そんな中、国民に旅行を奨励する「Go To トラベル事業」。
4月に都知事から攻められ続けた政府、今度は「トラベル事業からの都民外し」をして都知事をやり返すつもりのよう・・・
そんな政治家のメンツのことはともかく、「Go To Travel」はかの「アベノマスク」同様の愚策になりそう。
すでに市中感染となっているから、拡大は当分は続くのだろう。そこに、「都民外し」をしても旅行者が増えれば拡散、拡大の傾向はかわることはない。
なぜそう思うのか。2月以降東京に通い、5月からは「週2回」日帰り往復していたので「定点観測的」な移動をしていた。
規制・自粛の緩急に合わせて、増減する人の出具合、街中の人の雰囲気、そんなこと推測すると、「Go To キャンペーン」は多くの人の心を躍らすから、相当数の人の気が緩み、かかわりが増える。数週間後の結果は・・・と考えるから。
ともかく、額が数十倍の1兆円を超すらしいから、将来への禍根を残すことは間違いなし。語り草になるだろう。
念のため調べてみると、
★≪「アベノマスクの契約額の総額が、260億円になる見込み。政府はこれまで費用は466億円としてきた。」(nippon.com)≫
★≪「Go To Travelキャンペーン」の予算は約1.1兆円、宿泊旅行換算で約5,500万泊分」(トラベルズー)≫
なんとまあ・・・安倍政権の世紀の愚策の第2弾だから、証拠として、政府の要綱・パンフ ★≪国土交通省/7月15日時点版 Go To トラベル事業≫ にリンクし、説明図も含めて記録しておくことにする。
●国土交通省/7月15日時点版 Go To トラベル事業
★ Go To トラベル事業の概要
○ 国内旅行を対象に宿泊・日帰り旅行代金の1/2相当額を支援。
○ 支援額の内、①7割は旅行代金の割引に、②3割は旅行先で使える地域共通クーポンとして付与。
○ 一人一泊あたり2万円が上限(日帰り旅行については、1万円が上限)。
○ 連泊制限や利用回数の制限なし。
●7/22開始決定、旅行最大半額補助「Go Toキャンペーン」とは?(7/17更新) トラベルズー
・・・(略)・・・
キャンペーン対象期間は?キャンペーン開始前に予約したものも対象?
キャンペーンの対象期間は7/22~2021年(終了日未定)まで(7/27より準備の整った事業者から割引価格で旅行販売開始)とされていますが、「Go To Travelキャンペーン」の予算は約1.1兆円、宿泊旅行換算で約5,500万泊分であり、単純計算で国民1名あたり1泊以下となるため、早めにキャンペーンが終了する可能性も大いにあります。
また、国内観光需要喚起による地域の活性化という目的に照らせば、都道府県別で予算が配分されることも想定されるため、人気観光地を抱えるエリアほど早めにキャンペーンが終了する可能性も見込まれます。「Go To Travelキャンペーン」の予算配分の方法など詳細はこれから決定されますので、その行方は要注目です。