最近のトランスフォーマーコレクターの皆さんはクラッシク版のバンブルビー(日本名、バンブル)で盛り上がっている様でござる。
あー悔しいでござる。 地方在住の身が呪わしいでござるーーーー!
と、いう訳で今回は、マイクロン伝説版のバンブル(MM-01、ストリートアクションマイクロン、980円)を紹介するでござる。
彼らは自転車に変形するウィーリー(海外名、ハイワイヤー)とスケートボード(ジェットスケートボード?)に変形するバンク(海外名、グラインダー)に、スクーターに変形するアーシー(海外名、シュアショック)の3人から成るストリートアクションマイクロンチームで、地球の子供達に発見され交友を持つ存在の友達ロボットでござる。 親善外交部隊の名を持つとおり戦闘には参加しないでござるが、危機が訪れると3人は合体してバンブル(海外名、パーセプター)になるでござる。
固定武装も手持ち武器もない非戦闘員で合体していた方が、戦いやすい状態?でござる。
以上がバンブルの基本設定でござる。
なお、この商品自体名前が海外版と異なるでござるが、商品自体は海外版と同じでござる。 勿論パッケージは異なるでござる!
さて、このバンブルでござるが、日本と海外では名前が違うだけでなく立場も大きく異なるでござる。 まず米国コミック版(アルマダ)ではコンボイ(海外名、オプティマス・プライム)のパートナーであるプライム(海外名、スパークプラグ)が主人公で、ウィーリー達ストリートアクションマイクロン(海外名、ストリートアクションミニコンチーム)は一般マイクロンの代表くらいの立場にしかないでござる。
しかし、海外版は普通に会話が成立するでござる!
TVアニメ、マイクロン伝説は米国でも放送されたでござるが、ここでもマイクロンは普通に(英語)会話できたそうでござる。
コレは日本と海外の考え方の違いでござるな、日本の場合は、言葉は通じずとも心は通い合う、絆を表現したかった様だ? しかし言葉が通じない為に道具扱いされるでござる・・・ これは演出の誤りもあるでござるな・・・ 残念でござる。 で、一方の米国は自由の国、平等個人主義の国なので、対等に会話できるでござる。 ただ・・・支配階級は存在するでござるが。
まあ、はっきり言える事はマイクロンが普通に喋れないという設定にした事が間違いでござる。 まあ、人種、国により言葉が異なるのは世の常なるも、フィクションの世界で表現するのなら、間違いでは?と思うでござる。
拙者、動物が喋るアニメって好きではないでござる。 マイクロンは動物と同じ?様な考えも嫌でござるな。 だから、モ〇スター〇ァームとか、デ〇モンなどもイマイチ好きになれないでござる。 それを考えればポケモンは実に素晴らしいでござるな。 喋れなくとも、絆を確り表現しているでござる。
で、その日本版でござるが、日本限定販売でアニメ版のストリートアクションマイクロンが存在するでござる。
それが、マイクロン伝説オープニング・テーマ Dream Again(1500円)に付属する限定商品でカラーリングがTVアニメ風に変更された商品でござる。
TVアニメのイメージを優先するならば、コチラのCD限定版をオススメでござる。 勿論現在絶版で店頭在庫を探すしかないでござるな。
変形ロボ多しと言えど、自転車に変形するロボットは彼くらいで、貴重な存在でござるよ。
拙者がマイクロン伝説が始まる前に、ネット上で彼に出会ったとき、大笑いしてしまったでござるよ。 ソレほどまでにインパクトが有る存在でござる。
商品は少々チープでござるが、TVアニメ版では主役と言っても良い存在でござる。 拙者の好きなマイクロンの一人でござるな。
しかも、他のトランスフォーマーにエボリューションする時の姿が自転車だから、実に微笑ましいでござる。
本当にマスターピースで販売して欲しいくらい可愛い商品でござる。
まあ、24分の1サイズでバイナルテックでも可能でござる。 あっ!キスぷれ風にアレクサ(ラッドの方が良いが女性化されたら嫌でござる)のフィギュア付きであるなら、なお良しでござるな。
早川玩具が、チェンジ自転車ロボを販売するまでに商品化してもらいたいでござる。
右側がCD付属版で完全に色が異なり、瞳も書き込まれているでござる。
スケートボードが付属する商品は数あれど、ロボットに変形する存在は貴重でござる。
胴体に変形する事もあり商品は中央に配置されがちでござるが、リーダーはウィ-リーでござる。
右側の色の薄い方がCD付属版でござる。 コチラもスクーターであるために、同サイズのアレクサのフィギュアが欲しいでござるな。
さて、このアーシーでござるが、日本ではウィーリーの様に子供達の友達であるために親しみやすさの有る女性トランスフォーマーの代名詞であるアーシーを襲名するでござるが・・・ 彼?否!彼女でござるか・・・ 性別不明でござる。
まあ、どちらにしろ海外ではアーシーとして販売されたエリアル(SC-16、エリアル、980円)が改名を余儀なくされたのはマイクロン版のアーシーが原因でござる。
それと同じ様にバンブルの名も海外とは異なるでござる。 もっともバンブル(海外名バンブルビー)の名は米国では神聖化されていて、簡単に名乗れないようでござる。
右側がCD付属版を合体させたバンブルでござる。 変形に際してはアーシーの顔が割れるのが怖いでござるが、アニメ版の合体シーンは組み体操のようで楽しい印象があるでござる。
アニメでは、メガトロン様を翻弄させたりする活躍が描かれており主役マイクロンである以上、他のマイクロン以上に目立つ事ができたでござる。
しかし、このマイクロン伝説版のバンブルでござるが、初代バンブルの面影が全く無い(当たり前だ!)、しかも海外名であるパーセプターの面影すらない商品でござる。 ドチラかと言えば黄色いホットロッド(MC-03、ホットロッド、1980円)とか、プライム(MC-01、コンボイ・スーパーモード、6000円に付属)の方が似ていたりするでござる。
まあ、所詮は名前が同じでも別人でござる。 別次元の同一人物にされるよりも潔いでござるな。 最後に、マイクロン版のバンブルには別バージョンのカラーとカバヤの食玩バージョンが存在するでござるが、その話は別の機会に書かせていただくでござる。