ごきげんようでござる!
前回の雷龍(G-17、DX左右合体LEFT 雷龍、3000円)に今宵はミキサー車に変形する兄の風龍(G-16、DX左右合体RIGHT 風龍、3000円)でござる!
本品は1997年の「勇者王 ガオガイガー」商品として販売されたGGG所属のヴィークルロボで、商品は先に販売された氷竜(G-05、DX左右合体RIGHT 氷竜、3000円)の成型色変更品であり、頭部パーツ等の変更やクレーンをミキサー台に変更した商品であり、単品販売と雷龍との合体セット(G-15、DX左右合体 撃龍神、6000円)が販売されたでござるが、商品仕様に違いは無かったようでござる。
ヴィークルモードでのギミックはミキサー(ジャオダンジィ)を手動回転させたり、ミキサーの流し口が開閉できる程度で、大きさの割にはイマイチ地味な仕様だったりするでござる。
ミキサーにはミサイル発射(×4)ギミックを有しているでござるが、ヴィークルモードでは使わない方が良いと思うでござる。
ミサイル弾(フォンダオダーン)は12発が1セットのランナーで付属しており、予備を含め運転席内に収納が可能でござる。
なお、ミサイル収納庫は、氷竜では超竜神(G-04、DX左右合体 超竜神、6000円)用の右腕パーツ(フリーザーガン)を収納していたスペースであり、合体用腕パーツが無い風龍では余剰パーツ対策で有効活用されているのが嬉しいでござる。
因みにミサイル弾は、「黄金勇者 ゴルドラン」商品のミサイルの流用でござる。
勇者シリーズならではの、消耗パーツの流用(?)互換性は、有り難い仕様でござる。
背中に装備されたミキサーの取り付け位置に少々不満を覚えるものの、略TVアニメ同様のロボットモードは称賛できるでござる。
無論、胸部のダイヤル(ガンシャオ・ドゥパ)を動かす事でゲージ(ガンシャオ・ビァオ)の色が変わるギミックも再現されているでござる。
なお、勇者シリーズでは緑色は重装備担当であり、風龍も本シリーズでは唯一(?)ミサイル発射ギミックを持つ勇者ロボなのでござるが、手持ちの武器がないのがデザイン的に残念でござる。
フォンダオダーン!
シャオダンジィのフォンダオダーン発射方法は、キャプテンシャーク(DX海賊戦艦 キャプテンシャーク、3980円)の16連装スパイラルランチャーと同じダイヤル式発射方法でござる。
この、ダイヤル式発射方は、ミサイル弾の連続発射が楽しめるのでござるが、飛距離が伸びなくても広範囲にバラけてしまうので、ミサイル弾を紛失する恐れがある代物でござる。 (笑)
そう! 米国では販売できないミサイル発射ギミックなのでござるよ。
もし、販売されるとしたらミサイル弾は付属しないでござろうな。
まあ、ミサイル発射ギミックが無くとも本品の魅力はプロポーションの良さと可動なので問題はないでござる。
しかし・・・ 出来る事であれば、未販売の妹達も販売してもらいたかったでござるな。
まあ、彼女らの場合は最初から商品化は無しでデザインされているのでござるから、好きに設定できた訳でござるが、その気になれば商品化可能なデザインだった事も救いでござる。 (笑)
ちゅー事で、次回はシンメトリカルドッキングでござる!