坂の多い山あいの町中に胡弓や三味線の音が響き、編み笠を目深にかぶった男女がしなやかに踊り流す。ご存知、風の盆。
もはや超有名なイベントで、こんなしずかで優しいお祭りが、日本のどこかにひっそりと残っていてほしいと思えてくる。
「春風吹こうが、秋風吹こうが、おわらの恋風、身についてならない」
おわらの雰囲気は独特だ。
町並みを吹き抜ける二百十日の大風をおさめ、五穀豊穣と永世の繁栄を祈るため、叙情豊かに気品高く唄い踊り継がれる。
おわら踊りの笠きてござれ 忍ぶ夜道は オラワ 月明かり
静かに踊る風の盆 哀調をおびて静かに流れる胡弓の音とおわらの節。
ひっそり静まり返った街に、下駄の音と共に胡弓にのせた「おわら」が静かに流れて行く。
おわらの語源は「大笑い」という。あるは、農作物の収穫の時期に豊年を祈り、「大藁」とも。
昨年撮ったデータが、まだ仕上げることもできないまま、ハードディスク残されている。いつになったら作品に仕上がるんだろう。完成させたいような、このままずっと記憶の中に置いておきたいようなひと夜。。
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