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【撮影地】鹿児島県熊毛郡上屋久町白谷(屋久島自然休養林)(2009.11月撮影)
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山のふもとでは、ヤマボウシやアズキナシなどの実がいたるところにたわわに実っていて、その実を食べるヤクザルの姿をよく見かけた。
屋久島は、「人2万、シカ2万、サル2万」といわれるように、人とシカとサルの島だ。本州ではポピュラーなキツネやウサギ、リス、クマといった動物は棲んでいない。
屋久島のヤクシカ、ヤクザルは、ともに、日本シカ、日本サルの亜種なのだが、両者とも本土のものより小形であることが特徴だ。
ヤクザルは主に、木の実、若芽、キノコ、昆虫、ミミズなどを好んで食べる。大概は人を見かけると逃げるのだが、一部の地域では過去に餌付けをしたいきさつがあり、人や車を見ると近寄り、餌をねだったり追いかけたりする。
特に観光客の場合は、サルが車のボンネットに乗ってくれば、餌で誘導してサルを車から降ろそうとする。だから、サルは車にのればエサをもらえると知って悪循環が続く。
このまま行けば、屋久島のサルたちも、下北半島のニホンザルと同じく行政の安楽死処分という道を辿らざるを得なくなるのだろう。
人に慣れたサルは、屋久島の名産品のポンカンやタンカンの畑に侵入するようになる。実際、今の時期は、農道にポンカンの皮が散らばっていたりする。
農作物の被害が深刻化すれば、猿害対策として駆除をせざるを得なくなる。サルたちに、危機が迫っているのだ。
悲しいのは、サルは畑を荒らすのが悪い事だと知らないのに、罪の意識がないのに、原因を作った人間の手で駆除される事。
「自然と共存共栄」というのだが、その難しさを感じざるを得ない。
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