トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

銀ネジ

2006-12-13 21:46:54 | トランスフォーマー 玩具比較

C ごきげんようでござる!

本日は前回に続き、シルバーボルト、ネタでござる。

まずは、初代シルバーボルト(C-50、シルバーボルト、1980円)でござる。

C50vmC50vm_1 

初代シルバーボルトはサイバトロン初の航空部隊エアーボットの指揮官でござる。

C50C50_1 

C50_2コンコルド旅客機に変型し、仲間のエアーボット達と、スペリオン(C-55、スペリオン、5500円)に合体するでござる。

スペリオンは5人の意思が統合された別人格となるので、本体となるシルバーボルトの性格では無いでござる。

C50_3 シルバーボルトの性格は、勇敢で口数が少ない戦士であるが、実は高所恐怖症であり、部下の面倒見が良いという設定でござる。

TVアニメでの高所恐怖症を克服するエピソードはシルバーボルトを含め、エアーボットを語るうえで重要エピソードでござる。

しかし、商品の方は動かない!直立不動でござる!

否! 不動なら良いが、安定性が良いとは言えないでござる。 角ばったデザインはマ〇ン〇ボ風でもあるでござるが、シルバーボルトの真の力が発揮されるのは、他のエアーボットと組み合わせでござる。

C50_4 シルバーボルトは基地モードに変型して、カタパルトギミックにより、他の仲間を射出する事が可能で、スクランブルシティのメトロフレックス(C-70、メトロフレックス、4980円)と連結可能でござる。

はっきり言ってしまえば、単体ではキャラクター性以外魅力の無い商品でござる。

C50_5 実もフタもないでござるが、商品がキャラクター人気に追いついていない状態でござる。

ダイキャストを使用したボディも無駄に思えるし、手足のメッキパーツ、無駄な収縮ギミク等問題点は多いでござるな。

←の写真はパッケージ写真に有るように、エアライダー(C-54、エラリダー、880円)を乗せてみた状態でござる。

なお、海外ではG2版として、新武器を追加し、ブルー系のカラーリングで販売されているでござる。

Bw_5 そして、二代目のシルバーボルトでござるが、フューザー戦士のシルバーボルト(C-41、シルバーボルト、1800円)の様でござるが、実は、ビーストウォーズⅡで販売された、白頭鷲に変型するスカイワープ(C-27、スカイワープ、1100円)の海外名が、シルバーボルトでござる。

コチラのシルバーボルトは、マグナボスに合体する事もあり、航空担当の合体戦士と言う事で、前代の名前を継いだようでござる。 日本では、ややこしくなるので、改名したようでござるな(?)。

フューザー戦士のシルバーボルトとは同名の別人でござる。 まあ、日本版では二代目でも良いでござるかな?

Photo_1409 で、日本版では3代目に当るのが、マイクロン伝説のシルバーボルト(MC-08、シルバーボルト、1980円)でござる。

と言うのも、海外名はブラーでござる。

ブラーと言えば2010に登場した早口の戦士(C-79、ブラー1500円)でござるが、イメージが全く異なるでござる。

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Photo_1410 商品の特徴である、相棒のマイクロン、ターボ(海外名、インシネーター)とのエボリューションによりフライトモードに変型する事により、航空戦士の名前であるシルバーボルトの名を継いだと思われるでござる。

確かにブラーもスマートな戦士でござるが、イメージが余にも異なるので、日本版のシルバーボルトの名前は正解だと思うでござる。

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Photo_1413 商品の頭部はクリアパーツを効果的に使い、クールなイメージを出しているでござる。

しかし、細身なプロポーアションは良いでござるが、何故か可動範囲が狭いでござる。

イマイチ良いポーズが付けられないのが欠点でござるな。

Photo_1414 シルバーボルトのフライトギミックは他のマイクロンでは展開できず、相棒のターボのみの専用ギミックでござる。

なるほど、コレは面白いギミックでござる。

しかし、ミサイル発射ギミックまで、マイクロンを必要とする仕様は如何なものでござろうか?

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まあ、商品的には悪くないでござる。 彼がシルバーボルトを襲名した事により、本来名前を引き継ぐスーパーリンク版のスペリオン(SC-26、スペリオン、5500円)の胴体に成る戦士がアフターバーナー(海外名、ストームジェット)と名のならくなったのは皮肉でござるな。 海外版と名前が異なる弊害でござる。

しかし、ギャラクシーフォースにて、金型を改修して、ブラー(GS-01、ブラーVSバズソー、3980円)として販売された時は笑ったでござる。 コレはメーカー側のセルフパロディーでござるな。

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今回は日本版のシルバーボルトさんたちを紹介したでござるが、三者三様で面白いでござるが、共通している事は3人とも空を飛ぶ事が出来るサイバトロンでは貴重な戦士達でござる。 さて、次に販売されるのは如何なシルバーボルトでござるかな?


帰ってきたシルバーボルト

2006-12-12 21:16:13 | トランスフォーマー 玩具比較

BwbmBw 

ビーストウォーズに登場した、シルバーボルト(C-41、シルバーボルト、1800円)は狼と鷲のヒューザー戦士でござる。

Bwbm_1 ヒューザー戦士とは、2種類の異なった動物をスキャニングしたビースト戦士でござる。

通常のビースト戦士と異なり、2匹の動物の長所を取り入れる事ができ、優れた戦闘能力を発揮するキメラでござる。

が! おかげで、トンデモナイ姿になり、ゲルショッカーの怪人を彷彿としてしまうでござるな(笑)。

Bw_1Bw_2 

Bw_3 とても正義のサイバトロンとも見えない容姿の戦士が多い中、シルバーボルトは、まだスマートでサイバトロンぽい、と言えるでござる。

商品のギミックは尻尾を引っ張ると、翼が動き、翼のスイッチを押し、羽型のミサイル(フェザーミサイル)を発射する事ができるでござる。 また、このミサイルはボルトサーベルとして手に持つ事が可能でござる。 (ミサイルを振り回すのは個人的に嫌でござるが、コノ場合は羽型サーベルを飛ばすでござるな?)

特徴として腹部のチェストガトリング内に赤いパーツが目を引くでござるが、コレが後のスパーククリスタルの元祖とでも言えるでござるな。(実際にマキシマルズのマークが有るのかは、分解していないので解らないでござる?) 本商品には、シークレットエムブレムを使用しているでござる。

Bw_4 日本版の彼は、岩田光央氏が声優を勤めた為に、海外版とは異なる性格に成ったようでござるです!

おかげで、パタパタ犬、という愛称を与えられたでござるな。

しかし・・・ そんな彼が、彼が・・・

次回作であるビーストマシーンズで、トンデモナイ姿に転生してしまうでござる・・・ バカ殿でござる。 海外のデザインセンスを伺うでござるな。

Photo_1399 ビーストマシーンズ商品が日本で販売されないまま、ユニバース版(1980円でe-HOBBYより限定販売)が販売されたでござるが、

何故にデストロンカラー?

が、最初の印象でござる。 ユニバースの設定では、ビーストマシーンズ以後の別世界が舞台のようで、ユニクロンの驚異の為にプラマスが次元を超えて呼び寄せた戦士達の戦いとか?

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Bm_2 その際、召喚された戦士達は再フォーマットされ、別の姿に成ったり、カラーリングが変わったりする様でござるな。

そのカラーリングセンスが日本人には考え付かないパチモンくさいカラーリングでござる。 子供向けではない、アダルト志向のカラーリングだという説も有るでござるが、拙者はイマイチ好きになれないでござる。

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ユニバース版シルバーボルトは恋人のブラックアラクニア(日本名、ブラックウィドー、2500円で、e-HOBBYより限定販売)と共に召喚されたようでござるが、彼女は、ビーストマシーンズ版の姿でカラーリングを変えてデストロンに復帰(?)した様でござるな。

Photo_1402 一方のシルバーボルトは、メタルス版の姿でカラーリングを変えて復活(?)。 やっぱり、ビーストマシーンズ版は再販する気にもならなかったようでござるな(笑)。

商品は、他の商品の例に漏れず、シークレットエムブレムは廃止され、スパーククリスタル(?)にサイバトロンマークをプリントされた仕様でござる。

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しかし、何故にデストロンカラーなのか疑問でござったが、いよいよビーストマシーンズが日本でもビーストウォーズ・リターンズとして公開されて、納得したでござる。

Photo_1407  海外では、ビーストマシーンズ版シルバーボルトはオレンジ色系(?)のカラーリングで商品化されたようでござるが、日本版は、TVアニメに合わせて紫色のカラーリング(BR-10、シルバーボルト、1499円)でトイザらスより販売されたでござる。

そう、ユニバース版のシルバーボルトはビーストマシーンズのカラーリングを継いでいた訳でござるな。

このカラーリングには意味が有った訳でござる。 別にデストロン商品として販売される予定が急遽サイバトロンに変わった訳では無かったでござるな。

しかし、他の商品のカラーリングの元ネタが解らない者も多い事は確かでござる。

Photo_1408

カラーリングがココまで変われば別人でもオカシクないでござるが、まあ、やっぱりシルバーボルトを名乗るからには、銀色が望ましいでござるが、ユニバース版も実話、背中が銀色だったりするでござる。

ユニバースの物語は導入部しか解らないので、中盤以降どうなったのか、まったく不明でござる。


開けるに開けられないブリスターパック

2006-12-05 21:57:26 | トランスフォーマー・G2

拙者はブリスターパックが嫌いでござる!

ガサ張り、収納がしにくく、中身を出せばタチマチ値打ちが下がる!

そんなブリスターパックが拙者は嫌いでござる。

そんなブリスターパックなぞ、無くなってしまえーーーー!

拙者はブリスターパックを開ける派のコレクターでござるが、1つだけ開けられないブリスターパックがあるでござる。

それが、トランスフォーマーG2時期に海外で販売された、スコルピアでござる。

G2_1G2 

スコルピアは腕時計から、サソリ型ロボットに変型する、実用品トランスフォーマーでござる。 キャラクター設定とか不明でござるが、所属はオートボット(サイバトロン)の様でござる。 一種のスパイか何かでござるな?

G2_2G2_3 

商品の方は、デジタルウォッチとして使用でき、変型後はベルトより取り外し可能でござる。 (現在、電池切れ)

で、問題なのが、この商品が正規のトランスフォーマーとして分類されるか否かでござるな?

パッケージ裏を見るかぎりでは、5種類あるようでござるが、スコルピアとロボットに変型する、オートボットは過去販売されたことのないトランスフォーマー戦士でござるが、ガルバトロン、ウルトラマグナス、スペリオンは国内では、ウオッチボット(各、2800円)として販売された、変型?(スタンドアップ機能)するキャラクターウォッチで、ベルトより外せない仕様でござる。 どちらかと言えば、なりきり玩具の1種で、コミックなどでは通信機(?)として描かれていた様に思ったでござる。

ウオッチボットならキャラクター商品でござるが、オートボットとスコルピアは別カテゴリーでござるな? このスコルピアとオートボットも実話、タカラが以前ミクロチェンジ以外のシリーズで販売していた、クロノフォーム(?)というシリーズだった様に思うでござるが、資料が無いので詳細は不明でござる。

だから、ブリスターパックを開けてしまえば、刻印とか調べられるのでござるが、この商品1個のみ保有で、今まで他の現物を見た事が無い商品でござる。

拙者はパッケージは時代を知る資料と考えるので、貴重なサンプルでござる。

だから、開けられないでござる・・・

同じ物、否!同シリーズの商品でも有れば開けるでござる。 

ブリスターの形式も台紙の上に商品を置き、前後をブリスターで挟みこむ、サンドイッチ式で、しかも、周りを完全接着してる気密式だったりするでござるな。

開けるのなら、ブリスター表面の凸部の外側を上面を残しつつU字に切り込めば綺麗に開けられると思うのだが・・・ 開けられないでござる。

あーーーー! いと悔しいでござる。

ブリスターパックなぞ、この世から無くなってしまえーーー!


獅子の剣

2006-12-02 23:07:25 | 勇者シリーズ

ごきげんようでござる! 大阪の同士の薦めにより、ガン×ソードのDVDを借りて全話を観たでござる。

いや~面白い、実に面白いでござる。 噂には聞いていたでござるが、良いでござるな。

くはーーーー! 地方在住が呪わしいでござる。

で、本日はガン×ソード関係のフィギュアでも紹介したいところでござるが、ノータッチの作品だったために、全く関連商品を所持していないでござる。 あ~エルドラソウルのフィギュアが欲しいでござるな。

だったら強引に剣に変型するロボットを紹介するでござる。

Photo_1361 現在放送中で、メジャーな存在なのが、大剣人ズバーンでござるが、生憎、拙者は食玩版のズバーン(500円)しか保持していないでござる。

だから、今回は勇者シリーズより、宇宙剣士ライアン(DX、宇宙剣士 ライアン、3980円)を紹介するでござる。 

しかし・・・ズバーンは本年度のスーパーヒーロータイムに置ける唯一の良心でござるな?

Photo_1362 で、ライアンでござるが、彼は剣に変型する剣星人の一族でござる。

宇宙剣士と名乗るでござるが、彼自身が宇宙一の剣「ライオンソード」に変型するので、ライアン自身が剣を持ち戦う事がないでござる(?)。

まあ、彼ら剣星人が交互に変型して剣技を披露すれば話は逆でござる。 しかも、TVアニメ(勇者指令 ダグオン)ではファイヤーダグオン(DX 火炎合体 ファイヤーダグオン、6800円)の必殺武器として使われたり、ファイヤーエン(1、ダグテクター、ファイヤーエン、1350円)が使用する場合は等身大(?)に縮小するでござる。 

Photo_1364 このへんは、設定がいいかげんというか、トランスフォーマーぽいと言うか・・・

まあ、剣星人とは、使用者によりサイズを変えられる種族でござるかな?

商品の方は、なりきり玩具も兼ねているでござるから大型でござる。 しかし、剣が短い・・・ アニメくらい長ければカッコイイでござるが・・・ 短い・・・ これでは短剣でござる。 せめてパッケージ写真の気ぐるみファイヤーエンが持っているサイズだったら・・・

玩具にも銃剣法が有り、長さが決められているでござるかな?

Photo_1365 変型の為に短くなったのか? 安全性で短くなったのか解らないでござるが、安全性では刃の部分は硬質ゴム製でござる。 他の勇者シリーズの、なりきり玩具系の剣系アイテムでは長いものも有るので安全性では無いでござるか?

と、なると変形の為に刃の収縮ギミックを切り捨てたとかでござるな。

この商品には、胸部(ライオンヘッドのレリーフ)の目が光り、口を開いて吼える!というギミックを有しているでござる。 普通は脚部(握り柄)に電池を仕込むものでござるが、本商品は、変型の為に肩(鍔)に電池を入れるスペースを設け、電池フタも洒落た作りでござる。 そう、このライオンソード短い意外は完成度が高いでござる。 一見、片手で使う短剣でござるが、柄の部分が、子供用にしては少々太く、両手で握る長さになっていたりするでござるよ。 刃が長ければ完璧だったでござる。 コレは刃部を2段収縮にしたり。折たたみ式にするとか、別パーツで被せる形にできなかったでござろうか?

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Photo_1367 しかし、その分ロボットモードのプロポーションは非常に良いでござる。

TVアニメーシュン版と遜色がないでござる。

が! 残念な事に可動部分が殆ど無いのでポーズが付けられないでござる!

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残念!非常に残念!

幸か不幸か、コレが幸いして、恐ろしく接地性が高いでござる。

それこそ、阪神大震災級の地震が来ても倒れない!恐ろしいくらいの安定感に翼(刃部)がストッパーになり横揺れにも対応するでござる。

Photo_1369 食玩のズバーンと比べてもズバーンの方が可動部が多かったりするでござるが、安定感は断然勝っていたりするでござる。

しかも、背中のジョイントを使い、別売りのファイヤーダグオンに持たせられるでござる。 否! 持たせられるだけでござる。

大きさが大きさだけに、剣と言うより盾でござる(笑)。

しかも、持ち方が持ち方だけに剣の意味を成していないでござるな。

Photo_1370 否! この剣を使いこなしてこその剣客でござるな。

なりきり玩具と通常商品の連携は、ズバーン同様、無理が出るでござる。 

やはり今後、この手の商品が販売した場合、通常商品とサイズの合うミニチュアもセットで商品化するべきでござろうな。

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本当はライアンが剣を持てたら良かったでござるが。