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てらまち・ねっと



 市民オンブズ全国大会も昨日夕方で終了。
 当然ながら、無事かつ大盛況に終わってホッとしているのは実行委員長の私。
 全国から参加くださった皆さん、県内から参加された皆さん、そして、運営の裏方を務めていただいた皆さん、それにいろいろと報道いただいた関係機関の皆さん・・・・ありがとうございます。

 大会は、主催者としては参加者数が気になるのは常。それは、企画の意義の結果を顕すし、そもそも経理としての収支に直結するから。
 1日目の28日の夕方、会場に伝えられたこの日の参加者は「200人」。(当日参加も想定以上に多かった)
 2日目のお昼の全体会終了時に司会者から発表された通算の参加者は「220人」。
 今回特別に組んだオプションの終わりの挨拶・まとめで、私が伝えた最終の参加者数は「230人」。

 動員などのない、純粋な思いでの参加者がこれだけというのは大したもの。
 
 ともかくこちらは、片づけた荷物や備品、ゴミなどを、会場近くの市営駐車場にとめた自分の軽ワゴンに積んだままなので、あとで取りに行ってくるという進行形の残務整理の段階。

 ・・ということで今日は、以上の報告とともに、大会開始の冒頭で私が述べた挨拶を載せておくことにした。
 なお、この大会は、皆さんに配布する資料の冊子に事前に印刷して載せている。ここでは、当日の口述用にほんの少しだけ修正した自分のメモで、実際に近くしておく。

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       歓 迎 の ご 挨 拶
                   市民オンブズ全国大会in岐阜・2019
                     実行委員長 寺町知正

 全国各地からお越しのみなさん、県内のみなさん、市民オンブズの全国大会にご参加いただきありがとうございます。現地実行委員会の委員長 寺町知正です。

 私たちは、岐阜県に情報公開条例の制定などを求め続けました。やっと制定されたのは都道府県のなんと40数番目。1996年に全国オンブズが公表した第一回情報公開度ランキングにおける岐阜県の順位は41位。2005年でも37位。この間、その後も、県の非公開を改めるため行政訴訟などを積極的に展開しました。最近では、岐阜県の情報公開度は上位にあります。

 公費の使い方についても、全国各地の事例も参考にしつつ、とはいえ、岐阜であるが故の課題もかかえながら住民監査請求、住民訴訟を進めてきました。2006年に発覚した岐阜県庁裏金事件では、「県庁で作った裏金をいかに隠し続けるか」というウラ工作が内部告発で表に出たときいています。

 さて、今年の全国大会は「第26回」、第一回から丸25年経過したことになります。このひと区切りの年に岐阜で開催することになりました。各地の市民オンブズの皆さんや全国連絡会議の活動が、さまざまな「行政」、「業界」、「行政と業界」、の闇を解き明かし、不正の抑止力となってきたことは間違いありません。

 大会2日目の分科会の、「市民と警察」「カジノ・ギャンブル依存症」「政務活動費・海外視察」「情報公開」というテーマをみるだけでも、オンブズの活動が、いかに大事かがわかります。

 今年の大会のメインテーマは、「『市民オンブズ的自治会学』のススメ ~自治会(町内会)、その病理と処方~」としました。多様化する社会での自治組織の望ましいあり方、姿を探ります。分科会ではさらに議論が深まるでしょう。

 各種の全国調査のまとめ、談合、各地の報告など、新しい動きも紹介されます。

 全国大会では、かつて「眠れる議会」などと表現して議会改革を促しました。今回、異例ですが、閉会後の企画も組み、「議会基本条例で議会の民主化、活発化はすすむか」として、改めて議会の課題を照らしてみます。

 盛りだくさんになった企画に興味を持って、新たに参加される方も少なくないことに感謝します。
この大会において、さまざまな視点からの議論を深め、次への展望を見いだすことで、みなさんそれぞれの活力、元気の源になればと期待しています。

 みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。



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