想田和弘監督の観察映画『演劇』、10月27日に「第七芸術劇場」で上映!
今日は9月1日、今日から「おはら風の盆」が始まった。高橋治の感動の名作『風の盆恋歌』を読み、一度は訪れてみたいと思った「風の盆」。過日訪れたその風景は、今も心に深く残っている。
さて、8月4日(土)の我がブログで、「想田和弘監督がブログ『観察映画の周辺』に、近況として「東京で『演劇1』『演劇2』(観察映画第3弾、第4弾)のマスコミ試写が始まりました」と書かれていることを紹介した。その観察映画「演劇」は、大阪「第七芸術劇場」で10月27日に上映とある。想田和弘監督の舞台挨拶も予定されているようだ。
ただ、岡山の地では想田和弘監督の観察映画は、いままでは「シネマクレール」で上映されてきたが、まだ上映予定にアップされない。早く観たくて、うずうずしているのだが。
ところで、その想田和弘監督のブログ「観察映画の周辺」は、想田監督の近況や自らの映画に関わる話題はもちろん、原発や少子化問題などについてもその思いを書かれていて、いつも楽しみに訪問させていただいている。
その先月30日の想田監督のブログには、「同世代のノンポリ・モンスター、橋下徹について」と題して書かれていて、「なるほどそういうことか」と深く頷いた。それまで、様々に語られてきている「橋下論」だが、もっとも私自身納得がいった。
因みに、「参議院廃止、議員定数半減、首相公選制…。自分が日本を独裁するための制度を具体的に提案してきた人間は、たぶん橋下くんが初めてでしょう。それはあまりに突拍子もない、普通はあり得ない野望だし、本人はタレント出身だと軽く見られてるから、日本国民の大半が無防備だという皮肉」と書き出されている。訪問をオススメする。
「ハンバーグは残り二人分、お米も炊かないと」、昨日の畠瀬本店は大賑わい
今日から9月。時間の流れるのが早い。残暑もそろそろ和らいで欲しいものだ。いよいよ秋、嬉しい季節だ。ただ食欲の秋となると、また体重がと心が痛む。最近の体重計は壊れているのではと思うくらいに、数字がどんどん上がって表示をする。悩ましい。そろそろ本気で「鬼のダイエット」に取り組まなければと思ったりもするのだが。思っても、実行に移せないのが私の常だ。トホホ。
さて、昨日は所用があり、ランチは畠瀬本店で一人で食べた。カウンター席で、最も奥まった席だった。お店のスタッフのみなさんの調場での声もまる聞こえだ。
それにしても昨日はとても忙しくされていた。「これだけ動いたら間違いなく痩せる」、そんな超ハードな働きぶりだった。全くじっしている暇がない。そんな中でも、チームワークよく、かつ笑顔でお客さんと対応されていた。私などは、忙しいとどうしても不機嫌になるのだが。
ところが、昨日のような日ばかりではないとのことだ。店主さん曰く「2日前は、『もうお店を続けられないかも』と思うくらいに、閑散としていたんですよ」と。料理飲食のお仕事は、「水商売」といわれるだけあって、お客さんの変動が激しいし、どれだけお客があるか全く見込めないそうだ。
そんな日もあるようだが、昨日は「どうしょう、ハンバーグが残りは二人分のみ」とか「ご飯、いくら炊こうか」という声が聞こえてきた。畠瀬本店は私が美味しいものを食べて元気をもらうとともに、いつも癒やされるお店だ。いつまでも賑わっていて欲しいと願う。
「30代男性の非正規労働者の75.6%が未婚」という記事、ショックだ
先に「今春の大学卒業者約56万人のうち、正規雇用の職に就いた学生は33万人余。そして、ほぼ4人に1人にあたる12万8000人余り(約23%)が安定した仕事に就いていない」(8月27日発表の「学校基本調査」より)という調査結果を紹介した。
すると今度は、昨晩のネットで「30代男性の非正規労働者の75.6%が未婚で、正規労働者(30.7%)と2.5倍もの差のあることが厚生労働省が30日公表した調査結果(10年実施)で分かった。04年実施の前回の45.5%から6年で30ポイントも増加した。非正規労働者の経済的な不安定と、未婚化の進行が強く結びついている現状が明らかになった」(毎日新聞)の記事が目についた。
雇用の不安定は、経済的な不安定となり、結果未婚へとつながっていく。こうした方々の未来は決して明るいとは言えないだろう。心が痛む。やはり、正規雇用、終身雇用の労働政策を心から期待する。