昨日の雨を受けて畑の草抜き、朝夕各2時間も頑張って何とか作業を終えた
仕事をしていると、とてもシンドイこともあるが、その一方では辛さや哀しさを仕事をすることで一時的には忘れることができる場合もある。私も現役の頃、仕事に逃げたこともしばしばだった。
今は逃げる仕事はないので、畑仕事が逃げ場だ。今日は朝二時間草抜きをして相当に疲れたが、夕方また辛い気分を忘れるために必死で2時間草抜きをした。中腰での草抜きはお腹も出て無理なので、四つん這いとなってひたすら頑張った。
お風呂に入った時に、ひりひりするので見ると膝が赤くなっていた。心も弱いが、身体も軟弱だ。全てに切ない。
「陰陰滅滅」という言葉がある、今文字通り暗く気が滅入っていて深刻だ
以前公民館で働かせていただいていた頃、開館直後に館の玄関で来館されるみなさんをお迎えするのを常としていた。利用者のみなさんは、いつも笑顔だった。ただ、そんなみなさんもいつも嬉しいこと楽しいことばかりではなく、辛く悲しいこともたくさん抱えておられると感じていた。
かく言う私もブログにはいつも元気なことを書いてはいるが、しょっちゅう落ち込むことがある。今もそうだ。会議で何とも場違いな発言をして落ち込み、こちらからお願いしておきながら、要請された作業は遅々として進まず申し訳ないと落ち込み、大切な方を傷つけてしまったと落ち込み、まさに三重苦のさなかにいる。「陰陰滅滅」という言葉があるが、今文字通り暗く気が滅入っている。深刻だ。
昨日の歯科定期診察で、「Berry good!、歯年齢は30歳代」とお褒めいただいた
このところ「トホホ」の日々が続いてきたが、昨日は嬉しいことがあった。こうしたことがあるから、ともあれは前を向いて生きていける。その嬉しいこととは、昨日の歯科の定期診察で聞くことができた。
私は現役時代から歯については、半年に一回の定期のメンテナンスを続けている。まだそんなに年齢を重ねていない頃には、時には小さな虫歯もあったが、もう10年以上も虫歯もない。毎回の定期の診察でも、歯石を取り除いていただいて終わりだった。
さて、昨日は半年に一回の歯のメンテナンスの日だ。歯科衛生士さんが少しだけあるという歯石を取り除いていただき、歯周病対策として歯茎の健康度もチェックしていただいた。
そうした作業の後、歯科衛生士さんから「Berry good!!です」「歯年齢は30歳代の若さです」とお褒めの言葉をいただいた。もう前期高齢者の仲間入りをした身であり、身につくのは「お腹周りの肉」と「老人力」。そして、やせ細っていくのは財布の中身と頭髪という中では、歯が健康というのはとても嬉しい。私のわずかな残された人生の楽しみは甘いものを食べることだけなので。
しかしだ、好事魔多しと言われるが、昨日は携帯を忘れて出勤してしまった。電話をしたりFAXを送ろうにも携帯に入れている番号がわからない。不便この上なかった。また携帯に大切な電話は入っていないか、メールは届いていないか、心配して終日過ごした。やはり、トホホだ。
ただ、会議も終えて夜帰宅して携帯を見ると、メール一通入っていなかった。我が人生はそんなものだ。「トホホ」はまだある。今朝体重計に乗ると、またまた大きな数字が表示された。少しだけ涙が出そうだ。体重は何にも努力しないでも増えていく。ほかのものがそうであったらいいのに。