突然の安倍総理辞任発表で始まったポスト安倍レース。アメリカみたいにショーのような展開があれば、少しは国民の政治に関する関心は高まると思うのだが既存メディアの報道は味気ない。
新総理が決まった時に、それまでの報道が評価されての報復を恐れているのだろう。つくづく、情けない既存メディアだと思う。そこには客が不在だ。
ということで、菅義偉氏を本命に据えての報道が主流。つまらんが、妥当な選択なのだろう。何人か候補者の名前も取り沙汰されているが、実のところ候補者の多くが手は上げるけど、このタイミングでやりたくないというのが本音だろう。
新総裁の下でも、すでに世界のブロック経済化、チャイナデカップリングの方向性は後戻りできない状況だ。アメリカで大統領がバイデンになってもその大きな流れは変わりようがない。今は静かに時を待つべきなのかもしれない。
肩書は人を大きく変える。支える人のイメージが強かった菅義偉氏だが、ポジションが人を作る。政治は予測不可能なことが起こる。結果を御覧じろという感じだ。