トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

ドキ!コンボイだらけのマスターピース比較大会。

2006-10-07 13:05:18 | マスターピース

Photo_897 ごきげんようでござる。

トランスフォーマー史上最高額商品が販売されたでござる。 18900円 18900円 18900円 18900え~ん!

マスターピースコンボイ完全版、18900円でござる。

Photo_898拙者もトランスフォーマー馬鹿を自称する一人でござる。 

本日は拙者の保有するマスターピースコンボイを比較してみるでござる。(ウルトラマグナス含む)

流石にマスターピース4体はボリューム満点でござる。

Photo_899まずは、すべての始まりであるMP-1 コンボイ(9800円)から紹介するでござる。

マスターピースシリーズはトランスフォーマー20周年を記念して開発された、タカラの持つ技術を反映させた究極のトランスフォーマーでござる。 その第一弾が、トランスフォーマーの顔であるコンボイ総司令官でござる。

本商品はロボット時のプロポーションに重点を置いたスタイル重視の商品でござる。

しかし、トランスフォーマー商品は変形が命でござる。

Photo_900 各部のディテールは良くないがキッチリ変形をこなすでござる。 

トレーラーが価格の問題で付属できず、中箱を組み立てるペーパークラフトのコンテナが付属。 (情けないので写真にはとらず?)

ゴムタイヤを使用し、サスペンションギミックを搭載するでござる。

大きさも申し分なく、同時販売されたバイナルテックのスモークスクリーン(BT-01、スモークスクリーン、4980円)とも大きさは合う。

Photo_901 否!正確には大きさが合うだけでござる。

ロボットモードの対比は良いが、マスターピースはバイナルテックが24分の1スケールに対してノンスケールでござる。

実車のトレーラーを24分の1にした場合、もっと大きくなるでござる。 これが、バイナルテックとの決定的な違いでござるな。

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Photo_904 しかし、その分ロボットモードはプロポーションはバッグンで可動範囲も変形ロボでは、格段に動く方でござる。

指の1本1本が独立可動し、付属武器も保持できるのが嬉しいでござる。

写真の様に正座もできるでござる。 ・・・しかしコレで体育座りができたら完璧だったでござる(笑)。

Photo_907 コンボイの脚部にもサスペンションが仕込まれており、連動して脛のシャッターが開閉するでござる。

手足に設けられた各種シリンダーも可動に合わせて収縮するでごさる。 

芸が細かいでござる。

Photo_908 コンボイの頭部はアニメ版を意識しており、目が青いバージョンでござる。 しかしながら、発光ギミックは無いでござるが、後頭部のスイッチを押す事でマスクが動くでござる。 (必要か?)

アニメや玩具では両肩に付いているサイバトロンマークは左のみで、アメコミ版を再現しているでござる。

さらには本体には細かなキズやヒビが再現されアメコミ版を意識した商品でもあるでござるよ。 (拙者はあまり、有り難味は無いでござる。)

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そして両腕に通信機が仕込まれており、右腕のパネルにはスタースクリームのシール、左腕にはバンブルのシールが貼られているでござる。

Photo_905 そして、コンボイと言えば英知の結晶たるマトリクスを装備でござる。

マトリクスは着脱可能で、マトリクス自体には発光ギミックは無いでござるが、内部ユニットの発光ギミックを介して光るでござる。

Photo_906 マトリクスは開閉する事ができるでござる。

商品のマトリクスは銀メッキの上にクリアイエローを塗装しているでござるが、個体差か、バリエーションか解らないでござるが、中央ユニットの金色の濃さが異なっているでござる。(拙者の保持する物ではウルトラマグナスが一番濃く、クリアーオレンジぽい?)

Photo_911 付属の武器では、エナジーアックスが有り、クリアーオレンジで成型されたPVC製で米国でも安心の安全設計でござる。

手首を収納した状態で、ハメこむ事ができるのは嬉しいでござる。

そして、コンボイと言えばコンボイガン(レーザーライフル)でござる。

Photo_912 コンボイガン自体にはミサイル発射ギミックも何もないでござるが、銃口部にグリーンのジュェルシール(?)が貼られているでござる。

左右どちらの手でも保持できるでござる。

そして、もう一つが、メガトロンのガンモードが付属するでござる。

メガトロンのガンモードはTVアニメ版のアンクルタイプでござる。

Photo_913 このメガトロンガンは説明書には記されていないでござるが、分解可能でござる。

海外版も完全版も同じメガトロンガンが付属するでござるが、ウルトラマグナスに付属のブラックバージョンはB・ラストという名称の地球製の銃を参考にした長距離火器で、たまたまメガトロンに似てしまった武器でござる(笑)。 

だから、デストロンマークが無いでござる。

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後の付属品はコレクションカード1枚とブックレット型の説明書が付属するでござる。 ブックレットにはコンボイの説明は勿論、アニメの代表的なエピソード、歴代コンボイ集合などが書かれているでござる。

Photo_916 そして同時期に販売されたのが、海外版マスターピース、コンボイ事、オプティマスプライム(日本ではe-HOBBY限定、USAエディション、マスターピース・コンボイ、9800円)でござる。

如何にも20周年記念商品ぽいアイテムでござる。

本当は箱から出すつもりはなかったでござるが、今回の企画の為に、封を切ったでござる。

しかし、我ながら同じ様な物を比較用に購入するとは馬鹿でござるな(笑)。

Photo_917 さて、商品の方は、ロボットモードで収納されているものの、ウィンドー変型BOXで外から中身が見える仕様でござる。 中箱もコンテナ内部のイラストが印刷されるなど凝った仕様でござる。

が!そこは米国でござるな、コレクションカードは付属せず、説明書も両面印刷された変形方を書かれた1枚のみでござる。

日本版との違いは肩のパイプが安全基準(?)のせいか短くなっているのが致命点でござる。 なんかアルミボトルでござるな?

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Photo_920 更には、これまた米国らしく、パイプ周りや間接部に煤汚れが施されているでござる。

本当に米国人は汚し塗装が好きでござるな。

通信機のシールは日本版と同じでござる。

他の違いは本体には無いでござる。

後の違いはコンボイガン(イオンブラスター)の色でござる。

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Photo_923 日本版のMP-1とMP-4のコンボイガン(レーザーライフル)はグレーのカラーリングで同じモノでござる。

米国版のコンボイガン(イオンブラスター)は半光沢の黒い色でござる。 う~ん!アメリカ~ン!

で、つや消しの黒いヤツが、MP-2、ウルトラマグナス用のマギストレーザー(コンボイガンの予備を改造?)でござる。

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Photo_927 そして日本版、マスターピース第2弾のMPー2 ウルトラマグナス(9800円)でござる。

MP-1の色違いでお手軽別商品でござる。 しかし、ウルトラマグナスの中身である中型ロボは、これまでに主力として販売される事なく、ある種中型ロボはタブーとされ、合体後の姿がウルトラマグナスとされていたでござる。

拙者も中型ロボがマグナスで合体後がウルトラマグナスだと思っていたでござる。

で、この形状がウルトラマグナスとは驚いたでござる。

Photo_928 TVアニメや映画、アメコミなどでも合体後がウルトラマグナスとして描かれていたでござるが、2003年に発刊されたコミック、TRANSFORMERS・GENERATION1(日本語版はJIVEより発売)にて外装(アウターアーマー)を脱ぎ捨て戦いに望む姿を描かれる事により一般認知される様になったでござる。 その後コンボイの白いバージョンはウルトラマグナスと認知される様になるでござるな(笑)。

本体は装備品に至るまでMP-1、コンボイと色が違うのみでござる。

唯一の違いは通信機のシールがコンボイと(?)に変更した事でござる。 コレは嬉しいでござるな。

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Photo_931 付属武器は同じなのは、仕方が無いでござるが、態々新設定の名称をつけるのは戴けないでござる。

エナジーアックスもクリアブルーに成型され名称も、フォトンアームズに変更されているでござる。

他のエナジーアックスは同じでござる。

Photo_932 あと、マスターピース・コンボイにはキャンペーン非売品の金メッキ(?)Or金色塗装のゴールデンラグーンバージョンが存在するでござるが、拙者は未入手なので、装備品などの詳細は不明でござる。

キャンペーン告知チラシの写真を見る限りでは日本版を元にしている様でござるな。

そして、とうとう本年度にMP-4 コンボイ 完全版(18900円)が販売されたでござる。

Photo_933 コンテナが無いコンボイなんて・・・

と思っていたらセットで販売!  トレーラーだけ販売するのは難しいと思っていたが・・・ ヤッチャッタ!という商品でござる。

しかも、トランスフォーマー史上最高額商品でござる。 単純に考えればコンテナだけで9000円するでござる。 ・・・本当にコンテナだけ9000円でござるか? 箱だけでマスターピース2個分あるでござる。

Photo_934 そう、中は白箱が2個入っており、それぞれコンボイとトレーラーが収納されていたでござる。

だから、箱が無駄にデカイでござるな。

これで、拙者のマスターピース・コンボイ型が4体になったでござる。

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コンボイ本体の違いは通信機のシールのみでござる。

Photo_937  右手の通信機のモニターがダイノボットに変更され、左手がメガトロン様になっているでござる。

今月のフィギュア王に気になる事が書かれていたでござるが、通信機のシールの相手が次ぎの商品化になる?という法則でござるか? ・・・だったら次はメガトロン様?  ロボットモード重視のマスターピースならメガトロンも実銃に近いガンモードを無視してSFガン(玩具的)にすれば可能でござるか? 否!グリムロックの線も捨てられないでござる? しかし、なら、バンブルだって、バイナルテックに拘らず、同スケールでもマスターピースを名乗ればビートル風の自動車で販売可能でござる。 うんMP-3、スタースクリーム(10290円)の例は無駄ではないでござる。

Photo_938 さて、肝心のトレラーでござるが、値段から考えてダイキャスト製のトレーラーを想像していたでござるが、オールプラスチックでござっる! しかも、コンテナ砲(アンチマグネトロン砲)にはミサイル発射ギミックは愚か発光ギミックすらないでござる。

これだけスペースが有るのに、音声ギミックも無いでござる。 満足でござるか米国人のコレクター諸君。

付属の武器をコンテナ内部に収納できるでござる。

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Photo_943 指令コクピットのカバーも開閉でき、シートの様な窪みがあり、人形を乗せられそうでござる。

しかし、アスタリスクやキスぷれのフィギュアは24分の1なので乗れないでござる(笑)。 やはり別サイズのフィギュアが・・・やっぱり、同じマスターピース 版スタースクリームに付属するキ〇ガイ博士でござるか?

マスターピースに対応したスパイクやスパークプラグが欲しいでござるな。

それでも、バイナルテック商品を乗せる事が可能でござるが、カタパルトギミックは無いでござる。 そう、このコンテナは、ホトンド箱でござる。 9000円分のコンテナは高すぎるでござる。 まあ、ご祝儀価格と考えるべきか・・・ボッタクリと考えるかは購入者の自由でござるな。

Photo_944 しかしまあ、コンテナにバイナルテック商品を一部とはいえ収納できる事は評価したいでござる。

ちなみに、乗せられないバイナルテックとはアメ車でござるよ(笑)。

これで、満足のいくコンボイが発売されたでござる。

流石に完全版・・・ん・・・完全版だあ?

何か忘れていないでござるか?

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Photo_947 そう、 ローラーの存在でござる。

コンボイとは3つの自立型モジュールに分離可能とMP-1コンボイのカードにも説明書にも記されているでござるよ。

なのにローラー(バギー)を削除しているでござる。

ローラー込みで、18900円ならまだ納得したかもしれない? 否!問題はソコではないでござる。

Photo_948 問題なのは完全版に付属するカードと説明書でござる。

完全版を名乗る為に、ローラーの記載や、コンボイが3つの自立型ユニットに分離する記載が削除された事でござる。

コレはちょっと戴けないでござるな。 説明書の内容もTVアニメの紹介エピソードは同じだし、MP-1の記事に継ぎ足しした内容は、あまり褒めたものではないでござるよ。

Photo_949 MP-1コンボイを未入手で、ローラーに特別な思いいれが無い限りはMP-4完全版(自称)を買っても損はないと思うでござる。

流石に拙者みたいに4体も有れば有り難味が薄い商品でござるな。

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高額商品が4体・・・ コレでブラックバージョンが販売されたら・・・

ああ、怖いでござる。