ごきげんようでござる。 消防車に変形する司令官はファイヤーコンボイ(C-001、スーパーファイヤーコンボイ、4980円)やギャラクシーコンボイ(GC-01、ギャラクシーコンボイ、5200円)だけではないでござるよ。
本日紹介するのは、レスキューヒーロー・ゴーボッツの隊長ロイ(GO-01、ロイ、3980円)でござる。
ゴーボッツの特徴たる、「1・2・3のおもしろ変形!」とはとは、ちょっと言いがたいものの、簡単に変形できるでござる。
この大きさで可動範囲は一部限られてしまうのは残念ではあるが、親指が可動するので善しでござる。
ロイは町の平和を守るレスキュー隊ゴーボッツの隊長でござる。
従って、大型のボディを持つ商品でござるな。
ゴーボッツは自動車型の、まちのゴーボッツ、動物型の、もりのゴーボッツ、飛行機型の、そらのゴーボッツのカテゴリーに分けられ、ロイは、ソレラを統べる隊長(軍事組織ではないので司令官とは呼ばない?)でござる。
だから、ロイは巨体を持ちながら手持ち武器を持たず、怪力と燃えるレスキュー魂が最大の武器でござる。
しかし、ロイはギャラクシーコンボイにも負けず、飛行可能でござる。
背中の橙色に塗られたスイッチを押すことで、翼が展開するでござる。
いやあ、この人間くさい太い眉毛や顎のデザインが民間トランスフォーマーらしく、親しみやすさがあり、頼りがいのある顔も魅力の一つでござる。
ヤバげなスキンヘッドに消防士のヘルメットを被った後頭部は拙者的にツボでござる。
ギャラクシーコンボイと同じく2本の梯子を持つでござるが、梯子が腕になるトランスフォーマーは珍しいでござる。
両腕に装備された放水銃(?)は武器ではなく、消火活動用でござる。
まあ、他の使い方もあるかもしれないでござるが?
ゴーボッツのマニアックなデザインの一つが、六輪のタイヤ配置でござる。 しかも、中央部が一番大きいでござる。 これ、実車なら、中央タイヤで方向転換できる車両かもしれないでござるな。
更に最後輪はロボットモードの脚になっても、そのまま回転するでござる。
コレは、ローラーダッシュ機能搭載と見るべきでござるな。
やはり、侮りがたしゴーボッツ!
しかし本来なら、ロイには発光音声ギミックが内蔵されていた訳でござるが、日本版は削除されてしまったでござる。
元々大型商品であるため、当初販売が検討されていた訳でござるな。
初期販売の、えほん(説明書兼カタログ)にも発売検討中と記されているでござる。 だから、コストダウンの為に電子ギミックは削除されたでござるな。 その為に背部のスピーカーの穴や電池ボックスのフタの上からシールを貼り隠しているでござる。
ロイの海外名が何か解らないが、海外版の音声ギミックでは自分の名前を言っているのでNGとなったと考える方が自然ではないでござるかな? 日本語バージョンを作るよりは削除する方が安上がりであると判断した様に思えるでござる。
さらに、付属えほん、も廃止され箱に物語が印刷されるようになったのは残念でござる。
しかも、この箱が無駄にデカイでござる!
ロボットモードで入っているから、MPコンボイ(MP-1、コンボイ、9800円)並にデカイでござる。 ヴィークルモードにすれば3分の1の大きさですむでござる。 だから、拙者は箱の余剰スペースに他の小型商品(海外版のスパイチェンジャーとかマシンウォーズのメガトロンなど・・・)を入れているでござるよ。
商品は大味だけども、味のある商品でござる。 拙者の第一印象はロボコンのガンツ先生でござるが。それもまた味だと思ってくだされ(笑)。
海外には日本未販売のキッズトランスフォーマーは多数存在するものの、コレを紹介している所が、なかなか見つからないでござる。 何方かロイの海外名をご存知でないでござるか?
拙者は、ドラッグカー型とトランスポーター型ジープ型のキッズトランスフォーマーも探しているでござる。
まあ、しかし何でござるかな?何故に復刻版の音声ギミックはパワーアップしたりするのに、日本語に変更するくらいの手間を省くでござるかな? 完全版なんて販売しないでござるな。 うん。