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てらまち・ねっと



 「あいちトリエンナーレ2019」の圧力と行政対応、主催者の問題。
 いろいろと言われているけれど、今日ここでは「圧力」のことを中心に見てみる。誰がとか、どんなとか・・・

 表面化した時、すぐに「ああ、ああいうたぐいがやったのだろう」というようなことは相当数の人が思ったことだろう。
 たしか、別のケースでも付和雷同的に動く人たちがいたことがあった・・・

 ・・ということで、以下を記録しておく。
  なお、今朝の気温は26度。ウォーキングは気温の高さとは違い、秋のさわやかさがあって快適。昨日9月8日の私のブログへのアクセス情報は「閲覧数5,546 訪問者数1,596」。

●少女像展示中止をめぐり、大村知事と河村市長が論戦 “表現の自由”とは あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展、その後」/中京テレビ 2019/8/5

●東京五輪も潰される…FAX1枚の“ガソリン放火”予告に屈した警察/日刊ゲンダイ 2019/08/05
●あいちトリエンナーレ問題 脅迫FAX犯人逮捕でも安心できない理由/週刊朝日 2019.8.8

●「組織的な抗議もあった」あいちトリエンナーレ「表現不自由展」再開を目指す方針、津田氏/BuzzFeed  2019/09/02

●あいちトリエンナーレに電凸 どんな人が掛けてたのか?高校生や大手企業サラリーマン「作品のことはよく知らなかった」/J-CAST 2019/9/ 7
●「あいちトリエンナーレ」“慰安婦像展示”への攻撃・圧力は、表現の自由の侵害であり、作品の本質を歪曲するフェイクだ/|LITERA/リテラ 2019.08.03

●トリエンナーレ負担金、河村市長が不払いの可能性を示唆/朝日 2019年9月2日
●トリエンナーレ妨害、脅迫ファクスの男を起訴 名古屋地検/中日 2019年8月28日

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●少女像展示中止をめぐり、大村知事と河村市長が論戦 “表現の自由”とは あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展、その後」
          中京テレビ 報道局 2019/8/5 17:56
 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、慰安婦問題を象徴する少女像などの展示が中止された問題。脅迫メールが相次ぎ、さらには大村知事と名古屋市の河村市長とのバトルが勃発しています。

脅迫相次ぎ中止へ
「ガソリンをぶっかけてという脅迫状が来ています」(名古屋市 河村たかし市長)
「(職員に対して)誹謗中傷するといった、心ない動きがたくさんありました」(愛知県 大村秀章知事)
・・・(略)・・・
 送られた脅迫文について、警察は威力業務妨害などの疑いもあるとみて捜査を進めています。

●東京五輪も潰される…FAX1枚の“ガソリン放火”予告に屈した警察
          日刊ゲンダイ 2019/08/05 14:50
 愛知県美術館などの国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、慰安婦を象徴する少女像などを展示した企画展「表現の不自由展・その後」が中止となった問題。作品に抗議する電話やメールが1日の開幕から2日間で、1400件に上ったというから驚きだ。

 トリエンナーレの実行委員長を務める愛知県の大村秀章知事は3日、中止の理由について「テロ予告や脅迫の電話などがあり、総合的に判断した」と説明。<(少女像を)大至急撤去しなければ、ガソリンの携行缶を持ってお邪魔する>との脅迫ファクスが2日の朝に美術館に届いたことも明かした。

 警察に被害届を出したものの、「ファクスの送り主を特定できない」と言われたという。

 トリエンナーレの芸術監督を務めるジャーナリストの津田大介氏は自身のツイッターに、脅迫ファクスについて<ネット経由で匿名化されて送られていましたね。手段をよく知ってる人の犯行です>と投稿。たとえ匿名であっても、警察が犯人を特定できないことには愕然とせざるを得ない。来年の東京五輪に向けて、テロ対策を強化してきたからだ。

 警察庁の「国際テロ対策強化要綱」は、テロを未然に防ぐために<テロの脅威に係る情報収集・分析を周到に行うことが必要>と明記している。“ガソリン放火”予告の犯人すら分からない警察が、テロの脅威から東京五輪を守れるのか。兵庫県警元刑事の飛松五男氏がこう言う。

「警察が本気を出せば、匿名でもファクスの送り主を特定できます。警察はサイバー犯罪などに特化した人材を育成するために予算を多くもらっているので、特定できないほどヤワではありません。あえて公表していないという可能性も考えられますが、ファクスの送り主を本当に特定できないのなら大問題です。いずれにしても、職務怠慢。五輪を来年に控えているのに、緊張感に欠けています」

 津田氏は今回の騒動について「電話による攻撃で文化事業を潰せてしまう悪しき事例をつくってしまった」と悔やんでいた。

 ファクス1枚で東京五輪が中止――怠慢警察の下ではあり得ない話ではない。

●あいちトリエンナーレ問題 脅迫FAX犯人逮捕でも安心できない理由
      週刊朝日 2019.8.8 10:00 亀井洋志
 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ 2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が、抗議や脅迫などで中止に追い込まれた。憲法が保障する表現の自由をどう守るか。ファクスで脅迫文を送ったとして愛知県警は8月7日に男性を威力業務妨害容疑で逮捕したが、問題は警察の捜査だけでは解決しそうにない。
・・・(以下、略)・・・

●「組織的な抗議もあった」あいちトリエンナーレ「表現不自由展」再開を目指す方針、津田氏
   BuzzFeed  2019/09/02
第二次世界大戦中の慰安婦被害者を再現した「平和の少女像」や、昭和天皇の写真をコラージュした作品を燃やす映像に抗議が殺到し、中止になったあいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」。再開をめぐる、津田大介芸術監督や実行委の見解は。

津田さんは9月2日に開かれた会見で、「政治家が展示内容に介入し、官房長官が補助金に言及したことには驚いた」としながら、「圧力」を受けた中止ではない、と否定。

一方、電話による抗議は過去の事例などを踏まえて対策を想定していたものの、いわゆる「電凸」(でんとつ。電話突撃を略したネットスラング)は予想を超えた激しいもので、スタッフを疲弊させ、トリエンナーレの組織機能を一時停止させたという。

さらに京都アニメーション放火殺人事件を彷彿とさせるテロ予告もあったことから、「苦渋の決断」で中止を決めたと強調した。

また、「ネット上で抗議先や抗議方法に関するマニュアルが拡散されていた」とも指摘。

「電話口で紙をめくる音が聞こえ、その際の質問内容が似通っていた」「会場を貸していた民間企業に抗議が入り、展示内容とは無関係だと言うと『組織的抗議はやめてやる』と言われた」などの証言もあることから、一部の抗議は「組織的に広がっていた」とした。・・・(以下、略)・・・

●あいちトリエンナーレに電凸 どんな人が掛けてたのか?高校生や大手企業サラリーマン「作品のことはよく知らなかった」
        J-CASTニュース テレビウォッチ 私見「クローズアップ現代+」 2019/9/ 7 11:13
・・・(略)・・・ ツイッターで電話を匿名で集中的にかけることを電凸というのだが、どんな人が「表現の不自由展」に脅しや抗議の電話をかけていたのだろう。16歳の高校生は1日20件近く掛け、SNSに事務局の電話番号も載せた。「顔がばれない、姿を見られないので、1人よりみんなでやる方がなんか許される雰囲気がある」と話した。

電凸で「即刻撤去すべき」と主張した大手企業サラリーマン(42)は、地元の有名人がSNSに税金投入をおかしいと書き込んだのを知って、「自分も言わせてもらおうとやった」という。しかし、「(展示された)作品を詳しく知らない」「まさか中止とは思わなかった」「いま考えると、見てもらってもよかったというのはある」と語る。

協賛企業の注文サイトにも営業妨害メール
電凸の矛先は協賛企業にも向けられた。名古屋市の大手レンタル会社には「展示物が気に入らない」「反日的だ」の電話や、商品の注文サイトに抗議メールが続き、営業妨害をほのめかす内容もあった。「こんなに大ごとになるとは夢にも考えませんでした」と近藤成章社長は驚きながらも、脅しには屈したくないとトリエンナーレ協賛を続けている。

事務局への電話は「ほっとくと死人が出るぞ」「あんたを探して、母親の裸を写真にとるぞ」などと悪質な脅迫にエスカレート、会場周辺では日の丸を車体に描いた街宣車が「出てこい、こら」とがなりたてた。

「ガソリンを持っていく」という京都アニメーション事件を思わせる脅しもきて、大村秀章知事は安全上の理由で中止を決めた。その後も、学校や幼稚園を標的にした脅迫がつづいた。これはもう犯罪だ。

こうして「鑑賞者の見る権利、アーティストの表現する権利が奪われた」(あいちトリエンナーレの芸術監督を務めたジャーナリスト・津田大介さん)、「今まで展示できなかったことに風穴を開ける奇跡を起こしてくれるかと思ったが、ダメだった」(展示を中止された小泉明朗さん)・・・(以下、略)・・・

●「あいちトリエンナーレ」“慰安婦像展示”への攻撃・圧力は、表現の自由の侵害であり、作品の本質を歪曲するフェイクだ 
     |LITERA/リテラ  2019.08.03 01:40
・・・(略)・・・ 雄叫びをあげている政治家連中は戦前の検閲行為を復活させようとする極右
 美術作品に対して「撤去しろ」「万死に値する」とがなり立てるネトウヨ&極右文化人だけでなく、時の権力が一斉に出てきて締め上げにかかる。いったいこいつらは、日本国憲法第21条が「表現の自由」を保障しているということをわかっているのか。

 政治家や行政の長が芸術作品に対して、撤去を求めたり、補助金の拠出停止をチラつかせたりするというのは、まさに、権力による弾圧から個人の表現を守るために作られた憲法21条に違反する“検閲行為”そのものではないか。

 ナチスドイツや戦中日本では、報道だけでなく、芸術作品までが検閲の対象となり、逆に戦争賛美や戦意高揚に利用されてきた。だからこそ、時の権力に左右されないために「表現の自由」が保障されたのである。

●トリエンナーレ負担金、河村市長が不払いの可能性を示唆
        朝日 2019年9月2日18時42分 堀川勝元、岩尾真宏
 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」を巡り、名古屋市の河村たかし市長は2日、開催経費の市負担分について「名古屋はまだ3千万払っていない。国はどうするのか。共同歩調をとりたい」と報道陣に述べ、支払わない場合がありうることを示唆した。

 トリエンナーレは愛知県や同市などでつくる実行委員会が主催。開催費用は県と市の負担金などでまかなわれる。市の今年度の負担金は約1億7100万円で、市議会の議決を得ている。このうち未払いの約3300万円を芸術祭終了後に支払う予定だが、河村氏は2日の市幹部会議で「これをどうするかという大問題がある」と述べた。

●トリエンナーレ妨害、脅迫ファクスの男を起訴 名古屋地検
      中日 2019年8月28日 21時19分
 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止となった問題で、名古屋地検は28日、旧日本軍の慰安婦を象徴する少女像を撤去するよう脅すファクスを送ったとして、威力業務妨害罪で、同県稲沢市の無職堀田修司容疑者(59)を起訴した。

 起訴状では、2日、会場の愛知芸術文化センター(名古屋市東区)に、撤去しなければガソリン携行缶を会場に持っていくという趣旨の文書をファクスで送り、関係者の業務を妨害したとしている。

 同展を巡る脅迫メールも700件以上届いており、愛知県は県警に被害届を出している。

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