ごきげんようでござる。 マスターピース第三弾、スタースクリーム(MP-3、スタースクリーム、10290円)が販売されたでござる。
本日はスタースクリームをド~ンと紹介する・・・ ハズでござったが、拙者が購入(通販)したスタースクリームは不良品の塊でござるよ。
まず、説明書・・・ ホットキスで留めてある背表紙部分に接着剤が、ビッシリとクッ付いている(?) 何故ホッチキスに接着剤が?と思ってよく見たら、ガムくさい・・・ 何故にガムが・・・ 乾燥してビッチリ付いているので、剥がすと印刷部分も剥げそうなので止める。 まあ、コレだけなら許せるが、本体にも欠陥があったでござる。 箱から出したときはヴィークルモードで入っていたので、大きさに感心しつつ写真を撮っていたでござる。 この状態では問題なかったでござるが、変形させてみると、左脚部脛カバー(爪先)を開くと、中の部品が欠損しているでござる。 あ痛~やられた~と思いつつ更に変形させて、セールスポイントの一つ、フェイスチェンジギミックを試す・・・ あれ? 顔の表情・・・変わったでござるか? 否!両面とも同じ顔でござるよ。 意味ねーーーーでござる。
あーーーヤル気失せたでござる。
まあ、そんな訳で今回はスタースクリーム繋がりで、トランスフォーマーコレクション版(TFC9、スタースクリーム、3500円)を紹介するでござる。 (マスターピース版スタースクリームは後日紹介予定?)
元々のスタースクリームは、1983年に販売されたダイアクロンのジェット機ロボ(超高速戦闘機タイプ)のキャノピー部分とシールを一部変更して、スタースクリーム(22、スタースクリーム、1980円)として販売されたでござる。
1984年、にトランスフォーマーとして販売されたスタースクリームは、同じ金型流用し、ジェットロンの兄弟分、スカイワープ(23、スカイワープ、1980円)とサンダークラッカー(24、サンダークラッカー、1980円)共に販売されたでござる。 サンダークラッカーはダイアクロン時代はアクロバットタイプと呼称されていたでござる。 なお、サンダークラッカーのキャノピーなスタースクリームと同じ新型(補強伴)でござるが、トランスフォーマーオリジナルカラーのスカイワープはダイアクロン版と同じキャノピーを使用していたでござる。(バリエーションが有るのか不明?)
1986年には同金型を利用し、翼と武器類を変更した、ラムジェット(D-56、ラムジェット、1980円)とスラスト(Dー57、スラスト、1980円)、ダージ(TFS通販、ダージ、1980円)が販売され、ミサイル発射ギミックを廃した彼らは新ジェットロンと呼ばれたでござる。 (ラムジェットのシールパターンはスタースクリームと同じ)
同年、スタースクリームはメガトロン(16、メガトロン、2300円)とセット販売(グッバイセット、4480円)され絶版を迎えるでござる。 (グッバイセット版のメガトロンは単品版と装備、等が異なるが、スタースクリームは単品版と同じでござる。)
これにて日本ではジェット機ロボの金型は休止するでござる。
1985年には海外展開でプリテンダーとして新規金型で蘇り、日本ではアウターシェル(日本名、プリテンダースーツ)廃してバンブル、グリムロック、マイスターとセット(ヒーローセット、1980円)でトランスフォーマーVの商品として販売されたでござる。
更に海外では1990年にアクションマスターに転生。 変形機能の無いアクションフィギュアと変形可能なエクソスーツ(フライトユニット)のセットで販売されたでござる。(日本未販売)
翌年にはカラーリングを変更して、エクソスーツ(F-117風)の異なる、サンダークラッカーが販売されたでござる。
同じく1990年には海外のみ、クラッシックシリーズとして初代スタースクリームが復刻されたでござる。
さらに、1993年には金型を一部改修して、エネルギーユニット(サウンドギミック)を追加し、武器ユニットを一新(誤飲対策の為にミサイルを延長?)して、シンプルなカラーリングに成ったG2版スタースクリームが同じくカラーリングを変更したラムジェットと共に、G2商品で復活。 何故ラムジェットとかと言うと、本体に貼るシールパターンが同じだったとか?
1997年には欧州で展開されたプレデターの、 スカイクェイク(日本では限定販売、2800円)のスーパーサイトギミックと手持ちのチープなミサイルランチャーを廃止してカラーリングを変更した、マシンウォーズ版としてスタースクリームの名で販売されるでござるが、マシンウォーズがG1、G2の続編で、スタースクリーム本人かは不明? (アルマダ的に考えれば別次元のスタースクリーム?)
1998年には、G2商品のドレッドウィング(TRF-10、ドレッドウィング、2500円)のパートナーのスモークスクリーンの成型色を変更して、二人目のスタースクリームとして登場。相棒のBBと共にビーストウォーズⅡの商品(D-13、スタースクリーム&BB、2500円)として販売され、ビッグホーンとセットにされたVSセット(VS-13、2体1の対決、3980円)も販売されたでござる。 更に、アンゴルモアエネルギーでパワーアップしたヘルスクリーム(D-23、ヘルスクリーム、2200円)が販売される。 なお、ヘルスクリームはサイバーシャーク(C-11、1780円)の金型を流用し、一部パーツをサイボーグ風のパーツに変更したサイボーグシャークでござる。
そして2001年に復刻版スタースクリーム(22、スタースクリーム、2980円)が販売され、2002年には、復刻版スタースクリームの成型色を黒に変更した、スタースクリーム・ブラックバージョンと成型色をクリアーにしたスタースクリーム・ゴーストバージョンがセット(トランスフォーマー限定版、7500円)で販売され、同じく成型色を変更したシークレット版(ケイブンシャ、トランスフォーマー・ジェネレーション、プレゼント品)があり、サンダークラッカー、スカイワープ、ダージ、スラスト、ラムジェット(各、3000円?)が相継いで復刻されるでござる。 そして、2003年にトランスフォーマーコレクション9、スタースクリームが販売されたでござる。
拙者、はオリジナルの商品を入手済みの為、ただの復刻版に新規パッケージとファイルデーターをセットした商品には購買欲がソソられ無かったでござるが、当品では復刻版の販売時期が近かった為に、カラーリングをアニメカラーに変更して販売したでござるよ、更にシール処理だったデストロンマーク等はプリント処理に変更されたでござる。 できたら、顔も塗装して欲しかったでござる。
そして、新規にガンモードのメガトロンをセットして、コレを持てる様に、手首を改修。 (ボーナスパーツとしてコンボイ様の右手首をセットする処がニクイでござる。)
更に初回版では、販売の迫るPS2ゲーム、トランスフォーマーのプロモーションVDVが付属し、サービス満点、正に完全版でござる。
これなら、十分買う余地有りで、未購入のトランスフォーマーコレクションも続けざまに買ったでござるよ。
ただ、ロボットモード時に翼のデストロンマークが引っくり返るのが愛嬌でござるか(笑)。
ヴィークルモードでもガンモードのメガトロンを接合可能でござる。
説明書には記載されていないが、ヴィークルモード時に余剰パーツとなる手首は胴体の溝にセットできたでござるが、今回はメガトロンを持つ為に改修された手首が、引っ掛かり、綺麗に収まらないでござる。 残念!
ロボットモード時に余剰パーツとなる着陸脚の前輪はコクピットに収められるでござる。
マスターピース版スタースクリームに付属する、Dr.アーカビルを乗せる事が可能でござる。
元々はダイアクロン隊員を乗せる為のスペースでござるが・・・
マスターピース版スタースクリームはダイアクロン、カーロボットと同じサイズでござるか? バイナルテックと同サイズじゃ小さいでござるから、偶然か故意か恐ろしい結果でござる。 なお、同操縦席にはインセクトロン(TFC16、インセクトロン、3500円)付属のエネルゴンキューブも載せられるでござるよ(笑)。
トランスフォーマーコレクションに連動して、同年e-HOBBYより、復刻版スタースクリームの成型色をオレンジに変更したサンストーム(89、サンストーム、6500円)がサイバトロン側のロードホラー(88、ロードホラー)と共にセット販売されたでござる。
2003年にはマイクロン対応ギミックを持つ3人目のスタースクリーム(MD-02、スタースクリーム、2980円)がマイクロン伝説(海外名、アルマダ)に登場するでござる。このスタースクリームは前2作のスタースクリームより、いいひと。としてTVアニメでは描かれていたでござる。 更に成型色を変更しただけの、スタースクリーム・スーパーモード(MD-09、スタースクリーム・スーパーモード、2980円)が販売されたでござる。 しかし、スタースクリーム・スーパーモードは海外ではサンダークラッカーと呼ばれ、商品では別人だったのかもしれないでござる。 まあ、アニメに出ない商品を売る為の大人の事情かもしれないでござるな。
そして2004年、マイクロン伝説にて劇的な最後を迎えたスタースクリームは、続編のスーパーリンク(海外名、エネルゴン)にて、アルファーQ(日本未販売)の手により、記憶を失った状態でナイトスクリーム(SD-01、ナイトスクリーム、1980円)として復活(オイオイ!)。 ちなみに、ナイトスクリームの海外名は、スタースクリームでござる。 更にナイトスクリームがパワーアップして、ナイトスクリーム・R(SD-19、ナイトスクリーム・リバース、1980円)が販売される。流石に今度はタダの成型色変更ではマズイと思ったのか、エネルゴンウェポンが付属で値段据え置きでござる。 しかし、拙者ナイトスクリーム・Rにパワーアップした時に、過去の記憶が蘇り、アレクサと再開するものだと信じていたのに裏切られたでござる。 まあ、シリーズは同じでも、アニメ製作会社が違えば別物でござるか・・・ 最後は上司の言う事には忠実な部下としてガルバトロン・G(SD-20、ガルバトロン・ジェネラル、3980円)と最後を共にする・・・ ああ勿体無いでござる。
ナイトスクリーム繋がりで、もう一人を紹介、コチラは完全に別人のビーストウォーズ・リターン版のナイトスクリーム(BR-09、ナイトスクリーム、3999円)は2004年販売でござるが、海外版のビーストマシーンズ版は2000年に販売していたでござる。
更にもう一体、2004年には時空を越えて、初代スタースクリーム(RM-12、スタースクリーム、1480円)がTVアニメを重視したプロポーションで新規金型により販売。 TVアニメでは1度しか使用しなかったミサイルポットを再現しマニアックぶりを表現。更には、フィギュア王、誌上限定通販(RM-12、スタースクリーム(限定ブラックバージョン)、2500円)を販売、この時の歌い文句が、「スカイワープの販売予定は在りません!」だった・・・ しかし、サンダークラッカーとセット(コレクターズ・エディション、スカイワープ&サンダークラッカー、3500円)として販売。 わざわざ、箱まで変えて販売・・・汚い大人の事情でござる。 てっきり、コレの拡大版がマスターピースだと思っていたでござる。
つづき2005年、ギャラクシーフォースにて4人目のスタースクリーム(GD-03、スタースクリーム、3000円)が登場・・・ しかし、海外ではギャラクシーフォース(海外名、セイバートロン)はマイクロン伝説からの続き(アルマダ3部作)でマイクロン伝説版と同一人物でござる。 だーーーーややこしいでござる。 更に話をややこしくすると、このギャラクシーフォース版のデザインは海外のコミック、トランスフォーマー ウォー・ウイズィン(日本ではJIVEより、3100円で販売)を元にしているでござる。 ウォー・ウイズィンは、地球に来るトランスフォーマー達の物語でござる。
で、ギャラクシーフォースではスタースクリームが地球のプラネットフォースを利用し巨大化。 スーパースタースクリーム(日本ではトイザらス限定販売。7999円)が販売されるが、この大型のスタースクリームが海外では通常版だったそうな? しかし、TVアニメでは最強の力を持つハズなのに、ヘタレでござる。 更にギャラクシーフォースではコレクションサイズで、スーパースタースクリームのデザイン、スタースクリーム(EZコレクション、スタースクリーム、400円)が販売されたり、コンボイやメガトロンと3体セットにして販売されたテレビマガジン誌上限定版が存在するでござる。
そして、マスターピース版がメガトロン様を差し置いて販売されたでござる。 初代スタースクリームに関しても、SCFの様なフィギュアや、ブロックフィギュアのマイクロン、極小変形などの商品が多数販売されているでござる。
正にスタースクリームの歴史はトランスフォーマーの歴史でござる。