タイの古都、チェンマイへの激安チケットはキャセイパシフィックエアだった。
成田から香港まで、香港でドラゴン航空に乗り換え。両方の航空会社で出てきた機内食にポテトがあったのはなぜなんだろう。香港にはほとんど畑がないので、ポテトの多くはアメリカからの輸入品のはずだ。
もっとも、香港の家庭では、細切りにしてさっとゆでたポテト(土豆絲、トゥードゥシー)」に、トウガラシやショウガなどのスパイスを入れてアツアツにしたごま油をかけ、酢をかけて食べている。だから、家庭用の中華料理の食材としてはポテトは一般的なのかもしれない。
さて、3列のエコノミーシートの右隣に座った台湾からの若いカップル。
中国の人たちは、大声でまるで喧嘩でもしているような調子で会話をするから驚きはしない。離陸前からずっと1時間しゃべりっぱなし。すごく仲のいい夫婦のようだ。
途中、機内食が出てきて、ぼくが選択した食事を指さして女性が同じものを選択。そして彼氏は別メニューの中華を選択。二人で仲良く分け合って食べてる。
良いコミュニケーションは夫婦円満の秘訣だ。
とか思ってたら、「バチン」と音がして、男性の肩がぼくを押しのけた。
二人を見ると女性が泣いている。彼氏は怒って無言のまま。なんのきっかけかわからないが、口論して言葉に詰まった女性が、怒りに任せて男性へ顔面パンチを繰り出したもよう。
・・・仲良く分け合ってのつもりが、片方が多く食べ過ぎでもしたんだろうか???
20分経過。隣は互いに無言。。
夫婦喧嘩が犬も食わない。構わないでおくに越したことはない。
・・・30分経過。おもむろに、女性がすねたようなしぐさで男性を打つ。
くりかえし、くりかえし。。
ということで、また仲のよさそうな(大声の)会話が始まった。中国語のため会話の内容はさっぱりわからないが。。。うん。仲直りしたと思いきや、そのうちまた喧嘩が始まる。
結局、香港から3時間のフライトの間、夫婦喧嘩と仲直りのヘビーローテーション。でも、周りの乗客はみなが静観。チャイニーズたちの日常生活も大変だろう。
しかし、喧嘩するほど仲がいいとよく言われるように、周りを気にして怒りをため込まないのが円満のコツかもしれない。
ポテトとトマトソースの相性が抜群なように、実は隣のカップルも相性がいいんだろう。
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