オレンジ色 した~デカイヤツ~♪
力みなぎるハンマ~♪
魂震わす戦車だぜ~♪
ガンガンガンガガ~ン~♪ ちゅー事で今宵も「勇者王 ガオガイガー」よりガオガイガー(G-01、DX超人合体 ガオガイガー、7200円)をサポートする剛腕戦士・ゴルディマーグ(G-12、DX剛腕戦士 ゴルディマーグ、3000円)の紹介でござる!
勇者シリーズにおいて主人公勇者(1号勇者ロボ)は武器系サポート勇者ロボと合体する事によりパワーアップするでござるが、変則的な「勇者王 ガオガイガー」に置いても伝統は受け継がれている物の登場したモノが日本ロボットアニメ初とも呼べる・・・
ピコピコハンマーでござる!
いや~最初に見たときの衝撃は大きかったでござる。 (笑)
主人公ロボが巨大なピコピコハンマーを振り回す姿は変を通り過ぎて神々しさすら感じたでござるよ。 う~ん・・・さすがに黄金の破壊神の称号を持つ勇者でござるな。
そう・・・ このピコピコハンマーの制式名称は「グラビティ・ショックウェーブ・ジェネレーティング・ツール」であり、ゴルディオンハンマーと呼ばれているでござる。
見かけはピコピコハンマーでも、重力波を発生して敵を光子に昇華して消滅させる特殊ツールなのでござる、
その為に使用するガオガイガーにも多大な負担が掛かるので、ソレを解消する為に作られたのがゴルディタンクでござる!
そう・・・ あくまでゴルディオンハンマーの方が本体なのでござる。
彼の人口知能(超AI)はGGGの戦闘アドバイザーである火麻激参謀の人格をコピーしたもので、略そのままの性格まで受け継いでしまった超AIは、ゴルディオンハンマーの方に搭載されているでござる。
元々戦闘用に作られたモノではないので、武器はマーグキャノンしかなく頑丈さとパワーが特化したマルチロボなのでござる。
商品は付属のうまい棒・・・ 否、スポンジ製ミサイル(×3)を砲身に被せて、ピコピコハンマー(ポンプ部)を押す事により、空気式でミサイルを発射するでござる。
う~む・・・ 安全対策はバッチリでござるな。 (笑)
米国で販売するならば更にサウンドギミックが追加されたことでござろうな・・・
さてさて・・・ゴルディタンク(戦車)よりマルチロボに変形した姿が、ゴルディマーグでござるが、如何にも頑丈そうなデザインでござるが、ポーズが直立である為に劇中の豪快なイメージが伝わりにくいでござる。
まあ・・・背中にゴルディオンハンマーを背負った姿を忠実に再現しているだけに可動が制限されているのが勿体無いでござる。
そう・・・ ゴルディマーグ(マルチロボ)ではマーグキャノンは使えないので格闘戦のみで戦わざるを得ないでござる。
だから商品は可動により格闘戦ぽいポーズを付けてみたいのがファン心理でござるな。
そう・・・一介のガオガイガーのパーツの一部で終わりそうなものでござるが、余にも劇中で目立ちすぎ、おいしすぎるキャラクターと成ってしまったでござるよ。
では、別売りのガオガイガーと合体!
ゴルディマーグはゴルディオンハンマーとゴルディタンクに分離し、ゴルディタンクはハンマーコネクトと成るマーグハンド(右腕)に変形するでござる。
そう・・・ 合体により世にも奇妙なシオマネキを思わす、右腕肥大の左右非対称主人公勇者ロボが誕生したでござる。
う~む・・・ 圧巻というか何と言うか実に神々しいでござるな。
右腕の合体も、取り外したブロウクンマグナムも劇中同様にステルスガオーに取り付けられ余剰パーツ対策も完璧であり、合体腕部の回転軸は無いでござるが、取り付け部が8角である為に角度を変える事の出来る工夫が心憎いでござる。
しかし・・・商品はゴルディオンハンマーの御蔭で、右に傾いて立たせにくくなるでござるよ。
そう・・・重力には逆らえないでござるな・・・ (笑)
まあ、対処法としては左腕にディバイディングドライバーを付ければ少々はマシになるでござる。
しかし・・・ ハンマーヘルアンドヘブンを再現する為の釘(?)が付属しないのが残念でござるよ・・・
まあ・・・作品的に言えば、有無を言わせぬ冗談の様なデザインでござるが、ガオガイガー以後、主人公が銃器・剣以外の無意味にアホみたいな武器を携帯する事が増えたのも事実でござる。