「動物は基本的に幼体のうちがかわいいし、幼魚もそうだよ」
これは一般に、幼い個体は、体に対して頭部の比率が大きいことによるものだろう。
頭でっかちでバランスがうまくとれず、ヨチヨチ歩きとなる。また、光を写すつぶらな瞳もかわいい。
目元美人という言葉があるが、電車の中でアイメイクをしっかりやっているOLのメイク前後の顔の印象を比較すると
わかりやすい。きれいに作りこまれた目元は、黒目も光が増してキレイに見える。。
というようなことをダイビングインストラクターと会話していたのだが、
イモリとか、カナヘビとか、セアカゴケグモの幼体はどうなんだと聞かれたら自信がない。動作がめっちゃすばやいし・・・
また、つぶらな目がいいのかというと、たとえば水中で、ハンマーヘッドの底なしの沼を思わせるような瞳に見つめられたら、
・・・パニックになって緊急浮上かなと。
フグの仲間は比較的物陰に隠れて過ごすものが多いのだが、ハコフグ科のコンゴウフグは物怖じなどせずにパタパタと泳いでいる。
美しい緑色の瞳をしているのもさり気ないところだ。しかも、頭に2本の角、尻尾に2本のとげがある。
ハコフグの仲間は角張った箱状の体型が特徴で、英語では Boxfish・Trunkfish・Cowfishなどと呼ばれる。体は硬い甲羅状になった骨格に囲まれ、体高が高く、横幅のある形をしている。外敵などからの危険があると、体表から粘液毒を分泌する種が多いが、いわゆるフグ毒(テトロドトキシン)とは別の成分のようだ。
やっぱり、かわいい姿には毒がある・・・のかなあ。。
でも、なんともおっとりと、のんびりパタパタ泳ぐ姿は鑑賞していて楽しいものだ。
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