【撮影地】鹿児島県熊毛郡上屋久町白谷(屋久島自然休養林)(2009.11月撮影)
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警察庁生活安全局が調査発表した山岳遭難の概況によれば、遭難事故で一番多いのが「道迷い」で約39.8%である。
(警察庁生活安全局地域課「平成20年中における山岳遭難の概況」より)
「道迷い」は [滑落][転落]などの危険も増大させので、安全登山のためには地図で現在地を確認することが重要である。
優れた猟師は地図など使わずに山を歩けるのだが、それはその山をよく知っていてその付近の地形を立体的に把握できているからだ。
道に迷わないこと。現代の登山技術において「山を歩ける」というのは、地形図を読んで動けるということとほとんど同義であろう。
安全登山のためには 地形図をメインに登山地図をサブ として使い、登山中は要所要所で「地形図」上で現在地を確認しながら歩く習慣をつけるのがよい。
なお、筆者は前回の屋久島でiPhoneのGPS機能を利用しようとして、登山口でiPhoneを持ってウロウロ。
・・・ケータイ圏外なので、地図すら表示しなかった。
そこで急遽、うろ覚えの地形図の記憶で山歩きをしたため、道を間違えて屋久島を荒川登山口から淀川口まで普通は2日がかりのコースを、10時間かけて歩きとおすはめになったのだ。
前回の失敗で身にしみて学んだこと。
それは、登山道の目印としてところどころ付けてある「テープを目印に歩ける」となめてかかったら、それは道迷い遭難予備軍であるということ。
(ただし、iPhoneは東半分の海岸沿いでほぼOK。カーナビ代わりとして使用可)
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