tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

ハマこい炎舞2009(1)

2009-08-24 22:11:04 | 港町 YOKOHAMA

 
 
 
 

写真を見ていると思わず笑いが伝染してしまう。・・・すごいパワー。

写真は、カメラを構えていて目があっちゃった方々、手を振ったら振り返してくれたやさしいお姉さんたちを中心に撮らせていただきました。

実は昨年、このハマこい炎舞で悔しい思いをした。雨での開催だったのだが、2日目は途中で雨天中止。結構ハードな踊りをするチームが多く、滑りやすいステージでは安全のための中止もやむを得ないのだろう。
カメラを構える側にとっても、雨模様の曇天で望遠系レンズを使って撮った写真はサイアクだった。
ほとんどがブレ。おまけに、動きの早い踊りについていけず、フレームの中にきっちりと納まった写真は皆無だった。
そういえば、ハマこい踊りにかぎらず、水中写真でも動き回る魚を追いかけて、ダメ写真の山を築いてきた。

ハマこいに関しては、いつかはリベンジをと心に決めていたのだった。

今年は天気に恵まれた。
今年のハマこいは、踊ってくださった方達にも、記憶に残る夏になった。
暑い日差しの中を踊っていただいたみなさん。関係者の方々。
本当にありがとう。元気をたくさんもらえました。

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ミナミホタテウミヘビ

2009-08-21 23:07:51 | プチ放浪 海沿い編

 

ウミヘビと名前がついているのだが、ミナミホタテウミヘビは蛇(爬虫類)ではなく、サカナの仲間だったりする。
ウミヘビは肺呼吸しているため、ときどき空気を吸いに水面に顔を出す。一方、ミナミホタテウミヘビは、魚類でえら呼吸をしていて、水面に顔を出すことは無い。

昔、那覇に向かう琉球海運のフェリーで、東京に遊びに来ていた沖縄の中学生と知り合った。
船は台風をやり過ごすため、熊本の沖で丸1日停止。
360度海しか見えない状態で、エアコンも無い2等船室に丸3日の旅だった。することもなく、暇な船室。
2等船室にいたぼくらは、すぐに仲良しになった。
仲良しになった彼が言っていたのが、呼吸のために水面に浮上途中のウミヘビのしっぽを捕まえて水面に出れないようにすると、ウミヘビが苦しがってジタバタすること。その様子がかわいくって・・・・・・と、そんな遊びをしていたと言うのだが、ハブの10倍以上も強力な神経毒を牙に持っている事を教えてあげたら、びっくりしていたっけ。

さて、この浅海砂底域に生息するミナミホタテウミヘビ。ホタテウミヘビの南方種なのだが、両者の違いは外見からでは区別できず、歯の形、あるいは、脊椎骨数で区別するらしい。
なぜ、雲見のインストラクターがミナミホタテウミヘビと断定できているのかは、今のところ謎。彼女はこれを食ったんだろうか・・・・・・。
ミナミホタテウミヘビ、ホタテウミヘビともに、器用にも自分で砂の中に頭を突っ込み穴を作り、反転し尻尾から入り上下運動をして、頭を残して縦に砂の中に隠れる。体長は約1m。上顎には2つの突起があり、それが出っ歯のように見える面白い顔をしている。
ナイトでダイビング中、上から泳いできたのと交差したことがある。夜行性の彼ら。砂の中からでて、採餌活動するのは夜なのだろう。
自分の身の安全のために砂に潜るわけなのだが、ダイバーが近づいても逃げることはあまりない。結構、大胆なのだ。また、攻撃してくる事もない。だから、その昔、ウツボやタコなど海の生物に触ることに対して、あまりやかましくなかった時代に、ダイバーたちが「ナデナデ」してたと記憶している。しかも、女性ダイバーに多かった。
あごの下を、微妙な手つきで上下に「ナデナデ」。
幼体のミナミホタテウミヘビの場合は、熟女たちに「ナデナデ」されるのを嫌がって逃げるわけだが、彼女たち曰く、「中学生の坊やは逃げていくのね・・・・・・。」
おまいら 少し エ ッ チ す ぎ 。
見ると、ミナミホタテウミヘビの瞳孔が開いてまん丸になっていた。

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「短かったね、夏。」

2009-08-20 22:38:45 | プチ放浪 海沿い編

 
 
 
 

「動物は基本的に幼体のうちがかわいいし、幼魚もそうだよ」
これは一般に、幼い個体は、体に対して頭部の比率が大きいことによるものだろう。
頭でっかちでバランスがうまくとれず、ヨチヨチ歩きとなる。また、光を写すつぶらな瞳もかわいい。
目元美人という言葉があるが、電車の中でアイメイクをしっかりやっているOLのメイク前後の顔の印象を比較すると
わかりやすい。きれいに作りこまれた目元は、黒目も光が増してキレイに見える。。

というようなことをダイビングインストラクターと会話していたのだが、
イモリとか、カナヘビとか、セアカゴケグモの幼体はどうなんだと聞かれたら自信がない。動作がめっちゃすばやいし・・・
また、つぶらな目がいいのかというと、たとえば水中で、ハンマーヘッドの底なしの沼を思わせるような瞳に見つめられたら、
・・・パニックになって緊急浮上かなと。

フグの仲間は比較的物陰に隠れて過ごすものが多いのだが、ハコフグ科のコンゴウフグは物怖じなどせずにパタパタと泳いでいる。
美しい緑色の瞳をしているのもさり気ないところだ。しかも、頭に2本の角、尻尾に2本のとげがある。
ハコフグの仲間は角張った箱状の体型が特徴で、英語では Boxfish・Trunkfish・Cowfishなどと呼ばれる。体は硬い甲羅状になった骨格に囲まれ、体高が高く、横幅のある形をしている。外敵などからの危険があると、体表から粘液毒を分泌する種が多いが、いわゆるフグ毒(テトロドトキシン)とは別の成分のようだ。
やっぱり、かわいい姿には毒がある・・・のかなあ。。
でも、なんともおっとりと、のんびりパタパタ泳ぐ姿は鑑賞していて楽しいものだ。

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KenJI_Miyazawa's world 宮沢賢治の世界

2009-08-19 23:02:19 | 遠野(岩手)

 
 
 
 

二ひきのかにの子供らが、青白い水の底で話していました。
「クラムボンは 笑ったよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
「クラムボンは はねて笑ったよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」

子供のころ、「クラムボン」が何であるのか疑問を持たずに宮沢賢治の世界に浸れた。当時のぼくにとって「感じることができるもの」が理解できるものだったような気がする。人間は成長するとともに、感じることができる範囲が狭まっていってしまうのだろうか。
今年も冷害。お盆を過ぎるというのに、夏らしい暴力的な太陽は空にない。グスコーブドリは、自らを犠牲にして冷害を防いだ。彼が命を捨てて救う農民達の中には、彼を非難し暴力を振るった人も含まれいた。「銀河鉄道の夜」のカンパネルラも然り。

こういう生き方ができるような人になりたいと子供のころずっと思っていた。そして今、果たしてここまで人のためになる事が自分には出来るだろうかと思ってしまう。
研究者への道に進んだのも本来はそのためだったのだが。

「どうか神さま。私の心をごらん下さい。こんなにむなしく命をすてずどうかこの次にはまことのみんなの幸(さいわい)のために私のからだをおつかい下さい。」

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6月の早朝。富良野と美瑛の景色を車窓から。

2009-08-18 20:52:42 | プチ放浪 山道編

 
 
 
 

美瑛は、アイヌ語の「ピイェ(濁った川)」より転訛したもの。この辺の生活は農業と観光が主役。小麦、じゃがいも、豆腐、ビート、アスパラ、トウモロコシ、トマト、カボチャ、米などの作物が季節ごとに丘の畑を彩り、パッチワークの布のように見えることからパッチワークの丘と呼ばれる。
美瑛の風景が人々を魅了するようになったのは、風景写真家、前田真三氏の赤麦畑を撮影した代表作「麦秋鮮烈」がきっかけ。どこまでも続くかと思われる帯がうねって伸びる景観はやはり北海道ならではのものだ。

この美しい農地の丘陵は、多くの人々の血のにじむような開拓の歴史が隠されている。半年雪に埋もれる極寒の地で、想像を絶する先達の勇気と苦難に深甚なる敬意を払わずにはいられない。

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