ごきげんようでござる!
ブレストフォース4人目は、ゲパルト戦車(?)に変形する、デストロン軍団・ブレストフォース工作兵士、キルバイソン(D-333、キルバイソン、980円)の紹介でござる!
本品は1989年展開の「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV」商品として、単品販売と6体合体セット(D-335、ライオカイザー、5800円)の2種が販売されたでござるが、商品の仕様は同じでござる。
なお、本品は付属のシールを貼った状態でござる。
さて! キルバイソンのヴィークルモードは、当時の商品設定ではゲパルト戦車と記載されていたりするのでござるが・・・
ゲパルト戦車とは、独逸の自走対空砲(対空戦車)の事を指すと思うのでござるが、まあ似ていなくもないのでござるが、車体やら砲塔などなど細かい違いがあるので、ゲパル自走対空砲風戦車と記載すべきなのでござるよな。 (笑)
そう! ゲパルト自走対空砲ちゅー戦闘車両は、レーダーの配置方法等に特許を採っており、そっくり同じ物が作れず、日本の自衛隊にも似たような特殊車両は存在するものの、レーダーの配置箇所が異なるので、識別が楽な戦闘車両だったりするのでござる。
まあ、本品は著作権対策も兼ねて、デザインを変えているのかもしれないでござるが、ゲパルト戦車ちゅーネーミングも引っ掛かるのでござるよ。
しかし、本品はミリタリー色を出す為と、コンバットロン(D-69、ブルーティカス、5500円)のブロウル(D-67、ブロウル、880円)等の戦車系トランスフォーマーとの差別化を図ったと思われるので、玩具開発側のデザインチョイスは評価したいのでござる。
さて、本品は対空戦車としての最低限の砲塔の回転と対空砲の仰角可動ギミックは備えており、キャタピラはダミーでござるが、転がし走行は可能でござる。
悪のシンボルであるバイソンブレストは、車体下面(胸部)に合体しており、そのままでも転がし走行は可能でござる。
なお、キルバイソンのアニマルブレストはバイソン型のバイソンブレストで良いのでござるが・・・
拙者的には・・・ ゲパルト戦車なのでチーターの方が良かったのでは・・・ と思うのでござるよ?
そう! ゲパルトとは、独逸語でチーターの意味らしいのでござるよな。 (笑)
流石に、このネタはタカラも気がつかなかったのではないでござろうか?
バイソンブレストは、バイソンキャノンに変形し、翼は電気吸収板も兼ねているようでござる。
まあ、何故にバイソンとゲパルト自走対空砲が合わさったのか謎でござるが、おそらくは戦車=破壊活動=乱暴者=暴れ牛=バイソンの構図なのでござろうか?
さて、キルバイソンのロボットモードでござるが、両足は繋がっており、砲塔も背中じゃなく脚部に取り付けられているので、非常に宜しくない造形なのでござる。
なお、↑の写真は説明書の指示通りに変形させたパターンでござるが、実は砲塔を反転させる事により少々はマシになるのでござるよ。
明らかに↑のパターンの砲塔位置が良いのでござるが・・・
立たせるにはコツがあり、コチラだと、背中に重量が掛かり転等する場合が多いのでござるよ。 故に説明書では転等防止も兼ねた変形パターンなのでござるよな。
まあ、それでも体型は良くないでござるが、ドリルホーン(D-334、ドリルホーン、980円)よりもプロポーションは良いのではないでござろうか?
さて、キルバイソンの性格は、何時も動いていないと気がすまず、何かと言えば破壊活動に出かける暴れ者であり、破壊と殺戮に賭けては天才的な能力を発揮するデストロン兵士でござる。
しかも、気が触れたような危ない性格である為に、仲間も近寄りがたく、ヘルバット(D-331、ヘルバット、980円)を目の仇にするほど嫌っていたりするのでござるよな。 (笑)
う~む・・・ 蝙蝠と牛は天敵関係だったのでござろうか?
なお、キルバイソンの役割は、「工作兵士」とされているのでござるが・・・
工作兵とは、戦場にて橋を掛けたり、有刺鉄線を切ったり、塹壕を掘ったりするような役割なのでござるが、キルバイソンの性格を考えれば違和感を感じないでござろうか?
そう! 破壊の天才ちゅー事は、工作兵士ではなく、破壊工作兵か破壊兵の方が似合うと思うのでござるよ?
何故かブレストフォースの面々の役職は、キャラクターと少々のズレがあるのでござるよな?
なお、6体合体では右足を担当し、対空砲は取り外して、ライオカイザーの武器(ストライクミサイルガン)となるでござる。
因みに本品は、1992年の欧州展開では、サイバトロン所属のレスキューフォース(RESCUE FORCE・TANK、日本未販売)として成型色とシールパターン変更し、バイソンブレストと対空砲を削除し、新規設計によるマジックハンド(×2)を搭載した工作車両(?)として販売されているのでござるが・・・ 工作兵士の設定を考えれば戦車の平和利用は無駄じゃない改良になるのでござるよな?
まあ、欧州展開販売なので独逸からのクレーム対策も兼ねていたのかもしれないでござるな。 (笑)
この前セット売り当時品で6万の値段ついてました…。
ちなみにうちのキルバイソンさん、破損してしまって
痛々しい姿に…><
なんとか接着剤で補修…。。。
キュウ殿の言われる気持ちも解らないでござるが、嫌わないでくだされ、入手できるものなら入手したいのがコレクターの心情でござる。 (笑)
NAKATA殿、いままでコメントごくろうさまでござる。
コメントはわかりやすく日本語を勉強してから投稿してくだされ、以前警告したとおり、ネタにもならないウソの情報は了承しかねるので削除させていただいたでござる。
他のサイトの皆様にもご迷惑をかけないような投稿にこころがけてくだされ。
今まで投稿してくれた・・・NAKATAさんは結局荒らしだったのですかね?
NAKATA殿に最後のチャンスを与えるでござる。
拙者とて、一般人よりは其の手の知識は多いでござるが、専門家ではないので拙者が知らない事かもしれないでござるから、NAKATA殿の言われた60式対空戦車が存在するのであれば、証明されたし!
実在しない架空の戦車であっても、登場作品などなどを詳しく教えていただきたいモノでござる。
60式対空戦車が実在するのであれば、謝らせていただくでござるが・・・
返答如何によってはコメント差し止め所為にさせていただくでござる。