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てらまち・ねっと



 昨夕、名古屋出の講座から帰ってきたら、自宅あたりは結構な雪景色だった。
 19時からの地区の会合のあと、夕食・・・

 ところで、昨日は、岐阜県知事選の投票日。
 私たちは、名古屋に出かける前の金曜日に期日前投票を市役所で済ませておいた。
・・・・大雪にでもなって、名古屋から投票時間内に帰れないといけないので。

 その知事選の全体の投票率は、過去最低と報道されている。
 実に盛り上がりのない選挙。

 なんとなく、このブログも距離を置いていた。
 2013年1月11日 ⇒ ◆岐阜県知事選告示/「明確な争点がない選挙だけに、今ひとつかみ合わない論戦」
   「・・・新聞が 「明確な争点がない選挙だけに、今ひとつかみ合わない論戦になっている」 と書いてしまうような岐阜県知事選挙。・・・」

 2013年1月20日 ⇒ ◆岐阜県知事選挙/選挙も中間/選挙公報を掲載のページにリンク/候補者の情報
    「・・・ところで、先日、選挙公報が自宅に配られてきたし、ネットにも載せられている。
       県選管は(総務省の見解に従ってか)「自らのホームページを選挙公報が掲載された選挙管理委員会ホームページにリンクさせること。」も法に抵触の可能性があるからと注意書きをしている。
       しかし、私はそれは間違いだと思う。・・・」

 
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●  岐阜県選挙管理委員会 / 結果の速報のページ から
投票率



結果




●2013知事選:きょう投開票 両候補、最後の訴え 雪の中、声からし /岐阜
           毎日新聞 2013年01月27日 
 知事選は27日投開票される。選挙戦最終日となった26日、共産新人で党県常任委員の鈴木正典氏(49)と、3選を目指す無所属現職の古田肇氏(65)=自民、民主、公明、日本維新の会県本部推薦=は、大票田の岐阜市内を精力的に回り、最後の訴えに声をからした。投票は県内872カ所で原則午前7時から午後8時まで実施。雪などの影響を考慮し、計13市町村で投票時間が短くされる。深夜には大勢が判明する見込みだ。【三上剛輝、梶原遊】

 ■鈴木候補
 ◇集会や街宣157回
 鈴木氏は、最後の訴えとなった26日も、降りしきる雪の中、岐阜市内を中心に「県民主役の県政を実現する」と声をからした。

 個人演説会やミニ集会を含む街宣活動は、17日間で計157回に上り、「福祉の充実と地域経済の再生」を軸に各地で支持を訴えた。選挙戦後半には、現知事の1期当たり約4600万円の退職金を引き合いに出し、「公金意識を著しく欠いている。福祉の充実にあてるべきだ」と現職批判を展開した。鈴木氏は選挙戦を振り返り、「手を振って下さる有権者も次第に増え、尻上がりに手応えが感じられた」と話した。

 ■古田候補
 ◇移動距離8000キロ超
 一方、古田氏は、選挙カーと移動用の車をあわせた走行距離は8000キロを超えた。

 古田氏は選挙戦を「民意を探る旅」と位置づけ、全42市町村で計45回の個人演説会を行い、来場者は1万3400人(陣営発表)。街頭演説も58回こなした。古田氏は「握手の力が4年前より強い」と話し、選挙カーに向かって手を振ってくれる人も増えたという。

 応援演説に来た大学教授に「投票率ばかりが叫ばれ古田の『ふ』の字もない。不思議な選挙」と言われた。「私のせいです」と笑いながら「全力は尽くした。後は天命を待つだけだね」。

●県知事選きょう投開票 午後9時すぎ大勢判明か
          岐阜 2013年01月27日09:51
 任期満了(2月5日)に伴う県知事選は、27日投票、即日開票される。立候補しているのは、共産新人で党県常任委員の鈴木正典氏(49)と、3選を目指す無所属現職の古田肇氏(65)=自民、民主、公明、日本維新県本部推薦=の2人で、同日午後9時すぎには大勢が判明する見込み。早急な景気浮揚、雇用確保対策が求められる中、今後4年間の県政のかじ取り役を決める重要な選挙。2期8年の古田県政を有権者がどう評価するか注目される。

 古田候補は行財政改革などの実績を基に「清流の国ぎふ」づくりと銘打ち、観光の基幹産業化や国体後のまちづくりを訴えた。各党や約300の団体からの推薦を受けて、組織戦を展開してきた。

 鈴木候補は街頭演説に力を注ぎ、古田県政を「大型公共事業で借金を増やし、福祉を切り捨てた」と指摘。中小企業支援のほか消費税増税への反対を明言し「県民に温かい県政をつくる」と訴えた。

 投票は県内872カ所の投票所で午前7時から午後8時まで行われる。一部で開所時刻繰り下げや閉鎖時刻の繰り上げもある。

 開票は安八郡輪之内町など6町の午後8時45分を皮切りに始まる。県都岐阜市は同9時30分から。開票終了の予定時刻は安八郡安八町と大野郡白川村の同9時30分が最も早く、市部でも同11時ごろまでに終了。最も遅い岐阜市は同11時40分を見込む。

 投票率は前回、過去最低の38.44%にとどまっており、歯止めが掛かるかどうかも注目される。

●岐阜県知事選 現職の古田氏が3選
         NHK 1月27日
任期満了に伴う岐阜県知事選挙は27日に投票が行われ、無所属の現職で、自民党、民主党、公明党、それに日本維新の会岐阜県本部が推薦する古田肇氏が3回目の当選を果たしました。

岐阜県知事選挙は開票が終了しました。
▽古田肇、無所属、現、当選 47万4731票。
▽鈴木正典、共産、新    8万3859票。

自民党、民主党、公明党、それに日本維新の会岐阜県本部が推薦する古田氏が、共産党の新人を抑え、3回目の当選を果たしました。
古田氏は岐阜市出身の65歳。

旧通産省に入り、経済産業省の商務流通審議官や外務省の経済協力局長などを経て、平成17年の岐阜県知事選挙で初当選しました。
今回の選挙戦で古田氏は2期8年の実績を強調するとともに、積極的な企業誘致などによる地域経済の活性化や行財政改革の推進、それに原子力防災を含めた防災対策の充実などを訴えました。
その結果、古田氏は、推薦を受けた政党の支持層やいわゆる無党派層などから幅広く支持を集め、3回目の当選を果たしました。

投票率は、前回に比べ4.52ポイント低い33.92%で、過去最低となりました。
古田氏は、「3選を果たさせていただき、感謝、感激です。景気と雇用への対策をという声が強かった。県も来年度の予算編成のまっただ中で、岐阜県版の成長雇用戦略を見据えながら、直ちに作業に入りたい」と述べました。

●岐阜県知事に古田氏3選 共産新人破る
           2013/01/27 22:24 共同通信
 任期満了に伴う岐阜県知事選は27日投票、即日開票の結果、無所属現職の古田肇氏(65)が、共産新人の党県常任委員鈴木正典氏(49)を破り、3選を果たした。
 投票率は33・92%で過去最低。前回2009年の38・44%を4・52ポイント下回った。
 自民、民主、公明のほか、日本維新の会県本部が古田氏を推薦する与野党相乗りの構図で、事実上の信任投票となった。
 古田氏は、岐阜市内の事務所で支持者を前に「2期8年で発展の足掛かりをつくった。次は飛躍の4年にしたい」と述べた。「景気・雇用対策は緊急の課題だ」として、岐阜県版の成長・雇用戦略を実行に移す考えを表明した。

●岐阜県知事選 現職が3選も投票率過去最低
         産経 2013年01月28日
 任期満了に伴う岐阜県知事選は27日投開票され、無所属で現職の古田肇氏(65)が共産党公認の新人で党県常任委員の鈴木正典氏(49)を破り3選を果たした。投票率は33.92%で、2009年の38.44%を下回り過去最低となった。 
 任期満了に伴う岐阜県知事選は27日投開票され、無所属で現職の古田肇氏(65)=自民、民主、公明推薦=が、共産新人で党県常任委員の鈴木正典氏(49)を破り、3選を果たした。投票率は33.92%で、過去最低だった前回の38.44%を下回った。

 05、09年に続き主要政党が古田氏を支援し、日本維新の会県本部も推薦。「相乗り」対「共産」の構図で関心が高まらなかった。
 古田氏は、多くの業界団体や県内全市町村長の支援も受け、終始選挙戦を優位に展開した。【三上剛輝】

 岐阜県知事選は27日、投開票され、無所属現職の古田肇氏(65)=自民、民主、維新、公明推薦=が、共産新顔で党県常任委員の鈴木正典氏(49)を破り、3選を果たした。古田氏は約300の各種団体から推薦を受けて組織戦を展開し、着実に支持を固めた。投票率は33・92%で、過去最低だった前回の38・44%を下回った。

 古田氏は昨年11月に立候補を表明。職員の給与カットや事業見直しといった行財政改革や、昨秋のぎふ清流国体を開催したことなどを2期8年の実績としてアピールした。「清流の国ぎふ」というコンセプトを打ち出し、地域の絆づくりやまちづくりに力を入れると訴えた。

 鈴木氏は昨年12月の衆院選で落選した後に立候補を決めた。福祉の拡充や地域経済の振興などを訴え、古田県政への「批判票」を取り込もうとしたが、浸透できなかった。

 選挙戦は、これまでと同様、事実上「オール与党」対「共産」の構図で、目立った争点がないことなどから盛り上がりに欠け、投票率が伸び悩んだ。

 岐阜県知事選は27日投開票が行われ、現職の古田肇氏(65)(無所属=自民、民主、公明推薦)が、新人で共産党県常任委員の鈴木正典氏(49)(共産)を破り、3選を果たした。
 投票率は33・92%だった。

●岐阜県知事選 「政治は芸術」を現実に
        中日  2013年1月28日
 岐阜県の古田肇県政が三期目のスタートを切る。行財政改革などでの二期の手堅い行政手腕は評価できる。不況で内向きになりがちな県民に、リーダーとして古田カラーを鮮明に示してほしい。

 三百を超える各種団体から推薦を受けた古田氏は、盤石の戦いぶりで三選を決めた。中央官僚出身の知事として、安定した県政運営で県民生活を支えてきた二期の実績が評価されたといえる。

 安倍政権のてこ入れで、景気が上向く兆しはある。だが、安心はむろん、できない。景気浮揚、雇用対策、地域医療や福祉の充実、地域格差の解消、人口減対策などは待ったなしの課題である。これまで以上に力を入れてほしい。

 特に、岐阜県は全事業者のうち、景気に左右されやすい製造業の割合が14・2%と全国一位だ。景気変動や国際情勢の影響を受けにくい内需型産業の育成、誘致は不可欠だろう。

 選挙戦中に古田氏は「政治は総合芸術である」という言葉を紹介した。さまざまな人に支えられて県政運営ができることに感謝した謙虚な言葉であろう。

 だが、それとは別の意味で、地方政治が総合芸術であるとも考えたい。地域の課題にきめ細かく目配りし着実に解決する行政手腕と、県民を元気にするメッセージを発信できる政治的リーダーシップを総合した政治である。

 古田氏は国体成功を起爆剤に「みんなが主役、清流の国ぎふを」と訴える。だが、自然や歴史を生かし、どのような郷土をつくり上げたいのかという訴えが、いまひとつ心に届いてこない。

 三期目は一般的に仕上げの時期である。能吏の殻を大胆に破り、地域のリーダーとして古田カラーを思う存分発揮してほしい。

 知事選を振り返れば、過去最低の33・92%という投票率の意味もよく考えてほしい。

 共産党が自前候補を立てたことは評価できるものの、自民、民主、公明、維新県本部の推薦という現職相乗りの構図に県民が冷めた目を向けたからだろう。

 自民と民主が政権を争った衆院選の直後の知事選でもある。各政党はそれぞれが重要だと思う政策の実現を託す候補を立て、有権者に多様な選択肢を提供すべきではなかったか。

 地方政治は、首長と議員の二元代表制である。選挙応援とは切り離し、県議会は三期目の県政をしっかりチェックしてほしい。



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