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てらまち・ねっと



 「核融合科学研究所」(自然科学研究機構)は、岐阜県土岐市にある。ずっと、不要と問題視していた。
 その研究所のWebの「概要」のトップの写真には、「海水から無限のエネルギーを取り出『核融合』」と書かれている。
 海の無い県である岐阜県に・・・と素朴な疑問。

 その施設で、火災事故があり、一人死亡したというニュース。
 火災は、核融合反応に必要な高温プラズマをつくる大型ヘリカル装置の隣の部屋だという。
 幸いメンテで停止中だったとか。

 報道を確認した。 
 ★毎日《棟内には、強力な磁場を作る実験装置「大型ヘリカル装置」(LHD、直径13・5メートル、高さ9メートル)がある。出火したのは、LHDの部屋に隣接する場所。》

 ★毎日《同日午前8時半ごろから、作業員5人がヘリウムを冷却して液化する配管の工事をしていた。パイプに不備が見つかったため、溶接作業をしていたところ、パイプに巻かれていた断熱材に引火した》

 ★日経・共同《LHDはメンテナンス中で稼働しておらず、影響はなかったという。》

 ★中日《研究所では2003年1月にも火災があり、電源装置1基を焼いた》

 ★読売《実験棟には、核融合反応に必要な高温プラズマをつくる大型ヘリカル装置があるが、今年3月から点検中で稼働していなかった。同実験棟内では、2003年にも火災があった》

 ところで、昨日も猛暑。夕方7時でも、36.2度の気温だった。
 なお、今度の土日に名古屋で勉強会があり、その講師。参加者には事前の課題が出してあり、ここ数日で「課題の回答」が寄せられた。その資料を整理したりなどで、集中作業中。
 今日も早朝、少しだけ畑に出て、後はパソコン。明日は、議会改革特別委員会の研修で出張なので、資料づくり作業が止まるから、なお、集中。

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自然科学研究機構 核融合科学研究所
   ★概要
海水から無限のエネルギーを取り出『核融合』


大型ヘリカル装置計画
LHD真空容器 大型ヘリカル装置(LHD) は、我が国独自のアイデアに基づくヘリオトロン磁場を用いた世界最大の超伝導 プラズマ閉じ込め実験装置です。これによって、定常高温高密度プラズマの閉じ込め研究を行い、将来のヘリカル型核融合炉 を見通した様々な視点から学術研究を推進しています。

数値実験研究
核融合プラズマ閉じ込めの物理機構解明、その体系化及び数値試験炉の構築を目指して、大型計算機システムを活用した磁場閉じ込めプラズマ及び複雑性プラズマのシミュレーション研究を推進しています。

核融合工学研究
核融合炉を目指した大学の核融合工学研究の中核として、ブランケット及び超伝導コイルシステムの開発をはじめとした炉設計の高度化研究を進めるとともに、基礎となる学際領域の研究拡充を図ります。

●核融合研で火災、2人死傷 放射性物質漏洩なし
        日経 2015/8/5 共同
4日午後3時10分ごろ、岐阜県土岐市下石町の自然科学研究機構核融合科学研究所の実験棟で火災があり、溶接作業をしていた愛知県岡崎市の溶接業、栄田安雄さん(61)が死亡した。また同県大府市の男性作業員(32)が首に軽いやけどを負った。約1時間10分後に鎮火し、放射性物質の漏洩はない。

 多治見署や地元消防によると、栄田さんは出火後、連絡が取れなくなり、消防署員が実験棟内で倒れているのを見つけた。研究所によると、煙が充満していたといい、視界が悪く逃げ遅れた可能性がある。排煙用の窓はあるが、閉まっていた。多治見署が詳しく調べている。

 火が出たのは実験棟内に設置されている実験用液化ヘリウムの冷却装置。多治見署によると、栄田さんら4人が午前8時半ごろから、装置の配管を溶接していた。作業中に飛び散った火花が、配管に巻き付けていた断熱材に燃え移ったとみられる。

 核融合科学研究所は核融合発電の実用化を目指し、大型ヘリカル装置(LHD)と呼ばれる装置で実用化に必要な超高温プラズマを作る実験をしている。出火したのはLHDがある部屋の隣で、LHDはメンテナンス中で稼働しておらず、影響はなかったという。〔共同〕

●核融合科学研究所で火災、逃げ遅れた作業員死亡 岐阜
       朝日 2015年8月4日
 4日午後3時10分ごろ、岐阜県土岐市下石(おろし)町の自然科学研究機構「核融合科学研究所」の敷地内にある大型ヘリカル実験棟から出火、液化ヘリウム冷却装置の一部が焼け、近くで作業をしていた愛知県岡崎市の溶接業栄田安雄さん(61)が死亡し、男性(32)が首に軽いやけどを負った。研究所によると、火災で放射性物質が漏れるなどの被害はなく、周辺への影響もないという。

 岐阜県警によると、冷却装置は高さ約11メートル、直径約3・8メートルの円筒状で、出火当時、付近では配管工事を行っており、配管の断熱材に引火したとみられる。栄田さんは配管を交換するための溶接を担当。装置の近くに金属製の足場を組み、高さ約5メートルの場所で作業していたという。

 核融合科学研究所によると、火災が起きたのは「LHDヘリウム液化冷凍機」というマイナス269度の冷媒をつくる実験装置。出火当時、現場では作業員数人がフィルター交換のため新しい配管を設置する溶接をしており、配管に巻き付けた断熱材に火が燃え移ったという。施設内にはコンクリートで囲まれた放射性物質を扱うエリアが地下にあるが、発生現場とは40メートル以上離れていた。

●核融合研で火災、1人死亡…放射性物質漏れなし
     読売 2015年08月04日 4日午後3時10分頃、岐阜県土岐市下石おろし町の自然科学研究機構核融合科学研究所から出火、実験棟にある冷却装置などが燃えた。装置内で溶接作業をしていた愛知県岡崎市大門、溶接業栄田安雄さん(61)が死亡し、同県大府市の会社員男性(32)も首にやけどを負った。

 同研究所によると、放射性物質の漏えいはないという。

 岐阜県警多治見署や同研究所などによると、4日午前8時半から、大型ヘリカル実験棟内で、男性作業員5人で、液化ヘリウムを作る円筒状の冷却装置の配管工事を行っていた。栄田さんが溶接作業をしていたところ、装置内のパイプに巻いてあった断熱材から出火したという。火事は約1時間後に鎮火した。

 実験棟には、核融合反応に必要な高温プラズマをつくる大型ヘリカル装置があるが、今年3月から点検中で稼働していなかった。同実験棟内では、2003年にも火災があったという。県警と消防は5日、実況見分を行い、事故原因を調べる。

●実験棟から出火、作業員1人死亡 土岐の核融合研
        中日 2015年8月4日
 4日午後3時10分ごろ、岐阜県土岐市下石町の核融合科学研究所の実験棟から出火。内部の実験装置の一部を焼き、約1時間10分後に鎮火した。この装置の修繕作業をしていた愛知県岡崎市大門、溶接業栄田安雄さん(61)が死亡、人材派遣会社の男性(32)=同県大府市長草町=が、首に軽いやけどを負った。

 研究所によると、実験棟の別の部屋には、研究に使う微量の放射性物質が保管されているが、火災による影響はなく、外部への漏えいもない。

 栄田さんとけがをした男性は、実験装置のパイプの溶接をしていた。実験装置内のフィルターを交換するため、いったん取り外したパイプを再び取り付ける作業だったという。

 岐阜県警多治見署は、この作業の際、何らかの原因で、実験装置のポリエチレン製断熱材に引火したとみている。ただ、研究所は「溶接は火花が出ない工法だった」と説明している。

 出火当時、現場付近には作業員5人がいた。栄田さんと男性が高さ5メートルの足場の上で作業し、残る3人は離れた場所で打ち合わせをしていた。

 実験装置のフィルター交換は、建設した1997年以来初めて。実験棟では今年3月以降、フィルター交換などの各種保守、修繕作業を行っており、実験はしていなかった。

 土岐市消防本部によると、消防車両11台が出動。消防隊員は「建物内は煙で充満し、視界が悪かった。装置の近くでしゃがみ込んでいる栄田さんを発見した」と話した。

 研究所では2003年1月にも火災があり、電源装置1基を焼いた。

●火災:核融合実験施設で1人死亡 岐阜
       毎日新聞 2015年08月05日
 4日午後3時10分ごろ、岐阜県土岐市下石(おろし)町、核融合発電の実験施設「自然科学研究機構核融合科学研究所」実験棟から出火した。約1時間後に消えたが、愛知県岡崎市の溶接業、栄田(さかえだ)安雄さん(61)が死亡、同県大府市の男性作業員(32)が首などに軽いやけどを負った。同研究所によると、放射性物質の漏れなどはない。

 岐阜県警多治見署や同研究所によると、棟内には、強力な磁場を作る実験装置「大型ヘリカル装置」(LHD、直径13・5メートル、高さ9メートル)がある。出火したのは、LHDの部屋に隣接する場所。同日午前8時半ごろから、作業員5人がヘリウムを冷却して液化する配管の工事をしていた。パイプに不備が見つかったため、溶接作業をしていたところ、パイプに巻かれていた断熱材に引火したという。

 出火場所とLHDは厚さ2メートルのコンクリート壁で隔てられ、延焼などはなかった。LHDは今年12月までメンテナンス中で、出火当時は稼働していなかった。【道永竜命】

●自然科学研究機構核融合研究所で火事 1人死亡 岐阜・土岐市
        東海テレビ 08/05
岐阜・土岐市の自然科学研究機構核融合研究所で、4日午後3時10分ごろ、火事があり、男性作業員1人が死亡し、1人が首にやけどをした。
溶接作業中に引火したとみられている。
火事現場では、核物質は扱っておらず、放射性物質の漏えいはないという。

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