英語圏で話題となってる単語「selfie(セルフィー)」
occasional selfies are acceptable, but posting a new picture of yourself every day isn’t necessary
派生語として、自分の髪型を撮影する「helfie」、後姿を撮る「belfie」、運動中の自分を撮る「welfie」、さらには酔った姿を撮影する「drelfie」なども登場してる。
もちろん、SNSの普及がブレークのきっかけだ。
ソーシャルメディアの発達と普及によって、世界に向かって「自分は今ここでこんなことをしているよ」と叫ぶことができるようになった。
日本においても、中高生の若者たちが頻繁にセルフィーをしている。彼らのTwitterには自分だけでなく、友達と並んで撮ったセルフィー写真が多く並ぶ。特に女子高生はセルフィーが得意のようで、得意の決め顔、決め角度などがある。加工アプリを使い、顔を白く目を大きくするなど加工し、神写真に仕上げる。
セルフィー中毒者たち。
彼らは、どこかに出かけるのはセルフィーのため。いい写真を撮ってSNSで公開するために出かける。ディズニーランドとか行っても、どんな写真が撮れるかが大事。納得がいく写真が撮れるまで、撮影に1時間弱もかけるのが普通のようだ。アトラクションなんてどうでもいいらしい。
だが、写真でいうなら、セルフィー写真には普遍性がない。写真を見せられた人は一目で飽きるし、自分もまた見返すことはほとんどない。数だけのコレクションとなる。
実際、旅先で出会った中国の女性から延々と100枚にも及ぶセルフィーを見せられて、辟易したことがある。写真を見て「きれい」とか「チャーミング」とか言わないと不機嫌になるし、話もしてもらえなくなる。
自分が楽しむことより他人に認められたい心理なのだろう。人と人のつながりが薄い世の中にあって、セルフィー中毒はしばらくは続きそう。
絶景のポイントがあれば、そこはセルフィーの若年層の若者たちに占領され、日暮れまで撮影が続く。ひところ流行ったジャンプならまだしも、寝っ転がったりとセルフィーをやってる彼らは、残念ながら絵にはならない。写真家の受難の時代。
彼らが見だたないように、遠めの視野角を選ぶしか風景撮影の手はない。
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