tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

ヴィヴィアン・マイヤーを探して@伊豆大島

2016-10-07 23:14:32 | 大島笑顔100プロジェクト

2013年公開のアメリカのドキュメンタリー映画、「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」をご存じだろうか?
15万枚以上もの素晴しい作品を残した、無名のストリート写真家の素顔に迫るドキュメンタリー映画だ。
その生涯のほとんどをシカゴの多くの家庭の乳母と家政婦として過ごしながら、常にカメラを携えて人々を撮影。その作品を人に知られることなく2009年に亡くなったフランス系アメリカ人の女流写真家。
2007年、シカゴ在住の青年がオークションで大量の古い写真のネガを手に入れ、その一部をブログにアップしたところ、熱狂的な賛辞が次から次へと寄せられる。
 世界の主要メディアが絶賛、発売された写真集は全米売上No.1を記録。ニューヨーク・パリ・ロンドンでいち早く展覧会が開かれるや人々が押し寄せた。
http://www.vivianmaier.com/

伊豆大島にも、お年寄りのストリート写真家がいた。先の夏祭りの頃は、「ラストあんこ」のタイトルで、昭和の頃のあんこさんの写真を展示していた。
藤井工房でお会いした時、不定期ながらも正月に執り行われる吉谷神社正月祭の話をしていた。なんでも、昔の祭りの写真をたくさんお持ちらしい。
伊豆大島の有志たちが、こぞってその写真展の開催を薦めている。だが、お年寄りはなかなか頑固でうんとは言わない。
その否定的な理由は、そのお祭りが東京都の無形民俗文化財に指定されている厳粛なお祭りであること、写真に写っている人達の肖像権の問題、そして、なによりも、「めんどくせ~」らしい。

きっと写真を厳選して、ネガから画質を向上したプリントを起こせば、カメラメーカーのサロンはもとより、無料の画廊で写真展の開催が可能となろう。
話を聞いていて、その写真展の実現に向けて思わず熱くなりそうだったが、なによりも、島のお年寄り(いい意味でも、悪い意味でもお年寄りと書かせていただきます)。変化や行動にはずいぶん慎重で、南の島の人たちに共通した手ごたえのなさを感じてしまう。でも、いつかはお願いしますね。。


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