ごきげんようでござる!
「超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム」の日本展開に置いて一番心配された事はバルクヘッド(AM-10、バルクヘッド、4200円)の日本展開名が如何なるかだったでござる?
そう、「トランスフォーマー アニメイテッド」では劇場版「トランスフォーマー」のイメージに合わせるべく、アイアンハイド(TA-03、アイアンハイド、3780円)と改名され、マクドナルドとの連動企画によるプライム版デザインのバルクヘッド(マクドナルド×トランスフォーマー コラボストラップ、シェイクトランスフォーマー、非売品)も時期が時期だけに名前が伏せられた状態で配布されたでござるが、「トランスフォーマー プライム」の日本展開もバルクヘッドのままで展開するようになったでござる!
いや~、販売戦略上の日本展開名とはいえ、ややこしい名前でござるから、日本展開名を正当化せず今後の展開を考えれば修正し続ける事無く早々に直しておく方が正解と思われるでござる!
ちゅー事で、今宵は「トランスフォーマー プライム」より、ファーストエディション版オートボット警備員、バルクヘッド(ファーストエディション002、4410円)の登場でござる!
本品はテレビアニメ放送に先駆けて2011年12月に販売されたヴォイジャークラス商品でござる。
パッケージは海外版と同じデザインで、日本語表記シールが貼られており、日本語表記の説明書が付属するでござる。
バルクヘッド本体の成型色は海外版と異なり、メタリックグリーンで成型されているでござる。
なお、本品のパッケージ底面は紙製のディスプレー台に成っており、ヴィークルモードやロボットモードで飾る事が可能でござる。
元々の本品のパッケージはディスプレーケースを兼ねたパッケージでござるが、箱から出して更にディスプレー台が付属するというネタ被りと云うか、無駄と云うか、どんだけディスプレー性を重視しているんだと不思議に思えるパッケージデザインでござる?
日本的に見ればパッケージは元の戻すことを前提にした収納である事が多いでござるが、米国の場合はパッケージは捨てる文化だったりするので、こんな妙なパッケージが出来上がるのでござろうな? (笑)
さてさて、プライム版バルクヘッドのヴィークルモードはアニメイテッド版の装甲車と異なりSUVな訳でござるが、これは何故かプライムのデザインラインが軍事ネタが薄められており軍用車両が採用されていない事でもあるでござる?
まあ、SUVの場合は軍用車両として転用できそうでござるが、民間車でござる!
しかも、プライムの場合は実在のメーカー車をモデルにしている訳じゃないのでござるよな。
本品はヴォイジャークラス商品でござるが、ヴィークルモードでのギミックは転がし走行だけで、武器パーツであるレッキングボールが着脱できるだけの何とも言えない地味な仕様でござる・・・
しかし、地味とは言えヴィークルモードの質感や大きさを楽しむのであれば高年齢層向け商品の完成度はAM-10版よりファーストエディション版の方が優れていると思うでござるな?
なお、映画「バトルシップ」で見たようなデザインのレッキングボール自体にも何もギミックが仕込まれておらず妙な鈍器のままでござる。
せめて、紐でも収納してあれば面白かったでござるが残念でござる。
しかし、本品の醍醐味はロボットモードへの変形を楽しむ為のものでござる!
連動変形ギミックもなく少々複雑でござるが、細かく折りたたまれることで圧縮されたヴィークルモードより解き放たれるロボットモードの存在感は大きいでござるな。
ロボットモードのデザインは重量感あるドシっとした体型でアニメイテッド版のイメージをのこしつつ劇場版のアレンジを加えたデザインは妙に説得が有るでござる。
拙者的には問題ないでござるが、脚部外側にタイヤが露出し、内側にダミータイヤがあるものの未塗装状態だったり、胸部アレンジが劇中デザインと異なるので不満がる御仁も多いようでござる。
しかし、拙者的に本品のドア配置こそ劇場版を経験したからこそなしえた技術の継承の証だと解釈しているので好きなポイントでござるな。
更にロボットモードで手首を収納した状態でレッキングボール(バトルメイス)を装着する設計も地味ながら嬉しいでござるよな。
ただ、惜しむらくは・・・
ファーストエディション版ではキャラクター説明が一切記されていないところが不満でござるかな?
一応プライム版バルクヘッドの能力値は、体力(10)、知力(5)、速度(4)、耐久力(9)、地位(6)、勇気(8)、火力(7)、技能(5)で設定されており、大雑把で気さくな性格だが、感情が高ぶるりやすく基地の備品に八つ当たりして壊す事もあるそうでござる。
ちなみにうちのベーハー(とベーハーB)は、チェーンをステンレス製約13cmの物に交換したのですが、見事にワンちゃんみたいになりましたよ。まさに「バルク西郷」です(^^)