「君達に最新情報を紹介しよう!」
あの、タカラが誇るロボット玩具販売促進アニメ勇者シリーズの終焉を飾った勇者王 ガオガイガーが何とライバル会社のバンダイより2011年8月にスーパーロボット超合金(スーパーロボット超合金、勇者王ガオガイガー、5250円)として販売されたでござる!
アニメ制作会社のサンライズ経由でバンダイのゲームソフト「スーパーロボット大戦・シリーズ」に参戦したとはえ、ライバル会社の育てた人気キャラクターですら自社ブランドで販売するバンダイの図太さというか無神経というか、商売の為なら他社商品でも売っちゃう商魂たくましいプライドは、現、タカラトミーも見習って欲しいところでござるが・・・ タカラトミーのプライドは技術者ゆえに他社の技術は参考にしてもキャラクターまではパクれない技術者のプライドなので版権を買い取って販売しちゃうまでの商売はできないでござるよな。 (笑)
さて、本品はスーパーロボット超合金を名のっているでござるが、ダイキャスト製パーツは少なく、一部にダイキャスト合金を使用したアクションフィギュアに近い商品でござる。
そう、変形・合体・ミサイル発射などのアクションギミックなどを廃して各部関節可動とパーツ交換によるディスプレーに特化した商品でござる。
いわば、超合金魂の簡易版ともいえるでござるが、プロポーション重視の完成度は流石としか言えないでござるな。
そう、頭部パーツはマスク有・無の二択に加えてアンテナも硬質タイプと軟質タイプに交換可能でござる。
う~む・・・ 同デザインのアンテナ交換の意味が良く分らないでござるが、胸部ギャレオンの顎が開閉したり、タテガミ部分も必殺技ヘル・アンド・ヘブン再現用に交換するなど、他社のアクションフィギュアで用いられたギミックが採用されているでござる。 (笑)
そう、後発メーカーだけにオイシイところを参考に設計しているわけでござるから、自然と完成度も高くなる訳でござるから、今回は流石にバンダイ自社開発と強言していないでござるよな。 (笑)
右腕のブロウクンマグナムに射出ギミックがないでござるが、エフェクトパーツを取り付けて射出状態も再現できるでござる。
なお、射出状態は魂ステージ用補助パーツを付けて別売りの魂ステージ(魂STAGE ACT.5 1365円)が必要になるでござるが、拙者は未入手なのでfigma用のディスプレー台で代用してみたでござる。
無論、ステルスガオーのスラスター部分もパーツ交換で開閉状態が再現され、浮遊状態を演出する補助パーツも付属するでござるが、こちらは専用台ではないかぎり自重を支えきれないでござる。
無論、左腕のプロテクトシェードも左手首ごとエフェクトパーツに交換して再現可能でござる。
手首パーツは右手首3種と左手首4種に加えてヘル・アンド・ヘブン用の組み手が用意されているでござる。
拙者の購入品は右肩のボールジョイントが外れやすいのが欠点でござるが、両腕の可動範囲や透明で成型されたパーツを塗装してクリアパーツを活かしたり、メッキされたドリルニーブロックのスライドギミックなどアクションフィギュアとしては申し分ないでござる。
ただ・・・ 股関節が緩いので片足立ちができないのが残念でござるよな。
そして、先端部分がメッキ処理されたディバイディングドライバーの完成度も忘れちゃいけないでござるよな。
付属のディバイディングドライバーはサスペンションギミックが再現されておらず、左手首交換式の装着方法でござるが雰囲気はよくできているでござるな。
手持ち武器の無いガオガイガーをかっこよく見せるのは必殺技のヘル・アンド・ヘブンで、このポージングを上手く再現できるか否かで本品の価値が決まってくるでござるからアクションフィギュアとしての完成度は本家タカラのガオガイガー(G-1、DX超人合体 ガオガイガー、7200円)より完成度が高いと認めざるを得ないでござる。
いや~悔しい!
TVアニメ放送中にタカラが変形合体とは別にプロポーション&アクイション重視のガオガイガーを販売していればシリーズを終わらせることが無かったのに残念でござる。
そう、「勇者王 ガオガイガー」は勇者シリーズを潰した作品として嫌われているでござるが、タカラ以外のメーカーから多数のガオガイガー商品が販売されているので最も愛された作品でもあるのでござるよな。
拙者が知るだけでも正規の版権を得たメーカーはKabayaの食玩に始まりカプセルフィギュアやアクションフィギュアを販売したユージンのマスターアクションDXシリーズ、CM’sコーポレーションのBRAVE合金シリーズ、コトブキヤの壮絶合金、マックスファクトリーのMAX合金、海洋堂の山口式可動シリーズなどが販売されており、明らかにタカラの玩具が売れずに撤退した「勇者王ガオガイガー」は人気があった事を証明する事実でござる。
アニメは人気でも玩具が売れない状況を作ってしまうのがタカラの悪しき伝統ででござるが、ここはホントにタカラトミーのマスタピースブランドで見返さなければ、バンダイが変形合体機能を持たせた超合金魂版ガオガイガーを販売しかねないので根っからのタカラファンを裏切らないで欲しいでござるよ・・・
なお、拙者が本品を購入した理由は地元玩具店にて初回販売分には「スーパーエフェクトキャンペーン」第一弾のオーバーロードエフェクト(非売品)が付属すると云うので予約しておいた訳でござるが、別にガオガイガー専用パーツと云う訳でもないでござる。
拙者も地方在住者として地域振興の為にも地元店で購入したいのでござるが、なにせ人口減少の過疎化により玩具店も縮小しトランスフォーマー商品などは、拙者が全種購入したところで最低発注数に届かないので置かれていない状況でござる。
まあ、地方でも全国放送のアニメ作品を販売するバンダイは強く、一定の発注数が確保できるので入荷する状態でござる。
定価販売とはいえ地元で買えるものは買わないと、ほんと潰れてしまえば玩具屋過疎地区にもなってしまうくらい深刻な話でござるよ・・・
いやホント、タカラトミーには頑張ってもらわないとバンダイに玩具市場を独占されてしまうでござるよ・・・ ベイブレードとポケモン及びトミカ&プラレールなどの定番商品は残っているでござるがホント地方は新商品を購入するには予約取りよせしてもらわないと入荷しないヤバイ状況なのでござるよ。
いやほんと、バンダイは商売が上手だわと感心するばかりでござるよ・・・
なお、スーパーロボット超合金・勇者王ガオガイガーには更なる秘密があるのでござるが、それはまた次回にファイナルフュージョンでござる!
サムライトルーパーやらワタルやら、タカラの育てたキャラがどんどんバンダイに奪われていくのを見るとそんな気がしまして。
動かないタカトミも悪いですがバンダイも自重するべきだと思いますけどねぇ・・・。
とりあえず撃龍神までは出して欲しいですね。
SDガムダン殿、かといってタカラトミーがガンダムを販売するほどの他社の縄張りを荒らさない礼儀は心得ているでござるが、もう少し上手に商売して欲しいでござるよ。 (笑)
なお、バンダイナムコより販売されるPSPゲームソフト「魔法少女まどか★マギカ・ポ-タブル」限定版はバンダイブランドのS.H.Figurtsではなくfigmaの鹿目まどか・制服バージョンでござるからファン心理を計算した見事な商売人でござるよ。
しかし孤高なタカラトミーの見栄も大変ですね。
「版権を~商売」
ヤッターマンはね、そうしようとしたんだけど...
「明らかにタカラの玩具が売れず」
今時はビーストウォーズが売れ出しタカラ、余計そう見えているかも。
「TVアニメ~重視」
ここは暴走して変身サイボーグガオガイガーを出せばよかったのでは、面白そうですし。
「超合金魂版ガオガイガーを」
どうせ、それだと2万円台になると思うので、いっそのことギャレオンへの変形と、合体機構を備えたスパロボ合金版ガイガーを出して後から各マシンを出せば、財布的にもやさしいと思います。出来もよくなりそうですし。
実際今でこそバンダイと言えばまず挙げられるガンダムも元はクローバーが出してた訳ですしね
個人的には真の脅威はこれより安く且つ差し替えとは言え変形合体も出来るコトブキヤのD-STYLE版だと思う
バンダイはゼロから物を作る事は下手でござるが、一度動き出したものを発展させていくのは上手でござるよな。
ほんと、超合金魂版ガオガイガーが20000円で完全変形・合体を再現できるのであれば、ファンとしても買いたいものでござるし、まだタカラトミーのマスターピース版ガオガイガーもあきらめたわけじゃないでござるよな。 20000円の販売価格同士の対決になるのであれば、本家の実力を見せてもらいたいでござるよ!
翌年のロボットアニメに至っては、ビーストⅡぐらいですしねぇ・・・。
今では、すっかりゴールデン枠のアニメは過疎状態ですよ。
もしも、アニメが深夜枠を開拓しなかったら、一体どうなっていたのでしょう・・・。
バンダイといえば、今度のガンダムですが、貴重な全国放送ですから、かつての種や00みたいに、
三~四年ぐらいしか持たなくてもいいですから、話題には上がってほしいですね。
今後、オリジナルのロボアニメがヒットする保障なんて、ありませんから・・・。
つい、愚痴をこぼしてすみませんでした。
いま、ロボットアニメを復活させようとしたらタカラ方式によるノウハウを活かしたサンライズだけでござるが・・・ スポンサーはバンダイになる可能性が一番強いでござるよ。 (笑)
マスターピースならガガガはおろか、ガファガやジェネシックも出せそうなのですが、値段を考えれば、会社としても難しいところでしょうね・・・。(でもエクスカイザーだけなのは寂しいです。)