呉海軍(軍厨業管理教科書と海軍割烹術参考書を参考)の肉じゃがカレーをコロッケにしたそうな。マルハニチロの冷凍コロッケ。
どちらかというと濃厚な味で、肉じゃがというよりもスパイシ―さ控えめのカレーのイメージ。
さて、肉じゃが発祥の地、「呉」。
日露戦争の頃、横須賀鎮守府が手軽で肉と野菜の両方がとれるバランスのよい食事としてカレーライスを採用。さらにカレーだけでは不足するカルシウムと葉酸を補うために、牛乳とサラダを一緒に出していたそうだ。
そのレシピ。
「カレイライス(「海軍割烹術参考書」より抜粋)」
材料牛肉(鶏肉)人参、玉葱、馬鈴薯、鹽「カレイ粉」麥粉、米
・初メ米ヲ洗イ置キ牛肉(鶏肉)玉葱、人参、馬鈴薯ヲ四角ニ恰モ賽ノ目ノ如ク細カク切リ、別ニ「フライパン」ニ「ヘット」ヲ布キ、麥粉ヲ入レ狐色クライニ煎リ、「カレイ粉」ヲ入レ「スープ」ニテ薄トロヽノ如ク溶シ、之レニ前ニ切リ置キシ肉野菜ヲ少シク煎リテ入レ(馬鈴薯ハ人参玉葱ノ殆ド煮エタルトキ入ル可シ)、弱火ニ掛ケ煮込ミ置キ、先ノ米ヲ「スープ」ニテ炊キ之レヲ皿ニ盛リ、前ノ煮込ミシモノニ鹽ニテ味ヲ付ケ、飯ニ掛ケテ供卓ス。此時漬物類即チ「チャツネ」ヲ付ケテ出スモノトス。
「ヘット」は牛脂。「チャツネ」はインド料理の薬味で、マンゴー、りんごなどの果物や野菜に様々な香辛料、酢、唐辛子、しょうがなどを加えてジャム状に煮詰めたもの。「スープ」についてはフォンドボーやブイヨンスープだったようだ。
牛の脂身で取った油で、小麦粉を炒ってルーを作るのが特徴なんですかね?
今度作ってみようっと。
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