トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

パワーアップが人気の秘訣ではない!

2009-01-11 17:43:58 | トランスフォーマー・ヘッドマスター

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ごきげんようでござる!

新シリーズに伴い、旧商品と切り替えが行なわれるのが、世の常でござるが、人気商品は断続販売されたり、仕様を変更して継続登場することも世の理でござるな。

ちゅー事で今宵は、1987年に「トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ」商品として販売された、サイバトロン通信員、ツインキャスト(C-116、ツインキャスト、2980円)の紹介でござる!

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本品は1985年に販売された、ブロードキャスト(38、ブロードキャスト、2980円)の成型色を変更し、胸部パネルの改良により、カセットボットを2体収納可能にした商品であり、ライオンに変形できるスチールジョーとバリアケース(カセットケース)をセットにして販売されたお買得な商品なのでござる。

そう! 本品は単品販売のスチールジョー(C-65、スチールジョー、680円)が付属するにも関わらず、販売価格が2980円とブロードキャストの販売価格と同じなのでござる!

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更に、スチールジョー単品販売でも付属していなかったバリアケースまで付属するサービス満点とも言える商品なのでござるが・・・

どうせなら、スチールジョーの同型の別人にしてもらいたかったでござるな。 (笑)

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しかし、本品は単品販売のスチールジョーと一部仕様が異なっており、シール処理されたカセットの模様の色合いや、メガザラック(D-93、メガザラック、6980円)の弱点を記したシークレットシールが貼付されていたりするでござる。

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また、付属武器パーツのペレット銃が金色から銀色に変更されているでござる。

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う~む・・・

折角銀色の武器パーツに変更され、日本限定販売なのでござるから、本体も銀色かライトグレーにして白いライオンで販売してもらいたかったでござるな。 (笑)

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まあ、スチールジョーの場合は、TVアニメ「ザ☆ヘッドマスターズ」に引き続き登場する為の措置と考えるべきでござるかな?

そう! スチールジョーは、サイバトロン側のカセットボットでは一番人気らしく、再販売の最も多いカセットボットなのでござる。

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そこで、↑の比較写真ではC-65版スチールジョーを用意する事ができなかったので、2006年に販売されたトランスフォーマー・コレクション版(TFC-21、ブロードキャスト、4725円)を使用したでござるが、TFC-21版はC-65版の再現ながら、シール処理のパターンが簡略(個体差?)されており、若干成型色の色合いも異なるような気がするでござる?

←側がTFC-21版で、→側がC-116版でござる。

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さて、ツインキャストは、劇中にてブロードキャストサウンドウェーブ(17、サウンドウェーブ、2980円)と相打ちになり、強化されWカセットデッキとして復活した姿でござるが、この設定は日本独自のモノであり、海外では販売されなかった色変えパワーアップの先人的な商品だったでござるな。

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しかし、本品はカラーリングが、からヒーロー的なに変更されたのでござるが・・・

玩具的な配色のツインキャストは、同一人物ながらブロードキャストの様な人気を持続させる事ができなかったでござるな・・・

そう・・・ 改名を気に芸風を変えて売れなくなった、芸人と同じでござるよ・・・ (笑)

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まあ、前の芸風の方が良かったとか言われるのと同じで、商品的なイメージでもブロードクアストの方が強かった訳でござるし、日本限定販売だったおかげで、人気が出るどころか同一人物の別カラーだったので海外での人気も高くない商品なのでござるよ。

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しかし! 商品的には、スチールジョーも付属するので、プレーバリューは高いハズなのでござるが・・・

いボディのままで販売したほうが、良かったかもしれないでござるな。

御蔭で、ツインキャストは、トランスフォーマーコレクションで再販されることなく、e-HOBBY限定販売の、フリップサイズ(65、フリップサイズ、5250円)のオマケ扱いで再販されたでござる。 (笑)

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さて、商品はWカセットに変更された事で胸板が厚くなり、貼付されているシールはブロードキャストと同じ物でござるから、胸部に貼られていたサイバトロンマークは左腕に移されているでござる。

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しかし、商品的なイメージは色以外感じないのでござる。

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したがって、Wカセット仕様でもいままでも良かったような気がするでござるが・・・

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いままでは新商品をアピールできなかったかもしれないでござるな。

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拙者としては別人で販売するのが一番良かったような気がするでござる。

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まあ、販売してしまったものを元に戻す事ができないので、日本版トランスフォーマーとして受け止めるでござるが、本品も明らかに販売戦略で失敗した商品でござる。 (笑)


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いや今度は成功になるよ。 (NAKATA)
2009-01-11 19:57:56
いや今度は成功になるよ。
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こんばんわraigerです。  「スチールジョーの同型... (raiger)
2009-01-11 22:06:45
こんばんわraigerです。  「スチールジョーの同型の別人」 「本体も銀色かライトグレーにして白いライオン」 私は赤ライオンかなぁ(笑)。    [同一人物ながらブロードキャストの様な人気を持続させる事ができなかった]  出番減りながらも3作連続して登場して、新規メンバーとの絡みがあったのですから、他の旧キャラクター比べて、人気はまだ、あった方でしょうこいつは。   「明らかに販売戦略で失敗した商品」  これの最大の失敗はアニメと顔が似ていないことでしょうね 。 肌色ぐらい似せてよ。 
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いろんな意味で失敗の「ザ☆ヘッドマスターズ」でご... (TF馬鹿一代。)
2009-01-12 04:28:36
いろんな意味で失敗の「ザ☆ヘッドマスターズ」でござるが・・・ 一番の失敗はセイバートロン星を崩壊させた事であり・・・ アニメ版シリーズ構成・脚本の藤川桂介が悪いのかもしれないでござるな。 (笑)
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惑星崩壊とかタOトーのやる事見たいです。まあ~... (キュウ)
2009-01-12 11:10:42
惑星崩壊とかタOトーのやる事見たいです。まあ~あそこは非常に崩壊バカリですけど。
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アニメの最終回でセイバートロンの再興とかいって... (raiger)
2009-01-12 13:41:20
アニメの最終回でセイバートロンの再興とかいっておけば、まだましだったんだけどヘッドマスターズ!藤川桂介ばかりが責められるけど、横山賢二と吉田竜也 のWプロデューサーさんも責があるとおもいますが...まぁ、当時の東映は星矢・戦隊・ビックリマンといった他の強力作品でもすごい猛威をふるっていましたけど。
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まあ、藤川桂介・作品は最後には理解を超えた未知... (TF馬鹿一代。)
2009-01-12 18:46:35
典型的な日本SFなので、まさかトランスフォーマーが25年も続くと思っていなかったでござろうな。 (笑)
単発のTVアニメでは藤川桂介作品は面白いのは認めているので、決して貶してはいないでござるよ!
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 色彩の変更はライバルと同じシークレットシール... (紅澪斗岨鍮兜)
2010-10-31 16:42:57
 色彩の変更はライバルと同じシークレットシール機構との調和のためでしょうか。 付属のカセットボットですが、VSZ以降にバズソーを供給する意味もあったそのサウンドブラスターと異なり、やはり銀の武器が似合うスチールジョーの色換えの新キャラがよかったと思います。結果論ながらe-HOBBYのツインキャストもフリップサイズとそれが同梱されてカセットロン同様メガザラックの別の部位を示せばとも…。
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紅澪斗岨鍮兜殿、拙者はe-HOBBY販売版はブロードキ... (TF馬鹿一代。)
2010-10-31 17:32:05
紅澪斗岨鍮兜殿、拙者はe-HOBBY販売版はブロードキャストの元となったラジカセロボ(青)のカラーリングで販売される事を祈ったものでござる・・・
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