ごきげんようでござる!
2011年もあとわずか・・・
本年度はイロイロとありすぎて、拙者自身もクリスマスだ正月を迎える準備等できない主夫業に負われる日々でなかなかブログが更新できないでござる。
故に今回は販売日最速レビューを狙ってバンダイのスーパーロボット超合金・超竜神(スーパーロボット超合金、超竜神、5040円)を通販で購入したのでござるが・・・ いろいろと遅れてしまう要因があり本日に至ったでござる。 (笑)
さて、本品は2011年12月16日にバンダイより販売された非変形のアクションフィギュアでござるが、元ネタは1997年にタカラが展開した勇者シリーズ第8作の「勇者王 ガオガイガー」に登場したGGG所属のヴィークルロボ氷竜(G-05、DX左右合体RIGHT 氷竜、3000円)と炎竜(G-06、DX左右合体LEFT 炎竜、3000円)が左右合体(シンメトリカルドッキング)を行い完成した救助支援型の超竜神(G-04、DX左右合体 超竜神、6000円)でござる。
相変わらずライバル会社が開発した商品さえ、自社ブランドで製品化してしまう図太い神経でござるが、本家タカラの超竜神は劇中と同じ変形合体と商品ボリュームを押しにした商品だったでござるが、本品は合体機能を廃止してTVアニメ作画イメージを重視した商品でござる。
拙者のようにタカラ派の玩具コレクターの拘りでは複雑な商品でござるが、玩具メーカーに捉われないアニメファンにとっては当時の勇者ロボ最高傑作玩具に例えられる超竜神でさえ、劇中のイメージを再現できていない玩具だったので本品の登場を14年越しに待ち望んでいたかもしれない一品でござるな?
まあ、確かに当時のアニメ人気と玩具流行の流れは逆だったかもしれないでござるが、本品は間違いなく当時のアニメファンにとっては問題ない商品で、メタリック塗装の仕上げも許容範囲でござろうな。
何より、変形昨日は再現されていないものの左右に分割されたシンメトリカルドッキング構造による設計は販売予定の撃龍神(スーパーロボット超合金、撃龍神&SPパック+クライマー1、?円)との組み合わせを考慮したものでござろうな。
更に本品は交換用手首(右4種+左3種)及び胸部パーツ(ミラーシールド)3種の交換により劇中のアクションを再現できるでござるな。
確かに棒立ち状態のままだった本家超竜人の事を思えば少々クセの有る可動範囲でも十分魅力は伝わるものでござるし、別売りの専用台座(魂STAGE ACT.5、1365円)に対応した補助パーツが2個付属するので浮遊感の演出もバッチリでござるな。
ただ、拙者的にはパワークレーン&パワーラダーの収縮ギミックは延長パーツ交換方式であることが少々残念なのでござるよな?
大きさ的に収縮ギミックを仕込むのはプロポーション両立的に難しいのでござるかな・・・
まあ、その為に巨部パーツは通常状態の中型と腕の可動を妨げないアクション用の小型及びミラーシールド展開用の大型が付属するでござる。
ミラーシールド展開ギミックは再現される事が少ないので嬉しいでござるよな・・・
そして、パワークレーンとパワーラダーを外してダブルトンファーを再現できるのも嬉しいでござる。
トンファー用グリップを取り付けて握り手に交換する訳でござるが・・・
拙者・・・ 手首交換時に手首のボールジョイントを飛ばしてしまい探し出すのに3日かかってしまったでござる。 (笑)
いや~ 本品の欠点と呼べるか設計ミスと云うか、手首のボールジョイントは左右に1づつなので交換用手首にはボールジョイントが無い訳なのでござるよ、しかも硬くて手首パーツから外しにくくボールジョイントごと外れてしまい材質にも若干不安を覚えたりするのでござるが、何より部品が小さくて紛失が一番怖いものでござるよ!
本品の手首パーツはボールジョイントと一体化させた方が初心者にも優しい設計だと思うのでござるよな?
更に、固体差だと思うのでござるが、拙者の購入品は右肩のダイキャスト製ボールジョイントが恐ろしくユルユルでちょっと動かしただけで外れてしまう代物だったでござる。
おかげで、肩カバーも無くすはポージング写真を撮るために時間がかかるなど大変だったでござるよ・・・
無変形ゆえに写真撮影は数時間で済むと思っていた自分が甘かったでござるな。 (笑)
しかし、拙者的に一番評価したいのは大きさ的に再現されにくいメガトンツールのイレイザーヘッド(E-99)を付属させたサービス満点の劇中再現は嬉しいものなのでござるよな。
そう、まさかのイレイザーヘッド射出後の再現やイレイザーヘッド(E-999)の交換まで再現してくれるとは思わなかったでござるよ。
無論、E-999はサイズ的に付属の補助スタンドは使用するでござるが、本品の劇中再現度には恐れ入るでござる。
それゆえに、イレイザーヘッド保持には専用右手が付属し本体にもジョイント隠しのカバーが付属するわけでござるが、何故かパッケージ写真の様に上手に構えられず右手のジョイントも機能していない(?)本品が残念でならないでござる・・・
これはイレイザーヘッドのグリップと一体化になった左手首や右手ジョイント位置を変更していればよかったのではないでござるかな?
初心者にはちとキツイ商品でござるが、本品は対象年齢15歳以上のコレクター向け商品なので購入者を限定して設計されているのも事実でござるな。
動きを犠牲にして変形合体を特化させたタカラの超竜神は購入者を選ばず商品強度を高めた正反対の設計思想とは異なっているでござる。
しかしまあ、本年度のバンダイが展開する「ガ〇ダムA〇E」は大失敗しそうなので、巨大ロボットアニメを知らないお子様達には是非とも勇者シリーズを見てもらい新規ファンを開拓してもらいたいものでござるが・・・
もし、勇者シリーズが新しく製作されるとなるとバンダイ作品になってしまいそうなので怖いと思うのも本音だったりするでござるよな。 (笑)
これを応用して、いっそ超合金魂で完全変形合体可能な超竜神・撃龍神も出してほしいものです。
関係無いけど、今年のXマスは、超勇者復古烈伝のグレートマイトガインを安売り(ガンナー無し、9千円ほど)で買えました。
復刻版のグレートマイトガイインは未入手でござるが、来年くらいにはグレートマイトガインを紹介したいものでござる。
個人的には分離機構いらないと思いました。これあると変に分離形態の事も期待してしまうのですよね。
まあ、ネタ用や幻竜、強竜にできるよ的にみればいいんだけど・・・
これ買う人はやっぱ、タカラの玩具に相当不満があったって人が買う様なものでしょうかね。
そういえば管理人さんは琴武器屋さんのDスタイル勇者王シリーズはお持ちですか?(といってもプラモですが・・・。)
私は今月発売のDスタイル超竜神たのしみです♪
(SDながらビークルモードからロボットへそしてシンメトリカルドッキングまで再現された逸品です!組み替えだけど・・・OTL。)
唯一の欠点はイレイザーヘッドなどのオプションが無い点です・・・・・・(´・ω・`)
地方在住者ゆえに、なかなかコトブキヤ関係の商品取扱店に行けないのが最大原因でござるな? (笑)