中国人と日本人の見分けがつかないタイ人のガイド氏。その彼が、礼儀正しい日本人の娘たちをほめてた。
その日本人の娘たちが行きたがったニュー・ハーフ・ショー。彼女たちが男なら、きれいなニュー・ハーフ見たさにという気持ちがわからないでもないが、大学を卒業したばかりの若い女性たちがニュー・ハーフ・ショを見たがるのはどんな心理なのだろう。
さて、そのニュー・ハーフ・ショー。ニュー・ハーフは和製英語で、タイではガトゥーイと呼ばれ近年増加傾向にあるようだ。
中国語では「人妖」。中国では、第3の性についてはタブー視されており、オープンにされることは殆どない。そうしたことからか、プーケットのニュー・ハーフ・ショーの客は、中国人が90%を超える。
ニュー・ハーフ・ショーの煌びやかさは、タイ古典舞踊のそれに勝るとも劣らない。タイのニュー・ハーフショーはすでに40年近い歴史があるという。日本のニュー・ハーフ・ショーよりも規模が大きく、ダンサーのレベルは非常に高く芸術的だ。
さて、ニュー・ハーフたち。美人ぞろいなのだが、顔が整いすぎていて心に迫るものがない。ショーが終わったあとは、ニュー・ハーフたちと記念写真を撮れるのだが、なんせ、カメラを構えた中国人たちが渦を巻いていて、彼らをかき分けて写真を撮る気力が起きなかった。
また、写欲が起きなかったもう一つの理由は、ニュー・ハーフたちの整いすぎた顔立ちによる。彼女たちの表情から、彼女たちの生活など日々の苦労らしさは、みじんも感じられることなく、したがって、写真にしてもそこには心に訴える人間ドラマがない。
それでも写真屋として、いつかは彼女たちの生活をドキュメントとして撮ってみたいと思ったりする。タイ語がうまくなって、十分にコミュニケーションが取れるようになったらの話ではあるが。。
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