ごきげんようでござる!
劇場版「TRANSFORMERA」および「トランスフォーマー/リベンジ」商品は過去のシリーズをリスペクトして設計されている商品も多いのでござるが、中には変形モチーフとキャラクター名のイメージが一致しない商品も多々あるでござる、2011年公開予定の映画「トランスフォーマー3(仮)」までの繋ぎとなる「トランスフォーマー・オートボットアライアンス」も劇中登場キャラの新設計および改良品や劇中関連のキャラクターおよび完全新規の玩具オリジナルキャラクターで展開が行われているでござる。
今宵紹介するオートボット・探査員、ハブキャップ(AA09、ハブキャップ、1575円)は赤いクラシックカーに変形する劇中未登場のトランスフォーマーでござるが・・・
一応、映画本編で語られたシーカーの一人だそうでござる?
商品は2010年に海外展開の「HUNT FOR THE DECEPTICONS」仕様のパッケージで日本語表記の説明書と商品名のシールを貼り付けたスカウトクラスの商品でござる。
なお、海外版との違いは確認できないでござる?
ふむ、過去の地球に訪れたトランスフォーマーゆえにクラシックカーである必然性は問題が無いのでござるが、何故に名前がハブキャップであるのかが疑問でござる?
そう・・・ ハブキャップ(C-57、ハブキャップ、500円)といえば、1986年に販売された黄色いポルシェ924ターボに変形するミニニボットの一人で、アニメ「超ロボット生命体 トランスフォーマー」本編に登場できなかった悲運のミニボットでござる!
しかも、オートボットに所属する赤いクラシックカーといえば、1994年に販売された「トランスフォーマーG2」のレーザーロッド商品のボルト(日本名 TRF-4、オートボルト、800円)が存在しており、ヴィークルモードもファイヤーパターンのマーキングがあれば似ているデザインでござる。
拙者も最初に本品を見たときは、G2のオートボルトをリメイクした商品だと思っていただけに何故にハブキャップ? の疑問の方が大きかったでござるよな。
しかし、ヴィークルモードはクリアパーツなどを使用していない商品でござるが雰囲気はバツグンでござる!
相変わらずスカウトクラス商品の完成度には関心するでござる。
ロボットモードのデザインは映画登場トランスフォーマーと比べるとデザインラインが異なるでござるが、雰囲気の良いロボットモードでござる。
う~む・・・ 指は5本指で作られているものの手持ち武器が一切ないデザインでござる。
いわばクラシカルなデザインと呼べなくもないでござるよな?
なお、顔のデザインはオートボルトとは似ておらず、どちらかといえばハブキャップの顔に近いでござるよな。
一応顔の塗装をオレンジで塗装する事によりハブキャップらしさを演出しているものと思われるでござる?
なお、ハブキャップの設定では、ブリムストーン(AA10、ブリムストーン、1575円)とはライバル関係にあり、地球の都市ドラッグストリップにて、路上の王者を名乗るブリムストーンを倒そうと考えているようでござる。
能力値は体力(9)、知力(6)、速度(7)、耐久力(8)、地位(5)、勇気(8)、火力(6)、技能(5)でござるが、武器系統は設定されていないでござる。
しかし・・・ なんだね~このひとはオートボットでは珍しいシーカーのはずなのに、オールスパークを探索しないでブリムストーンと路上の覇権を争うとは・・・
地球に来たシーカー達は本来の任務を忘れて本国には連絡も入れずに好き放題する能無しばかりでござるよな。 (笑)
なお、商品の可動範囲は広く、ネジ穴もデザインに組み込んだ造形であり片足立ちも可能でござる。
うむ、自立すら危うい劇中登場トランスフォーマーでは有り得ない接地性でござるが、これが本来のトランスフォーマーなのでござるよな。
まあ、強いて本品の欠点を言うのであれば、ハブキャップの名前の必要性でござる。
確かにロボットモードでは武器パーツが無い事や劇中に登場しない共通性もあるのでござるが・・・ そもそも、ハブキャップの名前を持つトランスフォーマーには1997年販売のレッカー車に変形するマシンウォーズ版ハブキャップ(日本未販売)だったりするのでヴィークルモードの共通点は無いのでござるよな?
しかしまあ、本品にはクリアパーツでなくとも剣系の武器が似合いそうなトランスフォーマーでござるな。 (笑)
値段も手軽でお勧めですね
G1のこいつはまったく記憶に残っていない
まあ、本品はファイヤーパターンを書き加えた成型色変更品でG2キャラの名前を継いだ商品が販売される事でござろうな。 (笑)
自分も光る剣持った赤い奴しか思い浮かんでませんでした。名前はまったく出てこなかったけど。
結構古いマシンのTFいるから、そういう世界観で話でっち上げたらいいのに。
もしこれがG2の赤い奴だったら同期の金色の奴もできそうかもね(笑)
しかしまあ、本品はリカラーの方法によっては、オートボルトやエフェクトロ、ファイヤボット、ホットロウ、グリーサー、ハブス、などのクラシックカー系トランスフォーマーの名が付けられるでござるよな?