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てらまち・ねっと



 「ダボス会議」という名称は時に聞く。「世界経済フォーラム」がダボスで開く年次総会のこと。
 その「世界経済フォーラム」が10月に男女平等に関する報告を出したという。
 そこで、ネットで調べてみた。

 日本は連続して順位が転落、今回は今までで最低の105位になった。
 国別にランキングで色分けした世界地図を見ると「日本の位置」は歴然としていた。
 順位低下の主な原因は、女性議員数の減少だと、報告書は述べているそうだ。

 こういうランキングは、いろんな視点から読むと面白いから、あちこちと違いそうな意見をとどめておく。

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  ●世界経済フォーラム(WEF)の報告のWeb ⇒ The GlobalGender Gap Report 2013
 ★報告の全文 ⇒ レポート全文 PDF版

   ★   国別ランキングの色分けマップ に リンク

(写真をクリックすると拡大)


●男女平等指数、日本は過去最低の105位WEF報告
      英字新聞社ジャパンタイムズによる英語学習サイト/2013年11月8日号掲載の記事(ST編集部訳)
 安倍晋三首相は、女性に権限を持たせることを、(経済)成長促進の重要な柱と位置づけたが、世界経済フォーラムが10月25日に発表した報告書によると、日本の男女格差はさらに悪化しているという。

「世界男女格差報告」で日本は136ヵ国105位で、2006年に調査を開始して以来最低となった。日本は昨年101位だった。
順位低下の主な原因は、女性議員数の減少だと、報告書は述べている。

●世界経済フォーラム発表 日本105位 男女平等
      バーバンク アソシエイ / エージェントワークコンシューマー業界の採用/転職支援 2013.11.02
 世界的に知られるスイスのシンクタンク・世界経済フォーラムが全世界の男女の格差をランキングした報告書を発表した。日本の水準がまだまだ世界レベルではない面の改善が求められる結果となっている。

世界経済フォーラムは、2013年版の「男女格差報告」を発表、日本は調査対象となった136カ国中105位で、前年より順位を4つ下げた。順位の低下は3年連続。
女性議員がさらに減ったことが順位低下の原因となった。先進国の中で最低水準が続いている。

首位は5年連続でアイルランド。2位はフィンランド、3位はノルウェーと、上位に例年通り北欧諸国が並ぶ一方、5位にフィリピンが入った。アジア太平洋地域ではニュージーランドが7位に続いた。米国は23位、中国は69位、韓国は日本より低い111位だった。

男女格差報告は各国の女性の地位を経済、教育、政治、健康の4分野で分析し、数値化している。

●男女平等、日本は105位 先進国で最低水準続く
          2013/10/25 07:06 【共同通信】
 【ジュネーブ共同】ダボス会議で知られるスイスのシンクタンク、世界経済フォーラムは25日、2013年版の「男女格差報告」を発表、日本は調査対象となった136カ国中105位で、前年より順位を四つ下げた。順位低下は3年連続。

 女性議員がさらに減ったことが順位低下の原因となった。先進国の中で最低水準が続いている。

 首位は5年連続でアイスランド。2位フィンランド、3位ノルウェーと、上位に例年通り北欧諸国が並ぶ一方、5位にフィリピンが入った。米国は23位、中国は69位、韓国は日本より低い111位だった。

●男女平等度、日本105位=政治参加の遅れ響く-世界経済フォーラム
            時事 2013/10/25-07:25
 【ジュネーブ時事】「ダボス会議」の主催で知られる世界経済フォーラムは25日、社会進出などでの男女平等度に関する2013年のランキングを発表、日本は136カ国中105位で前年から4つ順位を落とした。首位は5年連続でアイスランド。

 ランキングは政治参加、経済的な機会均等、教育、健康の4分野で男女格差を評価。日本は女性国会議員数が減ったことで、特に政治参加で格差が大きいと判断された。

●男女平等指数、日本3年連続低下の105位 世界経済フォーラム
           日経 2013/10/25
 世界経済フォーラム(WEF)は25日、世界各国の男女平等の度合いを指数化した2013年版「ジェンダー・ギャップ指数」を発表した。日本の順位は調査対象136カ国のうち105位で前年より4つ下がった。識字率や高校までの教育水準では世界1位だが、女性の就労者や政治家が少ないことが全体の評価を下げている。

 順位の低下は3年連続で、同指数の発表が始まった06年以降の最低を更新した。経済協力開発機構(OECD)加盟国で日本より順位が低いのは111位の韓国だけだった。

 WEFは女性の地位を経済、教育、政治、健康の4分野で分析している。日本は経済で104位、政治では118位にとどまった。教育は識字率の高さなどを、大学や専門学校への進学率の低さが相殺し91位だった。

 1位は5年連続でアイスランドで、2位以下はフィンランド、ノルウェー、スウェーデンと北欧勢が続く。上位10カ国のうち7カ国を欧州が占める。アジアで最高は5位のフィリピン。同国は大学や専門学校に進学する人に占める女性の比率が世界で最も高く、政治への参加も世界で10位と高く評価された。
(ブリュッセル=原克彦)

●男女平等度ランキング、日本は105位 世界経済フォーラム
     世界経済のネタ帳 2013年10月25日 11:45
世界経済フォーラム(WEF)は25日、社会進出や政治参加における男女間の平等度を示すランキング(対象136ヶ国)の2013年版を発表した。

経済・政治・教育・健康の4つの分野で測定し、男女格差をどの程度うめられているかを表している。1位は5年連続でアイスランド、2位はフィンランド、3位はノルウェーとなり、日本は105位だった。昨年と比較して、86ヶ国が男女格差を改善した。

以下はランキングの一部抜粋。


順位 国名 地域 スコア 前年比
1位 アイスランド ヨーロッパ 0.8731

2位 フィンランド ヨーロッパ 0.8421

3位 ノルウェー ヨーロッパ 0.8417

4位 スウェーデン ヨーロッパ 0.8129

5位 フィリピン アジア 0.7832
+3
6位 アイルランド ヨーロッパ 0.7823
-1
7位 ニュージーランド オセアニア 0.7799
-1
8位 デンマーク ヨーロッパ 0.7779
-1
9位 スイス ヨーロッパ 0.7736
+1
10位 ニカラグア 中南米 0.7715
-1
23位 アメリカ 北米 0.7392
-1
69位 中国 アジア 0.6908

105位 日本 アジア 0.6498
-4
136位 イエメン 中東 0.5128
-1
出典: World Economic Forum「The Global Gender Gap Report 2013」

※世界経済フォーラム出典の他のランキング
国際競争力(WEF)ランキング  
観光競争力ランキング
(世界経済のネタ帳 編集部)

●平等ランキング「日本105位」をどう見る?
         THE PAGE(ザ・ページ) 2013.10.30 10:55
[表] 男女平等ランキング2013 (出所:世界経済フォーラム)

 ダボス会議で有名な世界経済フォーラムの調査によると、日本の男女平等ランキングは136カ国中105位で過去最低となりました。日本の近辺には人権抑圧国家も並ぶひどい水準なのですが、このようなランキングは果たして信用できるのでしょうか?

 毎年いろいろな機関から様々な国際比較ランキングが発表されますが、このようなランキングが出るたびに「だから日本はダメなんだ」という上から目線の批判や「西洋からの一方的な押しつけはケシカラン」といった感情的な反論が出てきます。

 しかしこのようなランキングに対して過剰に反応するのは得策ではありません。あくまでツールとして冷静な目で分析する必要があります。重要なのは日本の絶対的な順位ではなく、他国との相対的な位置関係です。

上位の北欧諸国の共通点は
 世界経済フォーラムの男女平等ランキングで例年上位に位置しているのは、他の多くのランキングと同様、北部ヨーロッパの国々です。今回1位となったアイスランドは、前回、前々回も1位で4回連続です。2位のフィンランドは前回も2位、前々回は3位でした。

 これらの国々は 先進国かつ小国で多くが福祉国家です。このような国は、教育の徹底が容易で知識産業も多く、豊かで貧富の差が少ないですから、各種ランキングにとって有利な立場にあるといってよいでしょう。

 いわゆる大国ではドイツが最高位で10位、英国は18位、米国は23位となっています。一方フランスは45位、イタリアは71位と日本ほどではありませんが、かなりランクが下になっています。大ざっぱにみると、経済的に優位なプロテスタント圏の順位が高く、景気低迷が続くカトリック南欧圏の順位が低いことが分かります。

 このランキングは男女格差について、経済面、教育面、政治面、健康面という4つの項目で評価しています。健康面で男女に差が出るのは主に途上国ですし、教育面についても日本を含む先進国では、大きな差が付くことはありません。

 結局のところ、経済面と政治面の影響が大きいということになります。具体的には男女の賃金差、管理職の登用度合いといった職場での男女格差が大きい国や、女性政治家の割合が少ない国がランキングを下げているのです。

男女平等なほど経済が好調
 女性の職場進出とその国の経済力の関係は一概には言えませんが、少なくとも先進国については、男女平等な国ほど経済が好調であるという傾向が見られます。フランスは、日本では男女平等のイメージが強い国ですが実際はそうでもありません。フランス国内での報道では「これでは日本よりもひどい」と日本を引き合いに出し、ドイツと比べて男女差別が大きいことがよく批判されています。

 このランキングを経済的に見るならば、財政危機に苦しんだイタリアや一時マイナス成長に転じたフランス、長年不況に苦しんだ日本の順位が低く、絶好調な経済が続くドイツのランキングが高いこともうなずけます。

 政治の世界では一定割合を女性にする制度を導入している国もありますが、もし政治面のランキングを上げたければ、このような制度を導入すれば一発で順位は上昇するでしょう。
(大和田 崇/The Capital Tribune Japan編集長)

●日本の男女平等度、過去最低の105位
           IRORIO(イロリオ) - 海外ニュース・国内ニュースで井戸端会議 / 川瀬見つばさ /2013年10月26日
 ダボス会議を主催する世界経済フォーラム(WEF)は25日、男女平等の度合いを評価した「男女格差報告2013年版」を発表した。10月25日付の朝日新聞夕刊が報じるところによると、日本は対象の136カ国中105位。昨年よりもさらに4つ順位を下げ、2006年開始のこの報告では過去最低の順位にまで下落した。

こんにち私たちが女性も男性も同じフィールドに立って仕事ができ、同じ食堂で同じ話題のお喋りを愉しめるようになったのは、18世紀の末にイギリスの思想家メアリ・ウルストンクラフトが『女性の権利の擁護』を著わして以来のフェミニズムの運動の功績によるところが大きいことは言うまでもない。婦人参政権論者ケイト・シェパードの助けによって1893年に最も早く女性の参政権が認められたニュージーランドは今回の報告でも男女平等度第7位であった。参政権が全てではないが参考までに米国(今回平等度第23位)で認められたのは1920年、日本では1945年である。

同紙の分析では「昨年末の衆院選などの結果、女性議員の比率がさがったことも響いた」とあるが、それだけでもなかろう。記憶に新しい“「慰安婦は必要だった」発言”なども、世界の人たちはけっして忘れてなどいないのだと、肝に銘じておく必要がありそうだ。

  ● 世界経済フォーラム ウィキペディア
 世界経済フォーラム(せかいけいざいフォーラム、World Economic Forum)は、ビジネス、政治、アカデミアや、その他の社会におけるリーダーたちが連携することにより、世界・地域・産業のアジェンダを形成し、世界情勢の改善に取り組む、独立した国際機関として、ジュネーブに本部を置きスイスの非営利財団の形態を有している。

1971年にスイスの経済学者クラウス・シュワブにより設立された。スイスのダボスで開催される年次総会が特によく知られており、約2500名の選ばれた知識人やジャーナリスト、多国籍企業経営者や国際的な政治指導者などのトップリーダーが一堂に会し、健康や環境等を含めた世界が直面する重大な問題について議論する場となっている。
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