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てらまち・ねっと



 カジノ誘致のニュースが盛んになってきている。今の一番の原因は横浜市の暴走。それで、横浜を見る前に、まず全国の状況を見ておくことにした。
 一週間後の「市民オンブズ全国大会in岐阜・2019」では、2日目の分科会で「カジノ・ギャンブル依存症問題」が組まれている。
 (⇒ ◆カジノ・ギャンブル依存症問題/オンブズ全国大会in岐阜では分科会も/IR整備方針、参院選後に先送り カジノへの世論警戒か(朝日 5月22日)/カジノ管理委 設置延期 秋以降に(東京 5月23日))

 この分科会だけは、大会の全体参加とは別枠で「分科会参加(1000円)」が設定されている。しかも始めから、当日参加で運動団体に呼びかけられている。

 なお、今朝の気温は18度。ウォーキングは雨でお休み。昨日9月20日の私のブログへのアクセス情報、閲覧は1万4千以上の「閲覧数14,697 訪問者数1,557」。なぜこんなに閲覧が多かったのか、明日調べてみたい。

●カジノ争奪本格化 立地区域選定、最大3ヵ所 横浜、米IR大手が熱視線 大阪、交通インフラで先行/西日本 2019/9/2
●自治体にIR設置意向調査 国交省、早期開設目指し月内に実施/産経 2019.9.11
●「地域の良好な関係」評価=カジノ基本方針案を公表-観光庁/時事 2019年09月04日

●北海道がIRアンケ 期待と不安問う 今月中旬から/毎日 2019年9月5日
●東京都が検討 IR関連の都内部資料を公表「明確に検討」共産反発/日刊スポーツ 2019年9月6日
●大阪市都計審が万博・IR用地の「夢洲」の用途変更を承認/毎日 9/9 
●カジノIR 負のコスト試算、市側示さず 横浜市議会委 17日に予算案採決/東京 2019年9月14日

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●カジノ争奪本格化 立地区域選定、最大3ヵ所 横浜、米IR大手が熱視線 大阪、交通インフラで先行
    西日本 2019/9/2
 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致の動きが活発化している。かねて本命とみられてきた横浜市が8月下旬に立候補を表明。大阪府・市は2025年の大阪・関西万博前の開業をにらみ、九州では長崎県が佐世保市の大型リゾート施設ハウステンボス(HTB)への誘致を掲げる。9月にも予定される政府の基本方針案公表を前に、最大3カ所の立地区域入りを目指す自治体間競争が激化しそうだ。

 「全国各地で動きがある中で、厳しい競争に勝ち残っていかなければならない。しっかりとした魅力のあるIR計画を組み立てていくことが最重要課題だ」。長崎県の中村法道知事は、8月下旬の定例会見で横浜参戦の受け止めを問われ、こう応じた。

 横浜港・山下ふ頭への整備を計画する横浜市は、IR推進に積極的な菅義偉官房長官の地元でもある。羽田空港や東京都心に近く、横浜が名乗りを上げると早速、米IR大手の「ラスベガス・サンズ」は大阪への入札参加を見送り、首都圏に注力すると表明した。

 一方、横浜市は候補地の山下ふ頭を利用する業者らでつくる横浜港運協会が、ギャンブル依存症の問題などを理由に誘致に反対。立ち退きには応じない姿勢を示すなど火種も抱える。

 大阪府・市は約10年前、誘致にいち早く名乗りを上げた。大阪・関西万博の開催地である大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)を候補地に投資規模9300億円、年間売上額は4800億円を見込む。既に地下鉄延伸などの交通インフラ整備に着手。独自のギャンブル依存症対策を検討するなど、他自治体の動きをリードする。

 8月に大阪市で開かれたIRに関するフォーラムで、松井一郎市長は各国のIR事業者トップらを前に「大阪ほど住民とも具体的に協議して準備を進めている候補地はない。日本でも注目されるエリアをつくりたい」と力を込めた。大阪への進出を目指す「日本MGMリゾーツ」のジェイソン・ハイランド社長も「歴史や文化、空港や鉄道、海上交通などのインフラが整っており、大阪が一番適している」と呼応した。

 来年の東京五輪・パラリンピック後の観光客誘致や地域活性化の切り札として、IRへの期待は大きい。関西では和歌山県も和歌山市の人工島「和歌山マリーナシティ」への誘致を表明。北海道や千葉市も誘致を検討しているほか、東京都、愛知県などでも構想がある。

   ◇    ◇
■長崎、官民で「地方枠」狙う 新幹線、道路網整備に課題
 巨大な市場がある大都市圏の横浜市と大阪市が本命視される中、長崎県が狙うのは「地方枠」。大都市にはない地方の特性に磨きをかけるのが得策とにらむ。

 全国平均の4倍のペースで人口減が進む長崎では、地元経済界がかねてIRに着目。中村法道知事は2014年3月に県議会で正式に誘致を表明し、17年10月にはIR推進室を新設した。海外のIRを視察し、県民向け説明会を重ねるなど、官民一体で機運を高めている。

 九州では宮崎県や北九州市も関心を寄せるが、ギャンブル依存症対策や広大な用地の確保などクリアすべき課題の多さに二の足を踏む。そんな地方のライバルを抱き込むのが長崎の戦略。九州とアジアとの交流の歴史、温泉や豊かな自然を生かしたIRをコンセプトに掲げ、九州地方知事会などで賛同を求めてきた。

 県は、年間約300万人が訪れる候補地のハウステンボス(佐世保市)との相乗効果により、九州全域で約2万2千人の雇用を生むと試算。経済波及効果は年間約2600億円に及ぶと見込む。

 今年4月にはHTB内の敷地約30ヘクタールを確保。シンガポールなどでIRを手掛ける事業者が長崎に4千億~5500億円規模の投資を表明しており、「経済効果はもっと大きくなる」と県の担当課の鼻息も荒い。欧米やアジアなどの事業者約20社にヒアリングを実施し、絞り込みを進める。

 課題は長崎と他都市を結ぶ交通網の整備だ。年間集客見込み延べ740万人を運ぶ軸となる九州新幹線西九州(長崎)ルートは先行きが見通せない。道路網の整備も遅れ、HTB周辺の混雑が予想される。県の資料にも「輸送力不足」「容量不足」との文言が並ぶ。

●自治体にIR設置意向調査 国交省、早期開設目指し月内に実施
      産経 2019.9.11
 国土交通省が全国の都道府県と政令市に対して、統合型リゾート施設(IR)設置の意向や開設時期などを問う調査を月内に行うことが10日、分かった。「2030年に訪日客6000万人」という目標達成に向け、早期のIR開設を促す。全国調査は昨年9月に続いて2度目で、今回は結果を公表。態度を明確にしていない東京都などの方針に注目が集まる。国交省は調査結果を元に認定審査の期間を決める方針で、審査受け付けは21、22年頃に終えたい考えだ。

 国交省は4日に公表した「基本方針案」で、「交通インフラの整備」などさまざまなIRの建設場所の認定基準を設定。一方、認定を求める自治体からの申請期間の明記は見送った。申請期間を決めるためには、開設を検討している自治体のスケジュール感を把握する必要があると考え、全国調査の実施を決めた。調査対象は全国の都道府県と政令市で、検討段階にある横浜市や東京都なども含まれる。

 国交省は「同じ集客能力を持つIRの計画を立てている自治体があった場合、開設時期が早い方が認定に有利。できるだけ余裕を持って30年の前に開設してもらいたい」(幹部)との考えだ。そのため、建設工事の期間が3年程度見込まれることも踏まえ、認定申請の締め切りを21、22年頃、最大3カ所の認定は22、23年頃までに終え、自治体と事業者に早期開設を促す。

 国交省は現在、基本方針案に関するパブリックコメント(意見公募)を行っている。今回の全国調査を基に11月にも基本方針案の完全版を公表し、改めて意見公募を行う。その後、各省級の協議やカジノ管理委員会の審査を経て、年明けにも基本方針が策定される見通しだ。

●「地域の良好な関係」評価=カジノ基本方針案を公表-観光庁
    時事 2019年09月04日
 観光庁は4日、カジノを含む統合型リゾート(IR)設置に向け、IR実施法に基づく基本方針案を公表した。IRを設置できる区域を国が認定する際の審査基準を示しており、「地域で良好な関係が構築されていること」などが盛り込まれた。自治体が国に認定を申請する期間は「検討中」として明らかにせず、具体的な開業時期には触れなかった。
横浜市参入は「想定内」=ライバル登場に警戒も

 同日から来月3日までパブリックコメントを実施し、来年7月までに正式決定する。誘致を目指す自治体は基本方針を踏まえ、IR事業者の選定基準などを定めた実施方針を策定。その後、自治体と事業者で区域整備計画をまとめ、国が認定すれば全国で最大3カ所にIR設置が認められる。
 基本方針案では、事業運営の能力・体制など5項目を審査の評価基準に掲げ、地域との良好な関係構築のほか、IR事業者の能力や財務面での安定性を求めた。また、観光や地域経済への効果、カジノによる犯罪発生やギャンブル依存といった有害な影響への対策を重視する考えを打ち出した。

●北海道がIRアンケ 期待と不安問う 今月中旬から
        毎日 2019年9月5日
 道は4日、道議会の食と観光対策特別委員会で、カジノを含む統合型リゾート(IR)に関する道民アンケートの内容を発表した。アンケートは今月中旬~11月下旬に道内数カ所で開催されるグループインタビューや地域説明会で実施する。

 主な質問内容はIR誘致への期待と不安で、期待では「北海道の経済が活性化する」「…

●東京都が検討 IR関連の都内部資料を公表「明確に検討」共産反発
         日刊スポーツ 2019年9月6日
 東京都が検討するカジノやホテル、国際会議場などが一体となった複合施設(IR)の候補地として臨海副都心の江東区青海地区が有力とする資料を6日、日本共産党都議会議員団が公表した。

同議員団が都に情報開示請求し、74点の内部文書を入手、分析した。
資料には青海地区の北側が有力候補、シンガポールのIR「マリーナ・ベイ・サンズ」が先行事例として近い形態、誘致が決定した場合の開業までのスケジュールなども明記されていた。同議員団は「明確にカジノ誘致のための調査、検討をしていた」と反発している。

●大阪市都計審が万博・IR用地の「夢洲」の用途変更を承認
          毎日 9/9 
IRの有力候補地になっている大阪湾に浮かぶ人工島・夢洲。2025年大阪・関西万博の会場でもある=大阪市此花区で2019年7月1日午前10時10分、本社ヘリから平川義之撮影
 2025年大阪・関西万博の会場予定地で、大阪府と大阪市がカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を目指す人工島「夢洲(ゆめしま)」(大阪市此花区)について、市都市計画審議会(都計審)は9日、工業地域などに指定されている計143.3ヘクタールの商業地域への用途変更を承認した。夢洲を国際観光拠点に転換する行政手続きの一環だが、市民団体からは反発の声も出ている。

 市の案は、IRや万博会場予定地の一部を含む準工業地域(107.7ヘクタール)と工業地域(35.6ヘクタール)を商業地域に変更。より大きな建物を建てられるよう、容積率を100~200%緩和するとした。また、24年の開業を目指すIRの予定地の夢洲北部を一周できる環状線の車道も整備する。一方、学校や風俗店などを規制することも盛り込んだ。

 市都市計画課は「都心に近接し、広大な用地を確保できる臨海部で、新たな国際観光拠点の形成を目指して合理的な土地利用を誘導する」と説明、用途変更は賛成多数で可決された。

 夢洲を巡っては、1977年の造成開始以降、企業誘致や住宅街の建設などさまざまな構想が浮かんでは消えた。これまで約3000億円が投じられたが一部をコンテナターミナルとして活用するにとどまり、「負の遺産」とも呼ばれてきた。4日には、政府がIR整備に関する基本方針案を公表。今回の用途変更は、万博やIRの実現にとって不可欠ではないが、2年前に府市と経済界が策定した「夢洲まちづくり構想」に基づいた。

 市は、夢洲のインフラ整備の総事業費を計954億円と想定。土地の埋め立て造成のほか、夢洲と本土をつなぐ地下鉄中央線の延伸・増便などを盛り込み、うち約200億円の負担をIR事業者に求めている。

 一方、夢洲での万博やIRに反対する約20の市民団体でつくる「夢洲の都市計画変更を考える市民懇談会」は5日、市役所で記者会見し、南海トラフ地震による津波や液状化の危険性▽土壌汚染の可能性▽絶滅危惧種の野鳥が飛来――などの懸念を列挙した。メンバーの桜田照雄・阪南大教授は「懸念材料が払拭(ふっしょく)されていない中、手続きが前倒しで進んでいく。カジノ開業のため、既成事実化しているようにしか見えない」と批判した。【真野敏幸】

●カジノIR 負のコスト試算、市側示さず 横浜市議会委 17日に予算案採決
       東京 2019年9月14日
 横浜市議会の政策・総務・財政委員会が十三日開かれ、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を巡る質疑が行われた。十一日の同委員会でギャンブル依存症対策などの社会的コスト(マイナスの経済効果)などに関する資料を求めていたが、市は具体的な試算を示さなかった。委員からは「負の側面を考えず、決め方として正しいのか」などの指摘が出た。 (杉戸祐子)

 市は社会的コストについて「依存症の予防、治療、調査費用や、治安の維持にかかる費用が想定される」と答えた。ただ、具体的な費用については、依存症は「実態調査で現状を把握した上で対策やコストを検証する」、治安は「警察等と協議しながら対策を検討し、コストについて明らかにしていく」とし、大まかな数値も示さなかった。

 誘致を想定する山下ふ頭へのインフラ整備については、市は「周辺道路の拡幅やペデストリアンデッキの整備、区域内のライフラインの整備などの費用が想定される」「今後の調査や実施方針を策定する中で明確化する」などとした。委員からは「IRの効果があるとしても、当然副作用もある。プラスとマイナスを把握しなければ本当の効果は分からない」という指摘も出た。小林一美副市長は「負の部分について検討していないわけではない。法的な枠組みができてきた中で、具体策を検討していく」と説明した。

 質疑では他に、市が示しているIRによる増収効果の内訳や確実性、市が誘致方針を決めるまでの経過、市民との合意形成などについても発言が相次いだ。

 十七日に開かれる同委員会で、IR誘致に向けた専門的な調査分析などの費用を盛りこんだ補正予算案について、各会派の意見表明と採決が行われる。


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