調査した。

 9人が襲われたバスターミナル周辺では、以前からクマの目撃情報が寄せられており、高山署員と猟友会メンバーらが近くの登山道などを点検。20日の調査では野生のクマは確認されなかった。

 バスターミナルでは19日午後、近くの山から現れたツキノワグマに観光客ら9人が襲われ、4人が重傷、5人が軽傷を負った。

 19日から近くのキャンプ場に家族で来ていた横浜市の主婦(40)は「今日もキャンプなので、クマが出たら怖い」と不安そうに話した。

●「熊だ」悲鳴、逃げ惑う観光客ら 連休初日の乗鞍 
         信濃毎日 9月20日(日)
 5連休初日の19日午後2時半ごろ、秋の行楽シーズンを迎えてにぎわう岐阜県高山市丹生川(にゅうかわ)町の乗鞍スカイライン・畳平バスターミナル。バスなどで高山帯に上った観光客らは、一瞬にして恐怖のどん底に突き落とされた。悲鳴。襲われて血を流す人。逃げ惑う人々-。現場にいた人たちは声を震わせて熊の襲来を振り返った。

 17人で畳平バスターミナルを訪れていた横浜市の会社員、小田隆徳さん(54)は、友人で同市の石井恒夫さん(66)と2人で登山道を登ろうとすると、背後から「熊だ」という声が聞こえた。振り向くと、観光客が熊に追い掛けられているのが見えた。

 石井さんは持っていたスティックを振り上げ、熊に向かって走りだしたが、熊は逆に石井さんを倒し、覆いかぶさったという。車が威嚇のクラクションを鳴らしながら近づくと、ようやく石井さんから離れた。

 小田さんは「石井さんは右目が傷ついた。あっという間のことだった。その後、熊は人を追い掛けていたが、詳しいことは覚えていない」。

 熊はこの後、さらに人々に襲いかかった。

 松本電鉄のバス運転手、簑島道子さん(51)は熊が入ってきたバスターミナルに閉じ込められて襲われ、けがをした。「外でしきりに車のクラクションが鳴っているので、何かしらと思った。しばらくすると突然何人かがどっとターミナルに駆け込んできて、後を追い掛けるように熊が飛び込んできた」という。

 「逃げ惑うお客さんに出口を示すとみんな飛び出していって、私が出る前に出口が閉まった。出口を背にする私に熊が迫ってきて引きずり倒された。ターミナル内に残っていた人が熊に応戦してくれたが、やられてしまった」

 簑島さんは高山市内の病院で治療を受けた後、午後9時40分ころ、同社の新島々営業所(東筑摩郡波田町)に到着。かまれた左耳を大きなガーゼで覆い、頭にはネットをかぶり、シャツの襟にはべったりと血がついていたが、従業員らは簑島さんの姿を見てほっとした表情を見せた。

●クマ:「登山者に馬乗りになった」目撃者ら声震わせ 岐阜
       毎日新聞 2009年9月19日 23時54分
人を襲ったクマを閉じこめたバスターミナル周辺を警戒する警官ら=岐阜県高山市2009年9月19日午後5時37分、本社ヘリから三村政司撮影 秋の5連休初日、行楽客でにぎわう観光地が惨劇に見舞われた。19日、岐阜県高山市丹生川町の「ひだ丹生川乗鞍バスターミナル」でクマが観光客ら9人を襲い、重軽傷を負わせた現場を目撃した人たちは「人が大勢集まる場所にクマが出るとは」とおびえた表情でクマの脅威を振り返った。【奈良正臣、三上剛輝、山田尚弘】

 大阪府高槻市の女性(26)は午後2時半ごろ、ターミナルの建物内の土産物コーナーにいた。騒ぎに気付いて外を見ると、約100メートル離れた登山道でクマが男性を追い回していた。別の男性が棒きれで追い払おうとしたが、クマはひるまず逆に襲いかかった。「こんなに恐ろしい思いをしたのは初めて」。女性は声を震わせた。

 愛知県一宮市のタクシー運転手、鈴木敏夫さん(65)は離れた場所から同じ場面を見ていた。「自分があの場にいたら同じように襲われていたと思うとぞっとする。こんなに人の集まる観光地に恐怖が潜んでいるとは」

 クマはその後、木造平屋建てのパトロール小屋に逃げ込む。関係者がトラックで入り口をふさいだが、クマは暴れて飛び出し、再び登山者らへ向かった。

 新潟県柏崎市の男性(59)は、クマがあおむけに倒れた登山者に馬乗りになり、ひっかくような動きをするのを見た。近くの土産物店の従業員がけりつけると、クマは従業員も襲った。男性は「こんなに人が大勢いるところにクマが出て人を襲うなんて」と信じられない様子だった。

 ターミナル横の山小屋「白雲荘」の男性従業員(65)は、小屋の前で数十人の観光客らが逃げ惑うのを見て最初は「強盗が入ったのか」と思った。だが人垣の間からクマが見えた。「付近は食べ物も無くクマは珍しい。もっと大勢の観光客がいたらもっと多くのけが人が出たかも」

 さらにクマは、レストランなどが入る建物に侵入。建物内にいた観光客ら数十人の大半は2階へ逃げた。土産物コーナーの責任者によると、ターミナルの女性従業員が椅子でクマに立ち向かおうとしたが、逆に右手をかまれた。他の従業員が消火器を噴射、クマを土産物コーナーに追い込み、シャッターを下ろして閉じ込めた。

 午後5時58分、高山猟友会丹生川支部のメンバー3人がシャッターのすき間からクマに同時に発射。更に2発を撃ち込み、射殺した。

●「出没注意」張り紙し開通 クマ被害から一夜、乗鞍スカイライン
       中日 2009年9月21日 朝刊
 クマに襲われ観光客ら9人が重軽傷を負った岐阜県高山市の乗鞍スカイライン畳平の「ひだ丹生川乗鞍バスターミナル」は一夜明けた20日、スカイラインの通行止めが解除された。土産物店などは通常通り営業し、シルバーウイークのにぎわいを見せたが、クマよけの鈴を持参する観光客もいた。

 国や県の担当者、猟友会員が、クマの出没地点の登山道や周辺の遊歩道にクマの新たな足跡がないかなどを3時間にわたって確認。駐車場入口近くのパトロール小屋に「クマ出没注意」の張り紙を掲げ、午前10時半にスカイラインが開通した。

 クマが射殺されたターミナル建物内の土産物コーナー以外は営業。客足への影響を心配する売店関係者もいたが、近くの山荘「銀嶺荘」の土産物店の男性従業員(32)は「(客足)は昨日と同じくらい」とレジの応対に追われていた。

 家族5人で来た長野市の川野美恵さん(45)はクマよけの鈴を持参。「昨日のニュースを知って2、3個を買い足した。行くかどうか考えたが、天気がいいので来た」と話した。

 クマに出くわした場合の対処について、環境省自然公園指導員の大森清孝さん=高山市=は「クマは人間を怖がっている。にらみつけてゆっくり後ずさりする方法が良い。攻撃すると余計にパニックにさせる」と冷静な対応を呼び掛ける。

●出没、秋に増加傾向 乗鞍でクマの人身被害
     2009年9月21日 読売新聞
 高山市丹生川町岩井谷、乗鞍岳・畳平のひだ丹生川乗鞍バスターミナルで19日、観光客ら9人がツキノワグマに襲われ、重軽傷を負った事故は、今年度に入り、県内で初めてクマによる人身被害となった。県は、秋に向けてクマの出没が増える傾向にあることから、注意を呼びかけている。

 県地球環境課によると、クマによる県内の人身事故件数は、記録が残る1999年度以降、99、2004、08年度が各1件、03年度が2件、00、02年度が各3件、06年度が6件。06年度が多いのは、ブナなど広葉樹の実の不作により、餌を求めて多くの個体が人里に降り、人との接触が増えたことが原因とみられている。

 04~08年度の計8件(8人)をみると、2件が腕をかまれるなどの重傷で、残る6件は軽傷。発生場所は、民家前などの人里が6件、山林が2件。月別では、10月が5件と最も多く、5、9、11月が各1件だった。秋に被害が集中していることについて、同課は「クマが冬眠に備えて、より食物を求めているためと考えられる」としている。

 一方、目撃件数は02年度以降、同年度から05年度まで二けた台で推移したが、06年度は739件と大幅に増加した。07、08年度は100件台後半で、今年度は今月19日現在で182件となっている。

 有害駆除件数は70年度以降、88年度までの19年間で二けた台だった70、73、87年度を除き、年間100頭以上だった。89年度から05年度は年平均約40頭で推移したが、06年度は目撃件数に比例して過去2番目に多い246頭だった。

 同課は、クマを人里に近づけさせないようにするための注意事項として、〈1〉生ゴミを田畑に捨てない〈2〉墓地の供物は必ず持ち帰る〈3〉カキやクリなど、クマを誘い込む恐れのある果樹の実を残さず採取する〈4〉集落周辺のヤブ払いや有刺鉄線、電気柵を設置する――ことなどを呼び掛けている。

●乗鞍のクマ襲撃:今年度、県内で181頭の目撃情報 冬眠前、さらに増加も /岐阜
        毎日新聞 2009年9月21日 地方版
 ◇乗鞍にクマ、9人けが 鈴の携帯など対策を
 高山市の乗鞍スカイライン「ひだ丹生川乗鞍バスターミナル」で19日、ツキノワグマが観光客ら9人に重軽傷を負わせた。現地では20日、パトロールや「クマ出没注意」の看板を立てるなどの対策が講じられた。だが、県内では年々、クマの目撃件数が増えており、冬眠前の秋からはさらなる増加も予想される。山林に入る際には、鈴を鳴らすなどの対策が必要だ。【山田尚弘】

 現場となったバスターミナルは魔王岳(標高約2764メートル)近くの平地にあり、魔王岳を含む北アルプス地域では今年度8件の目撃情報があった。負傷者が出たのは今年度、県内で初めてだった。

 07~08年に県地球環境課が行った調査では、県内には約1200~1400頭のツキノワグマが生息していると予測される。今年度は、県内で181頭の目撃情報があり、うち148頭が飛騨地方で、57頭が高山市内から寄せられた。

 06年度は、突出して多い739件の目撃情報があり、計6人が襲われた。主要なエサとなるドングリなど木の実の凶作だった年で、クマが山から人里に下りてきたためと言われている。

 県には例年、6~10月に目撃情報の多くが寄せられており、同課野生生物担当の武藤茂課長補佐は「多くの人が山に登る時期にクマもエサを求めて移動するため、目撃件数も増えている」と話す。

 本来、クマは人間が苦手といい、NPO法人「信州ツキノワグマ研究会」(長野県松本市)の林秀剛代表は19日の被害を「偶然クマと人間が出合い、お互いパニックになったためだろう」と分析する。現場周辺には、クマのエサとなる花や、ハチがおり、「エサを求めて人家を襲う事例とは別だ」という。

 また、人に馬乗りになったとの目撃情報もあったが、「人間に敵対心を抱いているわけではなく、錯乱状態での行動ではないか」と説明する。クマに遭わない対策として林代表は、山林に入る時は鈴やラジオなど音のするものを携帯し、「自分の存在を示してクマに遠ざかってもらうことが重要」と訴える。

 県も06年から、インターネットを使ってクマ目撃情報の地点を示した「クママップ」を公開し、目撃情報のほか、鈴の携帯などの対策を求めている。「クママップ」は、県のホームページから見ることができる。

 ◇通行止めは解除
 一方、現場のターミナル内の店舗は20日も平常通り営業し、高山市がトイレや店舗内など5カ所に、「クマ出没注意」の看板を立てた。また、同日午前3時半から通行止めになっていた乗鞍スカイラインは、「他にクマがいないことが確認された」として、管理事務所が午前10時半に通行止を解除した。


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