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てらまち・ねっと



 大阪市立高校での体罰に起因にする生徒の自殺問題。
 橋下市長が、「入試中止」といい、当該高校の「教員総入れ替え」といい、
 (教育委員会に予算を渡す権限のある市長としての意味ととれる)「入試をするなら予算執行しない」
 などと強硬姿勢を表明している。

 その報道を見ていて、「橋下氏の対応自体」も体罰と共通の暴力、DVと同じではないかと、いつも感じる。

 もともと、体罰容認を明言する橋下市長、カチンときたとき、非論理的な暴力的な方法をとる、力に頼る、
 それを批判されると、なお、かっとなり、強硬となる・・・・
 体罰と同列ではないかと指摘されると、さらに激する・・・・

 これらのパターン、構図は、どうみても
 体罰教師、DVおとこ、DVおんな・・と同じに映るのは私だけではないだろう。

 ・・・・では、自分自身はどうなんだろう、とも思いつつ・・・・
 ・・・ということで関連情報を記録しておいた。

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  ●橋下知事「手を出さないとしょうがない」 体罰容認発言
            朝日 2008年10月26日22時49分
 大阪府の橋下徹知事は26日、堺市で開かれた「大阪の教育を考える府民討論会」(府、府教委主催)に出席、学力向上のための緊急対策に盛り込んだ反復学習の実施に理解を求めた。
一方、「口で言って聞かないと手を出さないとしょうがない」と体罰を容認する発言をした。

 知事は「私は学力を必ず上げます」と断言、「子どもが社会に出て壁にぶつかったとき、乗り越えられる能力が絶対必要だ」と訴えた。一方で「子どもが走り回って授業にならない。ちょっとしかって頭でもコツンとしようものなら、やれ体罰だと叫んでくる。これで赤の他人の先生が教育をできるか」と話し、どこまでを教育と認めるか合意形成が必要だとした。

 また、質問に立った日教組の組合員という小学校職員が、「日教組の強いところは学力が低い」などと発言した中山前国土交通相を知事が擁護したことを批判。その後、知事を非難するヤジが続くと、知事は「中山発言正しいじゃないですか」「これが大阪の教育現場。こういう教師が現場で暴れ放題する」「9割の先生は一生懸命やってる。1割のどうしようもない先生を排除してください」と激しい口調で話した。

 討論会後、報道陣から体罰を容認するのかと聞かれた知事は「体罰という言葉にとらわれる必要はない」と答えた。これに対し、討論会に同席した生野照子・府教育委員長は「体罰に関する発言は間違っている」と話した。



●「もみあげをつまんで引き上げるくらいまではいい」 橋下市長の「体罰」新解釈が波紋
             j-cast 2012/10/ 4 19:33
 大阪市の橋下徹市長が提案した問題生徒・児童への対応指針が物議をかもしている。市の有識者会議で、橋下市長は教員が「懲戒権」を活用できるようにすべきだと提案し、「もみあげをつまんで引き上げるくらいまではいいと思う」などと述べた。橋下市長は、これは「体罰」とは異なるものだとしているが、「発言は体罰容認につながる」との批判が出ている。

学校基本法では体罰を禁じており、「指導」と「体罰」の線引きについては議論が続いてきた。この線引きについては、07年に文科省が、問題行動を起こす生徒への対応についてのガイドラインで示している。それによると、「殴る、蹴る」「正座・直立等特定の姿勢を長時間にわたって保持させる」といった行為は体罰にあたると解釈されているが、有形力(目に見える物理的な力)の行使をともなう懲戒については、「一切が体罰として許されないというものではない」とも説明している。

「ちょっと立たせただけで体罰とかですね…」

橋下市長は、2012年10月2日に開かれた教育振興基本計画を議論する有識者会議の中で、

「文科省のガイドラインに(加えて)、また大阪市が作ってもいいんじゃないですか?」
と、さらに具体的なガイドラインを作るように求めた。橋下市長は、

「先生ももうちょっと、どうなんですか、懲戒権というか、認めてあげられないもんなんですかねー。ちょっと立たせただけで体罰(と言われる)とかですね…。『これぐらいはいいでしょう』っていうガイドラインを示してあげるとですね…。もう(生徒を)怒れなくなってますよ、先生が」
と、教員が問題生徒に対して行える対策が限られていることを問題視。「体罰はダメ」と断りながらも、ガイドラインの一例として、

「僕は、もみあげをつまんで引き上げるくらいまではいいと思うんですけどね、そんなのしょっちゅうありましたし、それぐらいなかったらねー、ダメです。大阪市でそれを体罰とか何とか言われたら、政治で僕が引き受けますから」
と述べた。さらに、

「腹をどつかれた時の痛さ、そういうものが分かれば、相手側の方に対しても歯止めになると思う」
と、いじめ対策の側面も強調した。

囲み取材では一転「それは有識者が考えること」
だが、この日の夕方の囲み取材では一転、慎重姿勢に終始した。

「文科省のガイドラインよりも踏み込んだ形にするのか」
との記者の質問には、

「そこは僕は何もいっていない。有識者で考えてもらうこと。僕は問題提起をしたところまで」
とかわし、

「市長の問題意識としては、有形力の行使をある程度認めるべきだ、ということなのか」
と重ねて聞かれても、

「それは有識者が考えること」
と繰り返すにとどまった。

この発言をめぐっては、早速批判が出ている。例えば、橋下市長に対して対決姿勢を続けている日本共産党の「しんぶん赤旗」は、10月3日の紙面で、

「体罰は暴力そのもので、絶対に許されません。橋下氏の発言は体罰容認につながるもので、批判は免れません」
と報じている。



●桜宮高、体育科など2学科募集中止を…橋下市長
                    2013年1月15日22時41分 読売新聞
 大阪市立桜宮高校の体罰問題に関連して、橋下徹市長は15日の記者会見で、今春の同高入試で体育科(定員80人)とスポーツ健康科学科(同40人)の募集を中止すべきだとする考えを明らかにした。

 市教委に2学科の定員計120人を普通科に振り替えるよう求めたという。市教委は21日に判断する。

 15日、体罰問題を巡る市教育委員との非公開の議論で橋下市長が提案した。

 これに対し、会見に同席した永井哲郎・市教育長は「受験生への影響が大きすぎる。引き続き議論させてほしい」と述べた。

 募集要項によると、同高の今春入試は、体育科とスポーツ健康科学科の出願期間は2月13~14日で、試験は同20、21日。普通科の出願期間は3月4~5日、試験は同11日となっている。

●「顧問残留なら給与出さず」 大阪・桜宮高で市長が方針
           中国 '13/1/17
 大阪市立桜宮高バスケットボール部の男子生徒自殺問題に関し、橋下徹市長は17日の記者会見で、体育系部活動のすべての顧問教諭が2013年4月以降も同校に残留すれば、給与などの人件費を執行しない方針を明らかにした。

 また市長が打ち出した同高の体育系学科の入試中止方針を、市教育委員会が21日の会議で正式に拒否した場合、予算面で対抗措置を取ると示唆した。

 橋下市長は同校の全教員を別の学校に異動させることや、体育系学科の入試中止を市教委に求めており、市教委側をけん制する狙いがありそうだ。

 会見で「体育系クラブの顧問の総入れ替えは絶対に譲れない。もし13年度もいるとなれば人件費は執行しない」と述べた。教員の人事異動の権限は市教委にあるが、市教委の予算の編成・執行権は市長が握っている。

●「橋下市長は分かっていない」募集停止に在校生から悲鳴
          産経 2013.1.17 08:28
 大阪市立桜宮高校バスケットボール部主将の男子生徒=当時(17)=が顧問(47)の体罰を受けて自殺した問題で、橋下徹大阪市長(43)は16日、体育系2科の募集を中止する意向をあらためて強調した。これに対して同校の生徒らからは「やりすぎ」「橋下市長は分かっていない」と反発の声が上がるなど、波紋が広がっている。

 「先生の体罰は問題だけど、生徒はみんな一生懸命だった。橋下市長は分かっていない」

 “橋下批判”を口にするのは同校普通科の女子生徒。この女子生徒は「体育科への進学を希望していた中学生がかわいそうだ」と後輩が“とばっちり”を受けることも指摘する。

 渦中の体育科の生徒からも批判的な意見が聞かれた。体育科1年で剣道部に所属する女子生徒(16)は「体育科は学校の特色で大事な存在。予定通り入試をしてほしい」と話す。

 続けて「部活動も活動停止になりみんな困っている。生徒は悪くないはずなのに」と戸惑った表情を浮かべた。

 体育科が同校の看板のひとつになっていることは生徒らも認識しているようで、別の普通科の女子生徒も「スポーツの評判が高かったのだから、体育科あっての桜宮高校だと思う。中止は考え直してほしい」と訴えた。

 さらに、市教育委員会には16日、同校に受験を予定している中学生の保護者や在校生、一般市民らから電話やメールが殺到した。

 「受験生は悪くないのに影響を受けるのはおかしい」「この時期の中止は受験生の混乱が大きい」「子供たちの夢をつぶすようなことはやめてほしい」

 50件以上の意見の大半は反対の声。そのほかに在校生の保護者からは同校の存続を心配する声もあったという。

●桜宮高入試中止改めて要請=予算「人質」に-高2自殺・橋下大阪市長
         時事。(2013/01/17-19:33)
 大阪市立桜宮高校2年のバスケットボール部主将の男子生徒(17)が顧問の男性教諭(47)から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、橋下徹市長は17日、同校の体育科などの入試中止を改めて市教育委員会に求めた。橋下市長は記者会見で、「予算の執行権は僕(にある)」と述べ、市教委予算の凍結を示唆。市教委は予算を「人質」にとられた形での判断を迫られることになる。
 「受験生に罪はない」など入試中止に反対の声が上がっていることに対しては、「まずは実態を解明をしないといけない。(体罰が)許されるという意識を一度断ち切るために、(入試を)やめることこそが子どものためになる」と語った。

●「入試予算執行しない」 橋下市長、中止要請に従わない場合
        日経 2013/1/18 2:08
 大阪市立桜宮高校(同市都島区)2年の男子生徒(17)が自殺した問題で、橋下徹市長は17日の記者会見で、市教育委員会が市長の中止要請に従わず同校体育科入試を実施する場合、「入試関連予算を執行しない」と述べ、受験生の混乱を懸念し中止に慎重な市教委側を強くけん制した。

 入試実施の決定権や人事権は市教委にあり、市長は指揮命令できないが、予算執行権は市長が持っている。また、橋下市長は、同校の体育科教員や体育会系部活の全顧問が4月以降も異動せずに同校に残れば、人件費予算を執行しない意向も明らかにした。

 一方、大阪市立中学校長会は同日、「生徒と保護者に不安と動揺を与える」として、市教委に対し予定通り入試をするよう要望書を出した。

 受験生らから入試中止への反対意見が出ていることについて、橋下市長は「生徒も保護者も学校の当事者。学校についてしっかり考えてもらわないといけない」と中止の必要性を強調。体罰の事実関係は外部監察チームが調査中だが、「今ある事実から推定すると学校全体に問題がある」と主張した。

 一方、大阪市の永井哲郎教育長は同日、幼稚園や特別支援学校を含む全市立学校520校の校長らを対象にした臨時会合で、同一校に10年以上勤務している全教員を4月に原則異動させる方針を明らかにした。

 会合で、永井教育長は「今回の事案は顧問が18年同一校で勤務していたことが事態を悪化させたと問題視されている。趣旨を理解してほしい」などと語った。

●普通科入試条件「顧問ら入れ替え」橋下市長 (大阪府)
          1/17 22:33 NEWS24]
 大阪市立桜宮高校でバスケットボール部の男子生徒が顧問に体罰を受けた翌日に自殺した問題で、大阪市・橋下市長は17日午後の会見で、校長や教頭、顧問らの入れ替えを行うことが普通科の入試を続ける最低条件だとの認識を示した。 

「校長や教頭は入れ替えるのは当たり前なんですが、クラブ活動の顧問については最低限、全員入れ替えを絶対にやってもらわないと困る」-橋下市長は強い口調で、今年3月に行われる予定の桜宮高校の入試を実施するにあたり、校長や教頭を含む教員の入れ替えが必要だとした。

 橋下市長は15日、教育委員会に対して、来月行われる桜宮高校の体育科とスポーツ健康科学科の入試を中止し、2つの学科の定員120人は普通科に振り替えるよう要請した。

また、橋下市長は16日、市の幹部宛てに「桜宮高校普通科の入試を継続するにしても、校長や教員の総入れ替えは最低条件だと思います」というメールを送り、体育科などの今年の入試を中止するだけでなく、全ての教員の人事異動を要求している。 橋下市長は「意向は総入れ替え、それは伝えてあります。現実問題、どこまでそういう人事をやるかは教育委員会に任せます。

ただ、体育系のクラブ活動の顧問が4月1日からまだいるということになった場合には、その後の体育教師としての人件費は執行しないということを先ほど、教育委員会サイドに伝えたところであります」「学校みんなで、保護者や生徒も含めて当事者となって、ちゃんと新しい生徒を迎えられるような学校にしてくださいと」と述べた。

 全教員の入れ替えについて、永井教育長は「無理です。学校がつぶれてしまう」と難色を示したが、市教委の幹部は「クラブ顧問の教員のみであれば前向きに検討する」としている。 一連の問題を受け、17日午後、大阪の市立学校の校長が集まり、臨時の会議が開かれた。中学校の校長会は、桜宮高校の入試を中止しないよう緊急の要望書を市教委に提出したという。

 また、下村文科相は橋下市長の対応について、「1つの高校の解決だけで済む話ではない」と語り、体育科などの入試を中止すべきとした橋下市長の方針については「市長の判断は判断として受け止めますが、本質的な解決という意味ではもっと国として考えていく必要があると思います」と述べた。 橋下市長は在校生などからも多くの反対意見があるにもかかわらず、強気の姿勢を崩していない。21日に方針を決定する市教委の対応が注目される。

●「そのまま入試やったら大阪の恥ですよ!」 橋下市長「体育科入試中止」宣言に波紋
               j-cast 2013/1/16 18:40
 大阪市立桜宮高校のバスケットボール部の主将を務めていた男子生徒(当時17)が顧問の体罰を受けた後に自殺した問題で、大阪市教育委員会は同部の無期限活動停止を決めた。次に焦点になりそうなのが、入試のあり方だ。橋下徹市長は2013年1月15日夜の会見で、体育科の受け入れ体制が整っていないとして、入試の中止を教育委員会に求めるという異例の対応に出たのだ。入試は1か月後に迫っており、中止すれば混乱は必至だ。教育委員会も「すぐには受け入れがたい」と困惑している。

「今こういう事態だから、1回ちょっと、ここは我慢してもらって…」
1月15日、男子生徒の自殺後初めて大阪市の教育委員会会議が開かれ、バスケットボール部以外にも、体罰が継続的に行われていたバレーボール部の無期限活動停止を決めた。

一方、義家弘介文部科学政務官も大阪市入りして桜宮高校の校長らと面会。学校の状況について

「練習試合の最中、コートの中で(体罰)が行われていて、全く問題にならなかったことが異常。街でいきなり、気にくわないからって平手打ち4発、5発やったら、110番入りますよ!」
「社会と学校が、あまりにもかけ離れている」
などと厳しく批判し、市教委に実態解明を指示した。

波紋を広げたのが橋下市長が同日夜に開いた会見だ。橋下市長は、体育科(募集人数80名)とスポーツ健康科学科(同40名)について入試を中止し、すでに120人募集することになっている普通科に振り替えるように教育委員会に求めたことを明らかにした。橋下市長は、その理由について

「体育科をそのまんま入試をやるなんてことやったら、大阪の恥ですよ!」
「体育科を目指してきた生徒諸君は、頑張ってきたのはよく分かるが、今こういう事態だから、1回ちょっと、ここは我慢してもらって、しっかりこちらの方も受け入れ体制を確認しますんで」
と説明。入試について決定権があるのは教育委員会で、会見に同席していた長谷川恵一委員長は、

「ちょっと市長のおっしゃっている内容については、すぐには受け入れがたいところがある」
と難色を示した。教育委員会では1月21日の会議で結論を出す方針。

●下村文科相、橋下氏を批判 体罰問題「本質的解決を」
       朝日 2013年1月18日1時37分
 橋下徹・大阪市長が市立桜宮高校の校長と全教員を他校へ異動させるよう市教委に求めたことを受け、下村博文文部科学相は17日、他の高校でも体罰がありうることを踏まえ、「一つの高校の解決だけで済む話ではない」と批判した。東京都内で記者団に答えた。

 下村文科相は、橋下市長が同校の体育学科とスポーツ健康科学科の今春の入試の中止を求めていることについても、「市長の判断として受け止めるが、もっと本質的な解決を国として考えていく必要がある」と述べ、賛意を示さなかった。

●橋下市長、桜宮高自殺問題で“強権”も…対応に賛否/強権発動をちらつかせる橋下市長
         スポニチ [ 2013年1月18日 06:00 ]
 大阪市立桜宮高バスケットボール部主将の男子生徒=当時(17)=が顧問(47)の体罰を受けた後に自殺した問題で、橋下徹市長は17日、同校の体育系部活動の全顧問教諭について、2013年度も残留すれば給与などの人件費を執行しない方針を明らかにした。同校の体質改善に向け市教委をけん制する狙いとみられるが、職権にものを言わせる強硬な手法に異論も生じそうだ。

 橋下市長はすでに、同校の全教員を別の学校に異動させることを市教委に要請しているが、この日の会見で「体育会系の顧問の総入れ替えは絶対に譲れない」と要求を引き下げたうえで「もし13年度もいるとなれば、体育教師としての人件費は執行しない」と述べた。

 教員の人事異動の権限は市教委にあるが、市教委の予算の編成、執行権は市長が握っている。市教委が自らの意に反した人事を行った場合の“強権発動”をちらつかせ、クギを刺す狙いがありそうだ。

 桜宮高では体罰がまん延している実態が次々と明るみになっており、橋下市長は「生徒が死んだ。越えてはいけない一線を越えたから、高校の伝統を断ち切る」と、同校の体育会系学科の入試中止を求めるなど、体質改善に向けた大胆な方策を次々打ち出している。

 ただ「やり過ぎ」「受験生に罪はない」などの否定的な意見が市教委に殺到するなど、橋下市長の発言は波紋を広げている。そんな中、市長権限を振りかざして持論を通そうとするやり方や、極端とも言える方針について、あらためて疑問の声が上がりそうだ。

 この日、橋下市長は市教委が正式に入試中止を拒否した場合、予算面で対抗措置を取ることも合わせて示唆。「予算の執行権は僕の権限。教育委員会の決定に自動的に予算が付くわけではない」と述べた。市教委は21日の会議で最終判断する。

 さらに「市ではもう高校はコントロールできない。大阪市が高校を持ってるのは大問題」と、市立高を大阪府へ移管する考えを重ねて示した。

 下村博文文部科学相は橋下市長が市教委に要請している方針について、「市立高なので市長の判断は受け止める」としたうえで、「桜宮高は教員を入れ替えて済むといえるかもしれないが、他の学校でも体罰はあると思う。1校の解決で済む話ではない」と慎重な見方を示した。


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