今日は彼岸の入り、墓参りをした後に久しぶりに社会復帰し終日動き回った
暑さ寒さも彼岸までと言われるが、今日は彼岸の入り。墓参りに行った。朝ゆっはめっきり涼しくなり、ジャケットが必要かなと思ったりもした。
そんな今日は墓参りを皮切りに、今日は終日バタバタと動き回った。まずはランチを兼ねて二日連続でエスプリへ。そして本を借りに県立図書館へ行き、少しだけ読書。今年の「夢づくり 県立図書館フェスタ」の中江有里の講演会の申し込みもした。
そして午後からは、我が法人の9月度全体学習会である「医療福祉生協連のいのちの章典(案)」学習会に参加した。その後少しだけ所用をこなして、軽い食事。夜は「おかやま・歌舞伎・観る会」の定例STAFFミーティングに参加した。久々の社会復帰であり、終日動き回っていささか疲れた。
そんなこんなで、今夜の10時30分を回っているが、やっとパソコンに向かった。今日のスケジュールの中で、何を書くべきか悩んだが、さすがに疲れていて頭が回らないので簡単にだけ書く。
さて、二日続いてのエスプリとなったが、今日は「かき氷・オアシス」を食べたいと言い友人がチョイスした。私はいつものバニーニ風サンドのランチセットとした。いつもながらに、このセットは美味しい。今日は店内のお花も変わっていた。心安らぐ時間だった。
映像作家鎌仲ひとみ著『原発の、その先へ・・・』を読んだ、心揺さぶられた
世の中は三連休中だったが、私的には珍しく日程が入っていなくて、仕事もたまっていない状態で過ごした。それでも、畑作業などには汗を流したのだが。そしてまた、その一方では、まさに「晴耕雨読」の時間を過ごした。幾冊のかの本も読んで過ごした。その中の一冊が映像作家鎌仲ひとみ著『原発の、その先へミツバチ革命が始まる』(集英社刊)だ。
鎌仲ひとみ監督作品としては、つい最近「内部被曝を生き抜く」を見たばかりだが、それ以前に「核」をテーマとして三部作「ヒバクシャ 世界の終わりに」(2003年)、「六ヶ所村ラプソディー」(2006年)、「ミツバチの羽音と地球の回転」(2010年)を世に問われている。
それにしても、鎌仲ひとみ監督のご著書は、とても論理明快で熱い思いが溢れていて、読み続けながら涙すら流れた。これだけ真摯に現実・「核」と向かい合いながら生き、かつ「みつばち革命」の可能性を信じて発信し続けられていることに感銘を受けた。 鎌仲ひとみ監督は著書の中で、「上映運動は『民主主義のエクササイズ』」と語られている。また、「見て終わりにしない上映会」を提唱されている。そして、「3%の人が変わったら社会は変わる。100人が100人変えなくていい」とも語られている。
まさに、民主主義の練習であり 目的を達成するためのメニューとして上映運動を位置づけて、ていねいに取り組まなければと、心から教えられた。私も改めて「核」三部作&「内部被曝を生き抜く」を、連続して見たいと思った。監督からは「『見たい』ではなく、『みんなと一緒に見よう』でしょう」と言われそうだが。心ある本に出会って、心が揺さぶられとてもすがすがしい気持ちだ。