tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

抜釘(ばってい)手術(4)

2009-01-24 00:34:02 | 日記

 
 

【撮影地】千葉県佐原市香取(下今井香取神社)/伝建地区(開運橋)
(2008.11月撮影)
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手術前後の様子はこうだ。
手術の前日の夜9時から、飲食禁止。手術当日の朝、6時の検温に来たナースが排便したかどうか聞いてくる。でも、生活のリズムってものがあって、こんな早朝に便意など催さない。<でなかったら浣腸しますからね>と通告されるも、夕方の手術までにトイレに行けばいいから深刻には考えないようにしていた。結局、体が十分に目覚めたところで、トイレを無事に完了。
8時に手術着に着替えさせられ、点滴注射へ。
点滴静脈注射ができる医師が一人しかいないということで、その日の手術予定の患者がすべて、ナースステーションの受付に集められて、順番に点滴開始。

夕方、手術が終わり、ストレッチャーからベッドへコンベアみたいな機械で移動させられ、もとの病室へ帰還。左手には点滴チューブ。尿道にはカテーテル。手術の終わった右足には包帯。もう、動くことはできない。
ベッドには足枕が用意され、手術した足を上げて寝るように言われる。また、傷口に熱を持つため、氷をたっぷり詰めた氷枕が用意される。反対側の足は、血栓防止くつしたをはかせている。麻酔は2時間ほどで切れるはずなのだが、傷口がさほど傷むわけではない。
もちろん、痛み止めの支給もない。動けずに、何もできないから、今夜は早めに就寝。今日、一日中、絶食を強要されたから、明日は売店に行って、プリンとヨーグルト買ってむさぼり食うぞ。。

翌朝、1勤の若い(かわいい)ナースが体を拭きに来てくれる。
「ついでに尿道カテーテルをはずしてよ」
「うん、はずしましょうか?」
「いや、やっぱり、いい。恥ずかしいし・・・・・・」
結局、尿道のカテーテルは、その後に来た病室担当のナースに抜いてもらった。
「大きく息をはいて」
とチューブを一気に引き抜きながら言われるが、むちゃくちゃ痛い。結局、今回の入院で、一番痛かったのがこれ。
ただ、最初の手術のときは、引き抜いた後、さきっぽから血がにじんでいたが、今回は大丈夫だった。不幸中の幸いだ。