大内宿で売られていた福島産のエゴマ(荏胡麻)油。地域の高齢化に対応するため、高齢者の健康維持にはエゴマ油がよかろうと、値段が高いエゴマ油を自ら生産しだしたのだという。
エゴマはシソ科の一年草。
α-リノレン酸に富み、食べると十年長生きできるとされ、かの地では「ジュウネン」と呼ばれるそうだ。
α-リノレン酸63%、オレイン酸15%、リノール酸14%、ステアリン酸1.8%、パルミチン酸7.2%。
ま同じく健康によいとされる椿油は、オレイン酸85%、リノール酸3.8%、ステアリン酸2.5%、パルミチン酸7.9%、その他0.8%。
さて、ともに健康によいとされるエゴマ油と椿油。どっちが健康にいいのだろうか。
椿油に多いオレイン酸は、血中のLDLコレステロールの酸化を抑制して動脈硬化の進行の予防に働く。HDL(善玉)コレステロールは下げない。比較的酸化しにくい(劣化しにくい)などの特性があるらしい。
一方、エゴマゆに多いαーリノレン酸は、体内で一部がEPAやDHAに変わり、健康機能を発揮する。血中の中性脂肪を下げるほか、血栓の生成を防ぐ。不整脈を 防ぐなど、さまざまな生理作用で生活習慣病を予防する。免疫機能をととのえる作用があり、炎症性の疾患に向くらしい。
リノール酸は、オレイン酸よりも血中のLDL(悪玉)コレステロールを下げる効果があるものの、体内で一部炎症を起こすホルモン様物質に変わるのでとりすぎないように注意が必要と考えられている。
また、パルミチン酸は、悪玉コレステロールは増やし、心筋梗塞の死亡率が上がるので避けたほうがいいかも。
アブラヤシから作られるパーム油は、パルミチン酸を44%含んでいてマーガリンなどに使われている。
ということは、パルミチン酸が多く含まれているパーム油は避けて、オレイン酸、α-リノレン酸をなるべくメインに、そうでなければリノール酸をとりすぎないように心がけようとそんな感じかも。
市販に流通している一般的に「サラダ油」は、菜種油と大豆油を半分ずつくらいの割合で混ぜている。
菜種油はオレイン酸が60%、リノール酸が20%のほかにα-リノレン酸10%。
大豆油はリノール酸が50%、オレイン酸が20%、α-リノレン酸が10%、パルミチン酸が10%。
我が家では、しばらく前から、朝のトーストにはマーガリンをやめた。とはいえ、市販の食パンにはマーガリンが入っている。ポテトチップなどジャンクフードはサラダ油がメイン。
まぁ、多少摂取したからといってすぐに健康被害がでるほどの毒ではない。ただ、アイスクリームや、クッキーやポテトチップス、インスタントラーメンなどを日常的に食べ続けるのはどうなんだろう。
花粉症もひどいことだし、そろそろ体質改善をめざそうかな。。
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