滞納処分免脱罪の告発件数が増加

国税徴収法第１８７条関係（滞納処分免脱罪）
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kihon/chosyu/10/187/01.htm

　「週刊Ｔ＆Ａ master」２０１３年８月５日号によれば，滞納処分免脱罪の告発件数が増加しているそうである。

　話題のドラマの「半沢直樹」でも，「納税者又は納税者と一定の関係がある者が、納税者に対する滞納処分の執行を免れ、又は免れさせる目的で、その納税者の所有に属する財産を、隠ぺい、損壊その他財産の価値を減少させる等の行為」が行われていることから，おそらく本罪での告発，立件とつながっていくのであろう。

養子縁組の無効の訴え

毎日新聞記事
http://mainichi.jp/select/news/20130805k0000m040087000c.html

　不正に養子縁組の届出がされていたとして，養子縁組の無効判決が相次いで出ているそうだ。

　「ネームロンダリング」・・・ですと。言い得て妙である。

日経記事
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0504W_W3A800C1CC0000/

　こちらは，不正に２７人との養子縁組の届出がされていたとして，養子縁組の無効の訴え（人事訴訟法第２条第３号）の提起があった件。

　どんどん増えそうである。