ソンクラーン はタイにおける旧正月のことで、4月13日から15日の祝日。ソンクラーンはサンスクリット語では「移る」という意味で、太陽の軌道がAriesへ移動することを指す。つまり、太陽暦による新年が始まることを意味する。更に、4月13日はお年寄りのための日、4月14日は家族のための日らしい。
タイの人々は各自の実家に里帰りし、尊敬の意を込めて両親や祖父母の両手に水を丁寧に注ぎ、贈り物を贈る。これまでに積んできた功徳を先祖に捧げること、年長者が年少者に対して幸福を祈ることという2つの意義を持つ。
また、お寺で僧侶に食べ物や飲み物などを寄進し、捕まえた魚とか鳥とかを逃がしてやるなどの功徳も積む。
さて、清めのためのソンクラーンの水かけの習慣だが、いつのまにか旅行者どうしや、旅行者とジモピーの水かけバトルに発展したもよう。なんといっても、祭りはみんなが参加できるのが楽しいし、ユニフォームなど堅苦しいルールがないほうがいい。
タイで11月に行われるコームロイも、堅苦しいルールなぞなく、旅行者が好き勝手にスカイランタンを空に放っている。たぶん、このいい加減さと、旅行者を拒ばまないタイ人の性格が祭りを国際的なものにしているのだろう。
かくしてソンクーランは、大人たちが童心に帰って、仁義なき水かけバトルをする場となった。
正しい水のかけられ方だが、冷水を目いっぱい浴びせられたらできるだけ大声でキャーキャー騒ぐのがよろしい。
一部の日本人女子など、きたない濠の水を頭から浴びせられて、半泣きになったり感情をあらわに怒ったりしているが、水をかけられるのが嫌ならホテルに閉じこもっているべき。
タイ人の大人たちは、水をかけようと手ぐすね引いて待ってる武装ギャング団には決して近づかないものだ。
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